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アスリートの本気 VS カメラマンの本気 ~ゴールデンゲームズinのべおか 観戦記vol.5~

「アスリートが最高のパフォーマンスをするのだから、撮る側も最高の技術と感性でシャッターを切らなければ失礼」

私が憧れているカメラマン、松尾憲二郎さん(アフロスポーツ)のお話を伺ってから感じていることです。松尾さんの写真を見るたびに自分はどうなんだろうと自問自答してきました。
技術も機材もアマチュアの域内ですが、アスリートの本気を感じた瞬間に写し撮ったものをご紹介します。

速さが伝わるように撮りたい!

トップに持ってきたのは、5000mBの序盤。
観客席にいるオジサンたちが看板を叩いて声援を送っている。

1枚に収めようとしたらスローシャッターになりがち

意地と意地のぶつかり合い

レース終盤戦。抜こう、抜かれまいのせめぎ合い。熱い!

思い描いたレースプランどおりに行かない時もあるよね。

9秒間で何が起こった?

バチバチの競り合い!

5000mB 3250m付近~3350mすぎ
No.63 吉居大和(中大) VS No.54 鈴木芽吹(駒大)

5000mB 3250m付近~3350mすぎNo.63 吉居大和(中大) VS No.54 鈴木芽吹(駒大)2コーナー付近
電光掲示板のラップを見る吉居さん、吉居さんにノックオンした鈴木さん
後ろからの気配を察知
視線が絡む 二人のスピードが同じになった!
ひざ下の振れ幅に差! 加速する鈴木さん
形勢逆転!

鈴木芽吹さんがギアチェンジする場面!


観客にモザイクを掛けたくなくて、スローシャッター(流し撮り)を使いまくったGGN。

ホームストレートのほぼ中央に立ち、3~4コーナー付近から目の前を通りすぎるまでの9秒間、望遠500mm側から広角100mm側にレンズをズーム(回転)しながらの流し撮りです。

「カメラの動きと体の動きが同じになったところだけピントが合ってる」と思ってください。

左手でレンズを回し、右手でシャッターを押しながらながら、私自身も左から右に体を回転させていますよ。

そして1分後

1周後 3700m付近

冒頭の言葉を振り返る

「アスリートが最高のパフォーマンスをするのだから、撮る側も最高の技術と感性でシャッターを切らなければ失礼」

改めてこの言葉を振り返ると、、、、、反省点いっぱいの仕上がりでした。ISO感度の調整ミスだったり、筋力不足のズーム手ブレとか。

「次、失敗しなきゃいい!」と甘えの出る自分と
「次、ってあるのか?無かったらどうする!」と戒める自分。

アスリートってこんな気持ちなのかも、、、、と思うと負けちゃいられないですよね。がんばろ!


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