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じっとしているのが苦手な5歳男児もピタリ! 魔法の撮影方法とは?《前編》
5歳の男の子といえば、個人差はあれど、やんちゃな盛り。
「うちの子は、じっとしているのが苦手で、なかなかいい写真が撮れなくて……」
というお悩みのママ・パパも多いのでは?
でも、もし、走り回っている子も、ピタッと足を止められる方法があるとしたら?
パッとカメラ目線をくれる方法があるとしたら?
それも「あ〜、楽しかった!」と言ってもらえる魔法の方法で。
今回ご紹介するのは、3歳の双子の男の子の入園記念の写真を、5歳の長男とママの4人で撮りたい! というご希望を叶えたお話です。
5歳・3歳双子の3兄弟たちの動きを止める5つの魔法
2023年4月。広い芝生の公園に、おそろいの制服姿の3兄弟が、赤いキャリーワゴンに乗ってママと一緒にやってきました。
「はじめまして、今日はよろしくお願いします!」
と、挨拶したのは家族・子ども向け出張撮影「fotowa」のフォトグラファー・MISATOさん。
![](https://assets.st-note.com/img/1692088368326-m88fNYjy0e.jpg?width=1200)
実はMISATOさん、元幼稚園教諭のキャリアの持ち主。ご自身もちょうど同じ年頃の2児のママで、子どものあつかいはお手のもの。予めママからうかがっていたお子さまの好きなものや一緒に遊べる玩具などの小道具をたくさん持参していました。
ママとMISATOさんが挨拶を交わす数秒で、3人の子どもたちはキャリーワゴンから降りて、公園に駆け出していました。
そんな子どもたちに目を配りながら、さっとママと撮影の進め方を確認すると、MISATOさんはさっそく子どもたちに話しかけながら撮影を開始。
ここから、MISATOさんの5つの撮影マジックがはじまりました。
1.まずは子どもたちのペースに合わせて
まずは、子どもたちとペースをつかむように、MISATOさんは、好きなモノ・コトの話を聞きながら自然な様子を撮っていきます。
落ちた花びらを気にしだしたら、
「花びら集めよう」
「集めて投げてみよう!」
と、お子さまの今の関心事に合わせて撮影していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1692088886984-aL9zl1Aqs0.jpg?width=1200)
2.次々「違う遊びの提案」で子どもたちを飽きさせない
子どもたちのペースに寄り添いつつも、次第にこちらから遊びを提案。
子どもたちの反応を見ながら、次々とあの手この手を繰り出していきます。
MISATOさんは、持参したアイテムも駆使して次々と以下を提案。
複数の丸い輪を芝生に置いて「ケンケンパ」
シャボン玉
風車
レインボースプリング
絵本
恐竜のおもちゃ
![](https://assets.st-note.com/img/1692088917648-qZki9zv42B.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1692088957107-SDwAOwCi84.jpg?width=1200)
3.お子様用の椅子を設置して「ここに座ろう」で足止め
続いては、子どもたちに「座る場所」を示して座ってもらうベンチ作戦。
DIYが得意なMISATOさんは、手作りの子ども用の小さなベンチを用意。
兄弟たちに「ここに座ろう!」と声かけると、子どもたちが寄ってきてくれました。
![](https://assets.st-note.com/img/1692089303500-5XYwJOPwd3.jpg?width=1200)
4.カメラ目線は「これな〜んだ!?」のクイズで笑顔もゲット
ベンチに座ったら、すかさずクイズ大会を開始。
カメラの上に絵が描かれたカードをかざして「これな〜んだ?」と問いかけると、目を輝かせて子どもたちが回答します。
「ライオン!」
「正解!」
クイズに答えるのも楽しければ「正解」も嬉しいので、カメラ目線をもらいつつ笑顔もゲット。
![](https://assets.st-note.com/img/1692089365871-heeHQBHhXt.jpg?width=1200)
5.「もぐもぐタイム」でリフレッシュ
わいわいたくさん遊んだら、飲み物を飲んだり、おやつを食べたり休憩も大事。
そのもぐもぐタイムも写真を撮る絶好の機会です。
![](https://assets.st-note.com/img/1692089420573-aQff6hND1z.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1692089441147-j19hWK5pR2.jpg?width=1200)
おまけ:おとなしい子には「大好きなモノ」をお守り代わりに
ちなみに、双子の次男くんは、おとなしく、人見知り気味。
無理せず、ひとりタイムを大事にしたり、事前にママから聞いていた大好きな恐竜のおもちゃをお守り代わりに渡してあげると、笑顔も見せてくれました。
![](https://assets.st-note.com/img/1692089469412-CIM7wQjjRf.jpg?width=1200)
こうして1時間の撮影の中で、3兄弟ひとりひとりの写真も、仲良し写真も、ママと子どもたちの親子ショットなど、笑顔あふれる写真をたくさん撮ることができました。
出張撮影だからできること
今回ご依頼のご家族。実は、3兄弟ともそれぞれに発達特性がありました。
お兄ちゃんは多動、双子たちは自閉。特に次男くんは、お話するのも苦手。
ご依頼くださったママからは、こんなお話をうかがっていました。
長男(5歳)は多動があり、じっとしていることが難しくて。
双子(3歳)は自閉があり、衣装に過敏になったり、慣れない環境だと、普段気にならないことも気になったり、泣いてしまうので、私(ママ)とのまともな写真が撮れなくて残念に思っていました。
そんな時に知ったのが、出張撮影「fotowa」でした。
遊び慣れたところで、自然な感じで撮ってもらえることや、発達にも理解があり、相談できると知って、fotowaなら撮れるかもしれないと思って依頼しました。
実際に、撮影終了後、ママと撮影したMISATOさんに感想をうかがいました。
感想は《後編》に続きます!
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