[秋の薬膳ビューティレシピ]きのこのアヒージョ
朝晩の冷え込みが強くなり、冬の気配が近づいてきました。
身体の乾燥が気になるだけでなく、免疫の低下も気になる時期です。
秋におすすめの食材・きのこ
きのこ類は気を補う作用、血を補う作用ともに優れており、免疫力アップに有効です。高血圧、高血糖の改善にも良いとされています。
特に補気作用に優れているのは椎茸で、消化機能が低下している時におすすめです。
舞茸は五臓全てを補うので是非積極的に取り入れていただきたいきのこです。
その他、しめじやマッシュルームは補血作用があり、貧血や腰痛・肌荒れに有効、エリンギは身体を潤すので秋冬の乾燥に対応してくれます。
秋におすすめの薬膳レシピ「きのこのアヒージョ」
[ 材料 ]
きのこ類(椎茸・舞茸・しめじ・マッシュルーム・エリンギなど) … 両手いっぱい
オリーブ油 … 適量(1/2カップ程度)
にんにく … 1かけ
塩 … 小さじ1/2~1
ローリエ … 1枚
[ 作り方 ]
(1)きのこは石づきを取り、手でほぐします。椎茸やマッシュルームはスライスします。※加熱すると縮むので、スライスするときは実際に食べたいサイズよりも大きめにします。
(2)鍋にきのこ・ひたひたになるぐらいのオリーブ油・にんにく・塩を入れ、火にかけます。
(3)沸騰する前に弱火にし、そのまま15分ほどじっくりと火を入れます。
(4)火を止め、鍋の中で冷まします。
[ 保存する場合 ]
保存瓶に(4)とローリエを入れ、しっかりと蓋を閉めます。容器に入れる時は、オリーブ油にきのこが完全に浸かっているようにしましょう。空気に触れている部分があると、そこから傷んでしまいます。
料理のつけあわせ・パスタの具・ピザのトッピングなど、応用しやすい常備菜になります。
この記事を書いてくれた人:古橋 智子(漢方・薬膳・保存食講師)
漢方上級スタイリスト、養生薬膳アドバイザー、中国茶アドバイザー、かんぶつマエストロ。薬日本堂漢方スクール、長谷園 東京店 igamonoなどで講座を担当。20代より保存食作りに親しみ、数々のレシピを考案。素材の旬だけでなく、一人ひとりの体質や体調に合った保存食を提案したいという思いから漢方、薬膳を学ぶ。
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