【人間関係】人に好かれるための黄金律
こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。
世の中には、人に好かれる人っていますよね。既知の人でも、初対面の人でも、なぜか相手に好かれる人。いわゆる魅力的な人です。
それは、生まれつきのものなのでしょうか?
日本で随一のコミュニケーショントレーナーにして、コーチングのスペシャリスト、講演家としても人気で、年間300回以上の講演・研修を行なっている津田紘彰さんは、「人の魅力は、生まれ持った先天的なものではなく、努力によって後天的に磨くことができるもの」と言います。
ただ、自分を磨いていくにあたって、どうしても忘れてはならない1つの法則があるそうです。
津田さんは、新刊『会話の達人が大切にしていること』の中で、その忘れてはいけない1つの法則について詳しく解説しています。今回はその該当箇所を全文公開します。
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人の魅力って、生まれつきのもの?
会話が苦手だと思っている人たちに共通しているのは、「自分には魅力がない」と思い込んでいることです。
世の中には、さまざまな魅力や才能を有し、人を惹きつけてやまない魅力的な人たちが存在しています。会話が苦手と言う人たちは、どうやら自分たちはそんな魅力的な人からはほど遠い存在だと考えているようです。
あるいは、そういった魅力は、「外見」「才能」「人柄」など、生まれ持った先天的なギフトによって自然と身につけているものであって、後天的に努力によって身につけることはできないとあきらめてしまっている人もいます。
しかし、あなたは本当に「魅力は先天的なもので、後天的に身につけることはできない」と信じているのでしょうか?
初めはゴツゴツとした原石が、磨けば磨くほど輝きを放っていき、やがてはダイヤモンドのような存在になることだってあります。
本来、魅力とは、努力によって後天的に身につけられるものです。
人に好かれる魅力は何から生まれるのか?
人に好かれるような魅力は、生まれ持った力ではなく、努力によって後天的に磨くことができます。
しかし、自分を磨いていくにあたって、どうしても忘れてはならない法則があります。
それが、「人に好かれる黄金律」です。
私の提唱する人に好かれる黄金律とは、
《自分》<《相手》
です。
人は、誰かから「大切にしてもらえた」という思いから、よき出会いが始まるものです。なぜならば、大切にしてもらえたからこそ、その人との会話に価値を見いだすからです。
この黄金律を守ることで、あなたの魅力はどんどん磨かれていくことになります。
自分を犠牲にする必要はない
自分よりも相手を優先し、自分がしてもらいたいと思う会話を相手に対して行なうと言うと、人によっては「自分を犠牲にしなければならないの?」と考えてしまうかもしれません。
しかし、そうではありません。《自分》<《相手》の会話とは、自分も楽しみながら、相手により楽しんでもらえるにはどうしたらいいか、自分も話を聴いてほしいけれど、少しだけ多く相手の話を「聴かせてもらいたい」と思いながら行なう会話のことを指します。
あなたが、もし人を惹きつけてやまない魅力的な人になりたいのなら、この黄金律を忘れずに会話を続けていけば、自然に原石がダイヤモンドになるように磨かれていくはずです。
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いかがでしたか?
本書で書かれている内容は、口ベタ、あがり症の方にも効果的なのが大きな特長です。
著者・津田紘彰さんは、日本で随一のコミュニケーショントレーナーにして、コーチングのスペシャリスト。講演家としても人気で、年間300回以上の講演・研修を行なっています。
そんな津田さんが、「相手が主役」という意識がなぜ重要なのかを解説するのを入口に、タイプ別の「学び方」や、「相手が主役」にした会話テクニックやコツを、会話事例を交えながらわかりやすく解説した新刊『会話の達人が大切にしていること』は、全国書店で好評発売中です。興味のある方はチェックしてみてください。
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