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【行ってきました】ようこそデザニャーレ

こんにちは、nagamです。
なかなか寒くならない間に秋のカフェメニューが始まっており、気が付けば終了間近で慌てている最近です。マロンだとかキャラメルだとかホワイトチョコだとか……好きなものがたくさんなので妥協するわけにはいきません。

話は変わり、先日、井の頭自然文化園に行ってきました。
昨年はアドベンチャーワールドのパンダに会いに行く旅をしたり、今年は鳥羽水族館のラッコに会いに行く旅をしたり。
もしかしたらどちらかといえば動物が好きなタイプなのかもしれないと思い始めてきました。そういえばアイコンがカワウソだ。

今回、そんな自分が井の頭自然文化園に向かったのは、園内の動物たちに会いに行くのではなく(でもモルモットには絶対に会わねばと思っていました)、資料館で開催されている4園連携特別展示『ようこそデザニャーレ』が目的でした。

4園とは、都立の多摩動物公園・上野動物園・井の頭自然文化園・葛西臨海水族園のことだそうです。

ようこそデザニャーレ

みなさん、都立動物園・水族園にはデザインを担当する専門スタッフがいることを知っていますか?園内で掲示している解説パネルや配布している案内パンフレット、講演会のちらし、クイズシート、ギフトショップの商品など、園内ではさまざまなデザインされたモノたちを見ることができます。これらには生きものの魅力をよりわかりやすく、より楽しく伝えたいというスタッフの想いが詰まっています。

東京ズーネット イベントページより引用

>デザインを担当する専門スタッフがいることを知っていますか?
……知らなかったです・・・・・・!

短絡的ですがスタッフさんといえば飼育員さんや売店スタッフさんしか頭に浮かばず。
かわいく且つ見やすくてわかりやすい園内マップだとか、ついそのデザイン自体が欲しくなってしまうチケット(年間パスポート)だとか、専門のスタッフさんによってデザインされたものだったんですね。

会場はデザイン室(通称デザニャーレ)という設定とのことで、制作物がただ展示されているだけでなく、作業工程を覗くこともできました。
※展示には一部外部のデザイナーさんや職員さんがデザインしたものもあるそうです。

エントランスではとうだしぼうや(ニャーヤ)がお出迎えしてくれます
イベントチラシの書体選びの過程。フォントの違いで受ける印象が違いますね

特に印象的だったのは、動物イラストへの担当者による具体的な修正指示。
「しっぽを長く」「目の位置を前に」など。デザインに載せたい動物の種類がほかの種類になってしまわないように、動物園・水族園だからこその専門的な修正指示が多くみられました。
こだわりの過程を隅々まで楽しむとともに、自分が作業する上でのこだわりの重要性も学ぶことができました。

冬毛のニホンザルにはもっと顔を赤くする指示が🐵!
図鑑を確認という指示も

壁面にはグッズやポスターなどの完成したデザインがたくさん展示されていて、壁面だけでも十分見ごたえがあります。

実はこのデザニャーレ、当初は2024年9月1日(日)までの開催だったものが、2025年1月13日(月・祝)まで延長になりました。
夏にタイミングを見つけれず危うく逃すところだったので、本当にありがたい延長でした!

展示をみたあとは、せっかくなので園内の掲示物を中心に見て回り、
モルモットももちろん堪能して帰りました(かわいい!!!)

「おどろき」から守りたくなるうさぎの表情

デザニャーレの公式サイトでも、アーカイブや会場VRで展示を楽しむことができますが、ぜひぜひ現地に足を運んでみてください。
井の頭自然文化園の入場料のみで資料館にも入ることができます。

帰りに園内でお見かけした、おそらくご家族と遊びに来ていたのであろう女の子のミュージカルばりの「動物園ってたのしい~~!!」の歓声も展示に負けずとてもよかったです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ようこそデザニャーレ
場所:井の頭自然文化園 資料館
時間:9:30 〜 16:30(最終入園16:00/月曜日休園)

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