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映画『赤と白とロイヤルブルー (Red, White and Royal Blue)』が最高すぎてnoteを書きました

去年公開され話題になっていた映画『赤と白とロイヤルブルー』を見たところ、まんまと沼落ちし。。。この気持ちを静めるためにnoteに向かってます。静まらない気もするけど。
とりあえずHis Royal Highness (HRH) への敬意を込めて紅茶片手に好きなところを羅列してみます。完全にネタバレしていますので、ご了承ください。

あらすじ

アメリカ合衆国大統領の息子、アレックス・クレアモント・ディアス (Alexander Gabriel Claremont-Diaz) は、イギリス国王の孫であるヘンリー王子 (Henry George Edward James Hanover-Stuart-Fox) と犬猿の仲で、王子の兄の結婚式で騒動を起こしてしまう。その騒動を静めるために再会した二人は、互いへの誤解を解き親しい関係となり、その後愛し合うようになる。
ヘンリー王子が自分の立場とアレックスへの愛への間で揺れ動いたり、意に反したカミングアウトを強いられたり、王室から二人の仲を反対されたり、紆余曲折を経て二人は結ばれる。

アマプラで無料なので見てみて☟☟☟☟☟☟

見た後の多幸感たるや………
街中を叫んで回りたいような気分でした。

時系列無視して色々語ります。英語もイギリス文化もアメリカ文化も分かってないのに色々語ってすみません。

アレックスとヘンリー王子のキャストが最高!

アレックス・クレアモント・ディアス (Alexander Gabriel Claremont-Diaz) を演じたTaylor Zakhar Perez

身長は184㎝(くらい?)。元々水泳選手だったこともあり、まぁとにかくいい身体。メキシコ、中東、地中海、様々なルーツを持っているそうで、日本人からしたらとても濃い顔立ち。最初は濃すぎるなと思っていたけど、観れば見るほどハンサムでセクシーだなと思うように。。。

劇中で彼の元カレ(むかつく記者)が「まつげ (eyelashes) が魅力的」と言っているくらいバッサバサの長いまつげの持ち主です。
この彼なら、ヘンリー王子が初めてアレックスに会った時から気になってた (" I hated how good you looked.") というのもよくわかる。
品がありつつもゴージャスで(New Year Party の時のセクシーな装いがパーフェクト)チャーミング。彼の周りには男女問わず人が集まりそうなカリスマ性もあって、大統領の息子で且つ政治的な野心も持つ人物にぴったりだった。

話はそれるけど、湖でヘンリー王子と一緒に筏に乗ってるシーン。アレックスは「自分の立候補までは自由な時間がある ("And I will have a lot more freedom.  Until it's my turn to run for office, of course.) 」と言っているので、彼もいずれ政界に打って出るつもりだろうし、ここでoffice と言っているのは、大統領府 (Oval office) のことだろうと思うので、アレックスが目指しているのは大統領かと。もしそうなら、アレックスが大統領になって、ヘンリー王子がFirst Gentleman になる未来を考えるだけで嬉しくなってしまう。。。そこまでいくつも続編できるんじゃない???

で、話を戻すとそれくらい魅力的な人物であるアレックスを演じたTaylorが役にぴったりで本当に素敵だったので、彼を選んだ時点でもう映画は半分成功だと思う。

ヘンリー王子 (Henry George Edward James Hanover-Stuart-Fox) を演じたNicholas Galitzine  


リアル王子すぎる。。。。。
身長は、183㎝(くらい?)。ブロンドの髪(染めてる)とヘーゼルカラーの目をした美しい王子様です。透き通るような白い肌で元々ご本人がロシア貴族の血を引いてるとのことで王子様感がすごいです。
とにかく美しい。立ち居振る舞いが全て美しい。

スーツ姿が美しいし、シャツにセーターとかでも気品が溢れちゃうし、ポロで馬を走らせている時も美しいし、ピアノを弾いてる姿も美しい。もう美しいばかりになっちゃうけど、アレックスが見惚れるのも分かる。
アレックスの言うことにいちいち揚げ足取ったりして、(PantsをTrouserだって言い直したり)Snobだなと思うんだけど、正真正銘の王子様で、もうNicholasが素晴らしくぴったりなので、全てを許せてしまう。
終盤、ヘンリー王子がアレックスのスピーチに対して "Your speech was beautiful.  It made me very proud to be your boyfriend." と言ったら、アレックスが " I'm always proud to be your boyfriend." と返すんだけど、それに対して " Oh, sorry, I'm white and upper-class, so my affection comes with strings." っていたずらっ子のように言う所が大好き。
なんていうか、こういう知的な会話の切り返しが全編ちりばめられていて、こういうのがとても好き。
王子はこんなにアッパークラスの人なのに下ネタもすごいし、アレックスにメールで身体が忘れられない、、、みたいなことを言ってしまうのも、カラオケ(発音がキャラオケィだった)でQueenを熱唱しちゃうのも、ギャップがあっていい。
SNSだかメールの名前だかを『HRH Prince Dickhead 💩 』って付けてるのもすごい。これはアレックスが付けてる登録名なのかな?どっちにしても面白い。

この二人のキャスティングが最高でした。
最初にヘンリー王子のNicholas方がキャスティングされたとのことで、もうその時点で半分成功だったので、その後Taylorがアレックスにキャスティングされたことでこの映画の成功は決まったようなものだったと思う!


その他のキャストも最高! ZahraとNoraが大好き!

その他のキャストも最高でした。

みんな好きなんだけど、一番は大統領補佐官のZahra Bankston (Sarah Shahi)かな。


彼女はめちゃくちゃ切れ者なんだけど、早口で相手を罵倒するのがとにかく痛快。
Zahraがアレックスとヘンリー王子が寝過ごしていた部屋に入ってきて二人の関係を知るシーン、怒りで頭が沸きながらも冷静に二人を罵倒して、指示を出すところが大好き。
アレックスには、こんな感じ。
" I'm sorry to interrupt your process of becoming, but you're the one who decided to put your dick into the heir to the British throne!"
王子には、こんな感じ。
"And as for you, Little Lord Fuckleroy, you get your ass back to merry old England right now.  I want you chewing on a goddamn crumpet by sunset.  And if anyone sees you leave this hotel, I will Brexit your head from your body." 
もうやばい(笑)。
Fuckleroy っていう単語を調べたけど出てこなくて、Little Lord Fauntleroy が『小公子』の意味だから、小公子をfuckで言い換えてるのか?すごい(笑)
あと、Brexit って動詞になるのね。知らなかった。イギリスがEUから切り離されたことにかけてるのね。なるほど。めっちゃ勉強になる。
最後の最後に言い過ぎたと思ったのか、付け足したように ” Your Royal Highness." と言ってお辞儀をして部屋を出ていく所までの一連がめっちゃ好き。
話は逸れるけど、このシーンは王子の "Good morning" って言う挨拶のタイミングもいいし、さっきのアレックスへのZahra の台詞に対して王子が "Technically, I'm the spare..."  と、要らんこと言って、Zahra に "Not talking to you, sir!" と怒られる所も、隙あらばアレックスと王子がイチャイチャし始めて、Zahraがイラつく所もめっちゃいい。

それと、ヘンリーに会いたいと言うアレックスに対してウザいと思いながらも、自分の彼氏を利用してヘンリーに取り次いであげる優しさもあって、その時の彼氏への電話も最高だった。あまりに良すぎて引用載せておこう。

”Look, I know we said we'd only use these phones in an emergency. Well, welcome to that emergency. I've got the First Son in my office, mooing over the Prince like a cow in labor, and I'm not gonna get any work done until you put these two lovesick homosexuals on the phone with one another. I don't care what any of those wrinkled white men at Buckingham Palace have to say about it. I want you to march your skinny, perfect ass over to the Prince, hand him your phone, or so help me God, you will never see me naked again."

とにかく、Zahra Bankston (Sarah Shahi) はかっこよくて最高でした。

ついでにZahraが王子に日が暮れるまでに食べろと言ったクランペットってなじみが無いので調べてみたら、イギリスで食べる軽い食パンみたいなものでした。


それと、もう一人最高なのは、アレックスの親友である副大統領の孫のNora Holleran (Rachel Hilson) 。


彼女はデータアナリストとしてオーバルオフィスで働いているんだけれど、とてもエネルギッシュでチャーミング。洋服のセンスも いい。アレックス主催のNew Year's Party での赤いパンツドレスはとても華やかで似合っていた。
彼女は分析が商売なだけあって、アレックスと王子の気持ちに気付いていた。
王子にキスされたと告白するアレックスに『YES!知ってた!やったぁ!』みたいなポーズをする(" I totally, privately called that.") シーンが好き。

ここについては、アレックスの勝手なアウティングじゃないかとか、そもそもヘンリー王子の同意の無いキスはどうなの、とか思う所は確かにある。
ただ、NoraはAromantic (恋愛指向が他者に向かない)設定(作者が後にイベントで述べている)だそうなので、アレックス自身もbisexual であり、お互いにsexual minority 同士の気安さ、関係性で喋ってしまったのかなと思ったりもする。アレックスは誰彼構わずアウティングするようなタイプでは無いと思うので。

それからヘンリーからアレックスへの同意の無いキスについては、確かにどうなのかなと思う。その前のシーンでNoraじゃなくても二人がずっとイチャついてるとは思ってたし、キスされたアレックスが途中からむしろ積極的にキスに応えていたので嫌では無かった、という描かれ方にしているのが救いなのと、ヘンリーがキスした後に " I'm sorry." と立ち去ってその後も後悔に苛まれていただろうということがわかったので、そこは良かった。
(ヘンリーは、後悔からかアレックスからのメールに返信することもできず、次に会った時には、まず謝罪の言葉を述べた " Look.  I know I owe you an explanation.  My behavior was appalling. ")

アウティングについては後でもう一度触れる。

Noraはその後もアレックスの親友として、べたべたしないけれど信頼し合う関係性がとても良かった。

アレックスの母親でアメリカ史上初の女性大統領が Uma Thurman 演じるEllen Claremont


Ellen は愛情深い女性として描かれているけれど、アレックスがヘンリーとの関係を打ち明けた時にコンドームが必要だとか、場合によってはワクチンを打てとか、とても現実的なのが素敵だった。ZahraやNoraに比べてゆっくりと話すのが、大統領っぽい。
11月に実際のアメリカ大統領選挙が控えていて、民主党候補者のKamala Harris が当選すれば女性大統領が誕生することも考えると実に興味深い。


深まっていく二人の愛と愛情表現がいい。。。。

この二人の愛の軌跡が本当に良くて。
まず、最初に好きになったのは王子の方。メルボルンでの環境会議のパーティで一目ぼれしたよう。ただ、そこから二人は勘違いからいがみ合っていて、短い友人期間を経て思いが通じ合う。
最初は王子からアレックスへの気持ちの方が強かったと思う。王子は自分の立場を優先しなければならないという気持ちが強く、常に自制しているように見えた。カジュアルな関係でいよう、本気にならないでって最初に言ってるし。
これはモテ男発言ではなくて、彼自身が本気にならないように自分を戒めていたんだと思う。
その後、どんどんアレックスがヘンリーのことを好きになっていくのがアレックスの表情から見て取れる。ヘンリーももちろんアレックスにどんどん惹かれているのが分かるけれど、やっぱりどこかで自分を抑えている。

I love you というセリフの重さ

私は英語が得意でないから分からないけれど、 " I love you." という言葉は特別なのかもしれない。
湖に浮かぶ筏でのアレックスとヘンリーのシーン。
アレックスはヘンリーへの気持ちがものすごく盛り上がっていて、たぶんそこでヘンリーに自分の思いを伝えて " I love you." って言いたかったのかもしれない。でも、それを聞く前にヘンリーは逃げた。
Prince Henry の立場ではアレックスと一緒になることもできないから、決定的な愛の言葉を聞く前に逃げたんだろうな。
逃げたヘンリーは勝手に関係を終わらせて、アレックスからの連絡にも一切応じない。

でも、アレックスは諦めなかった。
ここがスパダリなんだよ、アレックス。最高だよアレックス。
本人の台詞にもあったように、海を越えて、会えるかわからないヘンリーの所に、ただ愛してるというためだけにやってくるアレックス。最高(何回でも言う)!
そのアレックスの強い気持ちがヘンリーの固い鎧を脱がせていく。

ヘンリーの若いころからの夢だった『好きな人と大好きな博物館で彫像の間をダンスする』を叶えるアレックス。ヘンリーの気持ちを思うと、ここはもう泣くしかなかった。。。アレックスが選んだ音楽が『Can't Help Falling in Love』なのも良すぎる。。。泣

"Bet we could make some." これは泣く

ここでヘンリーが決意を伝えてアレックスが応える。ここのアレックスの台詞がこの映画の肝。
ヘンリー:
" Please be patient with me, and I promise I will try and be brave for us.  Because when they write the history of my life…  I want it to include you…  and my love for you."
アレックス:
" History, huh ?  Bet we could make some. "
Betなのよね。強い。
互いを鼓舞するめっちゃ強い気持ち。

その後、空港で別れる二人。アレックスはここでもヘンリーに " I love you." と言うけれど、ヘンリーはそれには答えず、” Go and win an election." と言う。
ここは " I love you, too." とかで返すかと思っていたけどそうじゃない。たぶんヘンリーの中で自分がまだその大切な言葉をアレックスに伝える立場になれていないということなんじゃないかと思う。

ここから二人を試練が襲う。
個人的なメールや博物館での映像が流出し、二人の仲が世間に知られることとなる。
この事態を受けてアレックスが声明を出す。この声明がとても素晴らしいので一部引用する。
メールの流出により基本的権利である自己決定権が奪われたことに対する抗議と、ただシンプルにヘンリーを愛しているという気持ちを伝える素敵なスピーチ。あのZahraだって I'm proud of youって言うくらい良かった。

大事なメッセージが含まれたアレックスのスピーチ

"What was taken from us this week was our right to determine for ourselves how and when we should share our relationship and queer identities with the world. The truth is, every queer person has the right to come out on their own terms and on their own timeline. They also have the right to choose not to come out at all. The forced conformity of the closet cannot be answered with forced conformity in coming out of it. This isn't about shame. This is about privacy and the fundamental right of self-determination, which are exactly the principles on which the struggle for queer liberation has always been fought. But there is another truth that's much simpler: I fell in love with a person who happens to be a man, and that man happens to be a prince. He has captured my heart and made my life immeasurably better. I love His Royal Highness, Prince Henry George Edward James Hanover-Stuart Fox."

このスピーチ、なぜアウティングがいけないのか、どれほどの権利を奪うのかをよく表している。
そして、人を想う気持ちの崇高さも現れている。暗記したいくらい素敵なスピーチだった。
ここは制作陣からの強いメッセージを感じるし、心から賛同する。

この後、前述したZahraの機転により、アレックスはヘンリー王子と話すことができるんだけど、アレックスからの呼びかけが "baby" なの。。。
もうそこで胸がぎゅんとしました。やばい。
ヘンリーも今回は素直に大丈夫じゃないとアレックスに伝えることができて二人は無事再会できる。この階段で抱き合うシーン、ああ良かったねぇぇぇと涙涙でした。

二人はヘンリーの祖父であるイギリス国王に呼ばれて、あのメール流出は事実無根だとアナウンスすると言われる。国王は二人の愛は真実だと分かっているけれど、国民が同性愛者の王子を認めるはずはないから、イメージを守るべきだと。

しかし、国民の多くがヘンリー王子を受け入れていることが分かり、ヘンリー王子は、これからは真実の自分自身として生きると国王に告げ、アレックスと二人で手を取り合い国民の前に出ることを決意する。

ここでヘンリー王子は初めてアレックスに " I love you." と言う。
ヘンリーは自分とアレックスのために戦い、それに勝った。
だから初めて自分の言葉として " I love you." を言えたのかなと。

そう思うと胸がいっぱいになるシーンだった。

重要なモチーフは鍵?

鍵が大きなモチーフになっているのかなと感じた。
まず、ヘンリー王子は鍵を持ったことが無い(そういうセリフがある)。でも実際ヘンリーが生きているのは、偽りの自分で何重にも鍵をかけた世界。
そのカギの一つを自分の意志で開けて外へ出て、大好きな博物館で大好きな人と踊ることができた王子。
一方アレックスが一番大事にしているものは、小さい頃に家族で住んでいた家の鍵。その大事なカギを「いつか二人が結ばれる時まで待っている」と言う言葉と共に王子に渡す。
アレックスから勇気をもらった王子は、本当の自分が閉じ込められている世界からドアを開けて飛び出してきた。
映画のラスト、アレックスとヘンリーはアレックスの古い家の鍵を開けて、入っていく。
アレックス が"We won." と言うと、ヘンリー も "We won." と。最高じゃないか。
最高の結末だった。


その他、制作者や記事、動画など

原作者:Casey McQuiston
監督:Matthew López
プロデューサー:Greg BerlantiSarah Schechter

監督のマシュー・ロペスについてどこかで聞いたことがあると思って調べてみたら、2月に見た舞台『インヘリタンス』の原作者だったことが分かり、ここでとても親近感が沸いた。『インヘリタンス』はゲイコミュニティを描いた素晴らしい作品で、心に強く残ってる。

Wikiや色々な記事によると、Casey McQuistonはqueerでnon-binaryで、Matthew LópezとプロデューサーのGreg Berlanti はgay。
当事者が制作しているからか、コメディ部分もきちんと作られていると感じた。

参考になる記事やnoteたち

この作品について色々調べてみたけど、優れたnoteや記事がいくつもあって、とても面白かった。読んでほしいものばかり。

映画のQuoteはここに載ってます

ファンのコミュニティサイト。めっちゃ情報が載ってる

映画の中でも散々二人でどっちが背が高いか、6.2(6フィート2インチ)は無い、とかこだわっていたけど、実際に測ってみたっていう記事。小競り合い最高!なんて二人ともキュートなの!僅差でアレックス役のテイラーが勝利!

GQの良記事 DeepLありがとう!

動画もけっこうたくさんあって楽しい。GQやYoutubeなど

英語の聞き取り難しいし、字幕欲しいけど貼っておく


未公開映像、これが素晴らしい。入れて欲しかった……


以上長々と書きましたが、アレックスとヘンリー王子がキャスト続投で続編が作成されるということで、嬉しいです!!!
最初の方で書いたけど、アレックスが大統領になるまでやってくれーーー!
ということで、本当に続編楽しみです。めっちゃたくさん書いたけど、自己満のnoteを終わります!読んでくれた人がいたらありがとうでした!


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