肩関節の機能解剖学と上半身運動連鎖〜屈曲・外転時痛の治療的評価〜【サブスク】
肩関節屈曲動作に作用する筋肉肩関節屈曲動作の主動作筋と拮抗筋は以下になります(図1)。
図1 肩関節屈曲動作に関与する筋肉
(三角筋、棘上筋、大胸筋鎖骨部、上腕二頭筋、烏口腕筋、大円筋、広背筋を記載)
肩関節屈曲0°〜50-60°では、烏口上腕靱帯、小円筋、大円筋、棘下筋が制限因子¹⁾として挙げられています。
肩関節屈曲60°〜120°では、肩甲帯の上方回旋の運動が大きくなり、僧帽筋や前鋸筋が活動します。
肩関節屈曲120°〜180°では、三角筋、僧帽筋下部繊維、前