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コミュニケーションを食べる(4/10)江本
いま出逢えて本当によかったなぁと思う小説がありました。実用書などより物語から学びとることが多いです。ネタバレしたくないので、タイトルやあらすじは伏せますが、特に印象的だったシーンがありました。ピアニストを目指す女の子が、ピアニストになりたいんやー!と宣言する時の言葉(もちろん本編は関西弁ではない)。
「ピアノで食べて生きていくんじゃない」
「ピアノを食べて生きていくの」
あー。
イベント登壇するよ!というと「コミュニティの話って、なにを話すの?」と言われたり仕事の説明をすると「それで食べていけるの?」と言われたり。
確かに、みんなの前でなんの話をしているのだろう。今のままでは当然食べていけないだろうとも思う。でも、うーん、これがいいんだよー。これでいきたいんだよー。と歯がゆかった。だからこの台詞のピアノをコミュニティに置き換えたとき、ものすごく安心した。
コミュニティで、食べていくんじゃない。
コミュニティを、食べていく。
最近はもっぱら、じぶんが求められていることって場に対するコミュニケーションだなぁと思うから
コミュニケーションを、食べていく。
かもしれない。コミュニケーションを食べて生きています。うんうん。そんな感じ。
4/8(日)えぶり号イベント@Tsukuba Place Lab
先日EVERYDENIMのプロジェクト えぶり号が出発しましたね。
47都道府県を巡る旅が始まってから最初のトークイベントはTsukuba Place Lab。今週から始まる彼らのオンラインサロン「えぶりシティ」でわたしは都市計画課課長として関わっています。まさかの中間管理職!
特に指示はなかったんですが、この日は行っといた方がいいだろうという確信と、1日空けてたから早めに行って作業でもしようと思い普通にLabを利用。Labに行くと型抜きをするというマイルールに従い、型抜きをしていました。
(型抜きへの情熱はこちらからウォッチしてください)
ノールックパス、オーケー?
イベント開始1時間ほど前からどたどたと到着するえぶりシティの面々…!事前打ち合わせが全く無い様子。イベント内容を登壇者ですら何も知らないまま。そのとき!わたしは型抜きにチャレンジしつづけた!が、さすがに背後が気になるし、たぶんだれも何も決めないからほりしー、ぴりぴりしてそーと思ったのでちょっと動いてみた。
(型抜きは惨敗)
(トークはEVERY DENIM兄弟と共に日本一周するLEBECCA boutique 赤澤えるちゃんをゲストにほりしーが司会)
するとなぜかLabのスタッフと間違えられてイベントのタイムラインを聞かれる。それなりの説得力をもって適当に答える(ちょっと間違ってたけど。ごめんなさい)。靴箱に靴を入れる。椅子がなかなか埋まらないので座ってと促す。写真こっちから撮った方がいいんじゃない?と(本当の)Labスタッフに囁く。
完全にいちスタッフでした。最近イベントは主催者か登壇者だったので、脳がぎゅんぎゅん働くこの感覚は久しぶり。
ああー、温度どうかなー
このトーク配信した方がいいかなー(と気づいたのでtwitterで配信)
座布団ないのつらくないかなー(Labに座布団あるか後日確認した)
ほりしー何しゃべるかめっちゃ考えてるなー
なんてことをずっと考え続ける2時間。以上、ノー指示。だれもわたしを見ていない。そういえばLab(ほりしー)側からもえぶりシティ(デニム兄弟)側からも何も言われていなかった。。。笑 もはやパスすら出されていない。
最後の最後までスタッフと化していたので、最後にコメント求められて噛みっ噛みだったのはご愛嬌。はい、すみません。
イベントも食べている
会場の温度感、参加者の表情、ゲストのテンション、ぜんぶぜんぶ吸収するぞと思いながら全身で向かう。それがイベントスタッフだなぁと思うのです。いっちばん楽しい。イベントって「食べるもん」なんだなとそのとき合点がいきました。Lab対談に登壇させてもらったときも、「いちばん後ろにいたかった」って思っていた。ひとつひとつのコミュニケーションの積み重ねだから、コミュニケーション食べてったら、イベントも食べるってことになるんだなぁと。(あ、これ、誰にもわかってもらえない表現かもしれない…)
そうそう、今回のトークイベント自体は、全員能力高すぎて全てアドリブでもまとまってました。尋常じゃない、このひとたち。
内容を聞いての感想を少し。生産者と商品の受け手の関係性づくりって、この世代だからこその共鳴を感じました。それは服だけじゃなくって、野菜やエネルギーについても言えることだって当事者たちはわかっている。大事にしていることの、根っこのところでたくさんの層に響く。未来をつくってるひとなんだ、EVERY DENIMもえるちゃんも。と感銘を受けました。
交換(してるの?)日記について
週末つくばで何人かに「あ!交換日記の!」とか「読んでます」と言っていただけて非常に恐縮です。ああ、恥ずかしい。
しかし、つくばでこうならば、としま区でもそうありたい…うーん。と悶々としていたら「交換日記ウォッチしてるぞ!」と、とんでもないところからメッセージいただきました。全然この日記公開してないのに…!ありがとうございます。うれしい。
そしてなんと交換日記スタイル、パクっていただきました。パクられるってすっごいうれしい…笑 先手必勝。
話がそれすぎた!何かと言いますと。あまりにも「堀下さんの一方通行感」が出てたそうです…!ごめん…!
じぶんの力がまだまだ足りてないなと日々悔しく思います。発信力、ないなぁっていう軽い絶望感。蓄積も実績もない。だからこそ、ここで思いっきり自論ぶちかましていったろう!とギアを振り切ったらそうなっただけなんです。
わたしの役目はほりしーを空気にすることだから、これでいいよね?
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