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【2024年9月分】みんなでおそなえギフトおそなえ・読経と発送のご報告
こんにちは、おてらぶ部長のひさよしです。
2024年9月分も、みなさまのお力添えでたくさんの「みんなでおそなえギフト」をご用意することができました。
今回はその「おそなえ・読経」の様子と発送のご報告になります。
奈良・海龍王寺
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今回、おそなえ・読経にご協力いただいたお寺は、奈良県にある真言律宗のお寺「海龍王寺」。海龍王寺は、天平3年(731年)、光明皇后《こうみょうこうごう》の発願で建立された「隅寺」が前身といわれている寺院です。
海龍王寺の創建と歴史
和銅3年(710)の平城遷都の際、藤原不比等は土師氏から土地を譲り受け、邸宅を構えた際、北東隅にあった寺院は壊さずに残しました。この寺院が海龍王寺の前身です。
不比等の没後、娘の光明皇后が相続し、邸宅は皇后宮となります。皇后は遣唐留学僧・玄昉が仏法をたずさえ無事に帰国することを願い、寺院の伽藍を整備しました。
天平7年(734)に玄昉が帰国すると、聖武天皇・光明皇后は最新の仏教や鎮護国家の基礎となる仏教政策を学んだ玄昉を重用し、内裏に近いこの寺院の住持に任じます。
玄昉が唐からの帰路、暴風雨に遭遇するも『海龍王経』を唱え無事に帰国を果したことにちなんで、寺号が海龍王寺と定められました。
このように海龍王寺は、安全な海外渡航のご利益があると伝わったことから、現在も旅行や出張など海外に赴く人たちが、安全祈願に訪れるのだそうです。
海龍王寺の境内
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表門を入り進んでいくと、右手に本堂、奥に西金堂があります。
西金堂には、国宝の五重小塔を見ることができます。
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小さいながら、ち密な五重小塔は、創建当時からこの西金堂内にあったとされ、天平時代の建築様式を用いて作られていることから、当時の建築技術や建築様式を今に残す貴重なものとなっています。
おそなえ・読経スタート
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ご本尊である十一面観音菩薩さまの前に、「おそなえギフト」を安置させていただき、おそなえ・読経がはじまります。
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ご祈祷いただくのは、海龍王寺 住職の石川 重元さん。
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お香の香りが充満した堂内に日差しが差し込み、荘厳な雰囲気の中で「観音経」を読経いただきました。
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読経の後には、石川住職にお話を伺いました。
石川住職
今回、拝みながら、品物ではなく「心」を届けているのだと感じました。
仏さまの心はじめとして、プロジェクトに参加くださったお客さま、郵送してくれる運送会社の方、関わっている人みなさんの心をお届けしたい。私はおそなえ・読経としてその役割をいただいたと思っています。
また、受け取った方も、そのように心がこもったものを受け取っていると分かっていただければ、大変な環境でもきっと安らげる瞬間が訪れるのではないかと思います。
おてらぶメンバーによるお手紙の会
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今回もおてらぶメンバーで「お手紙」を書かせていただきました。おそなえギフトひと箱ずつに、想いを込めたお手紙を入れて発送させていただきます。
2024年9月度の発送数は85箱。おかげさまでプロジェクトには毎月たくさんの方が参加いただいています。これからも困難を抱えるひとり親家庭へ、1箱でも多く「おそなえギフト」をお届けできるように、みなさまのご参加をお待ちしています!
あなたの気持ちが悩みを抱える
家庭の力になる みんなでおそなえギフトの会
月1口 ¥100(+8% ¥108)
「みんなでおそなえギフト」ではプロジェクトに共感いただき「おそなえ・読経」にご協力いただく寺院さまを募集しています。
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