格闘ゲーム コントローラー持ち替え挑戦記(1)アケコンからキーボードへ

(個人的)格ゲーの年になるか?レバーレス挑戦

思い出深いアーケードコントローラー

僕はゲームセンターで格闘ゲーム(ストリートファイター2)を知り,遊んできた年代のおじさんです.ゲームセンター,いわゆるアーケードゲームの操作は,左手でレバーを持ち,そのレバーを操作してキャラクターを動かすという方式が主流でした.

去年,友人と遊ぶためなどの理由で久しぶりに格闘ゲームへの挑戦を再開.PlayStationやNintendo Switch などの家庭用ゲーム機にはコントローラー(パッド式)が付属していますが,僕はPC版のゲームを買ったので,ゲームセンターでよく遊んだレバー式コントローラー(通称アケコン)の家庭用版を購入しました.

気が付けばレバーレス

パッドとアケコンの他に,格闘ゲームのプレイヤーに人気のあるコントローラーとして,レバーレスコントローラーがあります.「レバーレス」の名前の通り,キャラクターを動かすためにもボタンを使います.

レバーレスコントローラーは,特に日本ではプロの格ゲープレイヤーが使用して大会での好成績を残したことから注目されて,購入したという人が増えました.僕はコントローラー選びの際に,「アーケードでレバー式に慣れている人は切り替えが大変」という評判を参考にレバーレスではなくアケコンを選びました.でも,レバーレスって面白そうじゃないですか?(そう思うのはレバーに慣れた世代だからですが)

今年6月には,ストリートファイターシリーズの新作である「ストリートファイター6」が発売されます.それに向けて,僕もレバーレスコントローラーに挑戦することにしました!

とりあえず(?)キーボード操作

本格挑戦の前に

さて,レバーレスコントローラーに挑戦するにあたり,いくらか考えることがあって,僕が決めたのは「DIYで自作レバーレスコントローラーを作る!」ということです.この経緯については次回あたりの記事で書こうと思いますが,その前段階として,PCについているキーボードをコントローラーにしてゲームを操作してみよう!というのに今週から挑戦します.

アケコンユーザー,キーボードの感触を記す

PCでFPS系のゲームをやっている人にはおなじみかもしれませんが,キャラクターの移動にレバーや十字キーでなくボタンを使用するという仕組み自体はキーボードでも行うことができます.ゲームセンターでしかほとんど見かけないレバー式よりも,むしろそのほうが慣れている人も多いかもしれません.こういう機会はそう何度もないと思いますので,アケコンユーザーから見たレバーレスの操作について,上達(あるいは挫折?)の記録を残していこうと思います.

最初の一歩 上下入力の位置関係

レバーレスコントローラーを初めて使う時にまず戸惑うとすれば,当然ながら「移動にボタンを使う」というところでしょう.特に,格闘ゲーム用のレバーレスコントローラーで一番の特徴は,「上下左右のボタンが方向通りには付いていない」という点です.左手によるキャラクター操作は,親指で上方向,中指で下方向のボタンを押すのが一般的です.ということは,位置は下のようになります.

←↓→
  ↑

直感的には,上下のボタンが逆についています.下側にある親指のボタンが上で,上側にある中指のボタンが下.それならそれで全部逆ならいいのですが,左右はそのまま左右の入力になります.

上じゃない,ジャンプだ!

この難しさを受け入れるためにまず意識したのは,「↑キーはジャンプボタン」という(本当は違いますが)認識です.
これも,FPSプレイヤーにはおなじみらしいのですが,前後左右の移動はいわゆるWASDキーで行い,それとは別にスペースキーで「ジャンプ」ができるようになっているゲームが多いとのこと,また,考えてみれば,僕の世代では「ファミコン」の頃から,スーパーマリオなどは(右手ですが)ボタンでジャンプしていました.
格闘ゲーム(特に2D式)における↑入力はジャンプ動作になるのが一般的です.ですので,「これはジャンプ!上じゃなくてジャンプ!」と言い聞かせることで第一の関門をとりあえず突破したのでした.

もちろん慌てていればそんな意識は吹っ飛んでしまうので,突破といってもまだまだ習熟は必要なのですが,まあそれは今後の話.レバーレス初日の成果としては十分かと思います.

ということで,自分の頭の整理も兼ねて,アケコンからレバーレスに移行したい人向けのコツを書き残していけたらと思います.がんばる!

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