Webデザイナー入門におすすめ!! みんなで使える勉強本【第2弾】
デザインの勉強と言っても、何から始めてよいのか悩ましいですよね。ツールなどの知識は比較的習得しやすいものの「デザインを見る目」ってどうやって養ったらよいのでしょうか。
というわけで、その第2弾をお届けします。
今回は社内の他のデザイナーさんのおすすめも交えながら、デザインの見方を学べる勉強本をセレクトしてみました。
01. 鬼フィードバック デザインのチカラは“ダメ出し”で育つ
デザインのクオリティは、客観の目を入れることで上達するものですが、こちらはそんなフィードバックの事例を掲載した一冊。対話形式で赤入れ~ブラッシュアップの過程が紹介されており、ダメ出しへの耐性や研鑽のための引き出しを養うことができます。上司や先輩のいない方には嬉しい。
02. 進化思考――生き残るコンセプトをつくる「変異と適応」
「変異と適応」という観点で創造のメソッドを紹介。アイデアの発散と収束に近いでしょうか。「変異」が包括する変量/擬態などの9つの視点、「適応」が包括する解剖/系統などの4つの視点を生かすと、デザインの発想や考察が楽しくなるのではないでしょうか。思考力向上におすすめ。
03. イメージをパッと形に変えるデザイン大全
印象理解に役立つ一冊。例えば「透明感のある」「洗練された」「ポップな」などの印象を生み出す手法としてどんな一手があるのか? 写真/配色/フォント/レイアウトの観点から解説しているのでデザイン制作に実用的。デザインの具体化に悩む人におすすめ。
04. あるあるデザイン
「丸インパクト」「さんかく散らす」「フレームずらし」など、デザインでよく使う手法を豊富な作例とともにワンフレーズで紹介したレイアウトフレーズ集。レイアウトの「あるある」パターンを身につけるのに最適な一冊。必殺技風のフレーズにまとまっているから楽しく学習ができます。
05. っぽくなるデザイン
あるあるデザインの姉妹本。「ファッション誌っぽく」「アウトドアっぽく」など、デザインでよく使うレイアウトについて、っぽさを演出するためのポイントを解説。誌面レイアウトを作るときにおすすめ。
06. けっきょく、よはく。
デザイン四原則にも通ずる話ですが、レイアウトを整理するうえで「余白」の使い方が重要であることに気づかされます。効果的な余白の使い方のアイデアをビフォー&アフター形式で紹介。ゴチャついたデザインに抜け感があってメリハリが生まれて心地よくなりますよ。
おまけ
第1弾で取り上げた中からも、おすすめを採掘してご紹介します。
デザイン入門教室[特別講義]
情報整理、グリッド、版面&余白、重心、比率、写真や文字の扱いなど、基礎的なデザイン力を身につけるのに役立つ一冊。
赤ペン添削でわかりやすい! 選ばれるデザイナーへの道
鬼フィードバックと同じく、デザインレビューにおける「添削」の事例を覗き見れる一冊。
さらなる続きはこちらで。
まとめ
みなさんの周りで話題の本はありましたか?
活用できるポイントを探して、デザインのクオリティアップに活かしていきましょう。最後まで読んで頂きありがとうございました。