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【海外書籍ランキングTop10】#159 今週のアメリカ版Amazon書籍売れ筋ランキング

こんにちは。フォレスト出版です。

今週もアメリカ版Amazon書籍売れ筋ランキングのお時間となりました。本日も海外書籍のリアルタイムの情報をいち早くお届けします。

先週は、人種問題に関する鋭い洞察で知られる作家タネハシ・コーツが、歴史的神話と現実の対立を描いた
『The Message』

が初登場第1位を獲得しました。

ピックアップ本では、マネージメント&リーダーシップカテゴリでベストセラー第1位にランクインした
『The Coaching Habit』

をご紹介しました。それでは今週のランキングはどうなっているでしょうか。早速見ていきましょう。


★Amazon.com 週間売上Top10(2024/10/20時点)★
~The Top 10 Most Sold Nonfiction Books of the Week~


第1位『From Here to the Great Unknown』
LISA MARIE PRESLEY & RILEY KEOUGH

(CUSTOMER REVIEWS:★4.7/1,649 REVIEWS)

☆ランキング初登場
娘のライリー・キーオによって忠実に書き上げられた、歌手のエルヴィス・プレスリーと俳優のプリシラ・プレスリーの娘でありマイケル・ジャクソンやニコラス・ケイジの元妻であるリサ・マリー・プレスリーの回想録。

第2位『War』
BOB WOODWARD

(CUSTOMER REVIEWS:★4.4/75 REVIEWS)

☆ランキング初登場
ピュリッツァー賞を2度受賞したボブ・ウッドワードが、ウクライナ、中東、そしてアメリカ大統領選の争いという3つの戦争の舞台裏を明かす「戦争」。大統領政治とアメリカの歴史の中で最も激動の時代の一つを包括的に描く。

第3位『The Message』
TA-NEHISI COATES

(CUSTOMER REVIEWS:★4.5/574 REVIEWS)

☆2週連続ランクイン
人種問題に関する鋭い洞察で知られる作家タネハシ・コーツがアフリカ、南部アメリカ、パレスチナを訪れ、物語が現実をどう形作り、時に歪めるかを探り、歴史的神話と現実の対立を描き出す。

第4位『Melania』
MELANIA TRUMP

(CUSTOMER REVIEWS:★4.5/808 REVIEWS)

☆4週連続ランクイン
スロベニアの幼少期からヨーロッパとニューヨークでのファッション界、そしてドナルド・トランプとの出会いまで、メラニア・トランプが自らの人生を振り返り、母親としての喜びやファーストレディとしての活動を語る。

第5位『Revenge of the Tipping Point』
MALCOLM GLADWELL

(CUSTOMER REVIEWS:★4.4/299 REVIEWS)

☆2週連続ランクイン
ベストセラー「ティッピング・ポイント」のマルコム・グラッドウェルが25年ぶりに伝染現象の暗い側面を探り、マイアミやアイビーリーグ、COVID、オピオイド危機などをテーマに、社会現象の本質を解き明かす。

第6位『Good Energy』
CASEY MEANS

(CUSTOMER REVIEWS:★4.6/1,701 REVIEWS)

☆12週連続ランクイン
年齢を問わず、健康に暮らし、健康を維持する能力を最大限に高めたいあなたへ。これまで隠されていた病気の真の原因について最先端の新しい理解を提供します。

第7位『Be Ready When the Luck Happens』
INA GARTEN

(CUSTOMER REVIEWS:★4.7/1,371 REVIEWS)

☆4週連続ランクイン
イナ・ガーテンによる幼少期の困難から、ハンプトンズでの食品店の経営、 ベストセラーの料理本作家、そしてフードネットワークの人気者へと成長 した成功の裏側を描いた回想録。

第8位『The Anxious Generation』
JONATHAN HAIDT

(CUSTOMER REVIEWS:★4.6/3,757 REVIEWS)

☆29週連続ランクイン
なぜ、2010年代初頭から青少年のうつ病、不安症、自傷行為、自殺の発生率が急激に上昇し、多くの指標で2倍以上に増加したのか。ベストセラー作家のジョナサン・ハイトがデータに裏付けられた真実を語る。

第9位『Atomic Habits』
JAMES CLEAR

(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/133,818 REVIEWS)

☆299週連続ランクイン
習慣形成の専門家であるジェームズ・クリアが提唱する、習慣を変えるために必要なツールと戦略。

第10位『Spooky Cutie』
COCO WYO

(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/1,105 REVIEWS)

☆10週連続ランクイン
奇妙でありながら愛らしい生き物で満たされた不思議な世界。ストレス解消とリラクゼーションのためのかわいくて不気味な大人とティーン向けの塗り絵本。

※○週連続ランクイン表記はTop20内


先週のランキングで初登場第3位、今週は第5位にランクインした
『Revenge of the Tipping Point』

をピックアップ!

Revenge of the Tipping Point:Overstories, Superspreaders,and the Rise of Social Engineering
ティッピングポイントの逆襲:広がる物語、超拡散者、そしてソーシャル・エンジニアリングの増加

マルコム・グラッドウェルによって2000年に出版された「ティッピング・ポイント」は社会現象がどのようにして急激に広がるかを分析した本でした。

ある時点(ティッピングポイント)を超えると、小さな変化や出来事が社会的な流行やブームに大きな影響を与えると主張し、このティッピングポイントは、疫病の広がりや消費者の流行など、さまざまな現象に当てはまり、特定の条件が満たされると急速に増幅するというアイデアでした。

あれから25年。彼がその教訓を全く新しい視点から描き直した最新作が登場しました。

なぜマイアミは他の都市と違うのか? チーターの悲しい運命が子育てに何を教えてくれるのか? なぜアイビーリーグの大学はスポーツに熱心なのか?「マジック・サード」とは何で、それが人種の調和にどう関係するのか?

この新しい本で、グラッドウェルは社会的な流行やティッピングポイントのテーマに戻り、今回はそれらの「負の側面」に迫ります。

物語を通じて、彼は新しく不穏なソーシャル・エンジニアリングの形を追います。ロサンゼルスの街で世界でもっとも成功した銀行強盗に会い、1970年代に世界を変えた忘れ去られたテレビ番組を掘り起こし、カリフォルニア北部の小さな通りで行われた歴史的な実験を訪ねます。

また、現代の二大流行であるCOVIDとオピオイド危機に対する新しい視点を提示します。

本書は、グラッドウェルにとって最も個人的な本です。彼の得意とするストーリーテリングと社会科学を融合させ、現代社会で起こるさまざまな現象を理解するための手がかりを示します。

今こそ、ティッピングポイントの力を真剣に考える時です。

・・・・・・・・・

 25年前、私は最初の本を出版しました。
 その本のタイトルは「ティッピング・ポイント:いかにして『小さな変化』が『大きな変化』を生み出すか」でした。
(中略)
 この本は2000年の春に出版され、最初のサイン会はロサンゼルスの小さな書店で行われました。
 2人の人が来ました。
 1人は見知らぬ人、もう1人は友人の母親でしたが、その友人本人ではありませんでした(私は彼を許しました)。
 私は心の中で、「まあ、これが限界か」と思いました。しかし、そうではなかったのです!
「ティッピングポイント」は本に書いた疫病のように広がりました。
 最初は徐々に、次第に、そして一気に広まったのです。
 ペーパーバック版が出る頃には、時代の象徴となり、長い間、NYタイムズのベストセラーリストに載りました。
 ビル・クリントンはこの本を「皆が話題にしている本」と呼んでいました。
「ティッピングポイント」というフレーズは日常語の一部になり、私は冗談でそれが墓碑銘に書かれるのではないかと思ったほどです。
 なぜ『ティッピングポイント』がこんなに共鳴したのでしょうか?
 正直なところ、よくわかりません。
 しかし、私が推測するなら、それは希望に満ちた時代に希望を反映した本だったからだと思います。
 新しい千年紀が到来し、犯罪や社会問題は徐々に減少し、冷戦も終わっていました。
 私は本の中で、前向きな変化を促す方法を探りました。
・・・サブタイトルが示すように、「小さな変化」が「大きな変化」を生み出す方法を。

「著者前書き」より

【著者について】
マルコム・グラッドウェル
(Malcolm Gladwell )

作家。「ワシントン・ポスト」紙のビジネス、サイエンス担当記者を経て、現在は雑誌New Yorkerのスタッフライターとして活躍中。これまでの著書はいずれも世界で200万部超の大ベストセラー。


いかがでしたか? 今回ご紹介した書籍は、現時点での日本語版は未出版ですが、マルコム・グラッドウェル氏の以下タイトルの日本語版が出版されています。

『ティッピング・ポイント:いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか』(飛鳥新社)

『トーキング・トゥ・ストレンジャーズ~「よく知らない人」について私たちが知っておくべきこと~』(光文社)

『第1感~「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい~』(光文社)

また、マルコム・グラッドウェル氏の活動やメッセージはXやinstagramでご覧いただけます。

◎X

◎instagram

こちらも気になった方はチェックしてみてくださいね。

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第1位:『引き寄せの科学』
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第2位:『ジーニアス・ファクター』
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第3位:『40 DAYS TO POSITIVE CHANGE』
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第4位:『ブレイン・ジャック』
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第5位:『The Ultimate Guide to FIRE For Japan』
~日本の会社員が経済的自由を手にして、早期リタイアするまでのロードマップ~
講師:クリスティ・シェン

本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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