わたしがわたしをいちばん大切にする、という、自分との約束(Engagement) vol.3
vol.2の続きになります。
もしよろしければこちらからご覧下さい*
常に人の顔色を伺い、他人軸で、自分を大切にして生きてこられなかったわたしは、
もう何事も他者のせいにすることなく、
いついかなるときも自分自身を大切に扱う選択を優先する、
という思考と行動を採用することに決めました。
では、そのためにまず一番最初に必要なことは何でしょうか?
それは、自分自身の本音に常に耳を傾け
ほんとうの望み
心の奥底のきもち
過去の感情……すべてを 自ら掬い上げ、
一度、受け止めてあげること。
認めてあげることでした。
大切な子どもを、そっと 抱き締めるように……。
あの頃のわたしのように、
心の安らぎを得られない理由を
自分の外側(他者や環境)ばかりに見出してしまう人は、
自分自身の心の声を聴くことを忘れてしまった方が多いです。
それはなぜか?
大抵の場合、抑圧の原因は子供の頃
家庭環境にあると言われています。
この記事をご覧くださっている方は耳にしたことがあるかもしれませんね。
わたしたちの心の奥底には、
インナーチャイルドという『小さなわたし』が存在しています。
〇〇だからこう振る舞うべき、〇〇と感じてはいけない、
〇〇と考える自分はダメだ……などといった
思考による抑圧の下に押し込められた、
等身大の自分。
子供時代に愛を得られず、
置き去りにされ、成長できなかった子供の心……と
表現されることもありますが、
わたしは、インナーチャイルドとは
誰かのためではなく、愛されるためでもなく、
自分の本心で生きている
自由で創造的な自分のことだと感じています。
母との関係、父との関係、家族内での立ち位置、役割……。
幼い頃に子供らしく振る舞うことを許されなかった
=大人の感情のケアをしたり、
家庭内の雰囲気のバランスを保つために立ち振る舞わなければならなかった子どもは、
自分自身の本音を抑えつけ
インナーチャイルドの声を無視して
生きざるを得ない状況でした。
かつてのわたしも、そう。
そんな人たちが、
誰よりもまず自分のことを大切にするために
これからしていくことは、
インナーチャイルドの声に耳を傾けて
自分自身の本音、本心を尊重する習慣をつけること。
自分はどのようにあっても愛される。
その安心感に至るには、
自分で自分を愛するという意思と行動を積み重ねていくことが
不可欠なのです。
少し耳が痛いかもしれませんが……
わたしが、わたしを愛せていないから。
わたしを愛してくれない人の、この心が傷つくような言動を受け容れて(許して)しまう。
対人関係による傷つきから生じる苦しみは、
傷つける側の人間を受け容れる
わたしたちの方から始まっているのです。
その事実を踏まえた上で、
愛の循環が起こる豊かなパートナーシップ、人間関係を
育んでいくために
『わたし』を愛する練習をはじめましょう。
次の記事では、
自分を愛する=尊重する練習をするために
以前、わたしが使っていた方法について書いていきたいと思います♪
つづきます*