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【ビジネス書紹介】ビジネス会食1年生が重宝している本を紹介します。

こんにちは、フォレスト出版編集部の小原です。

皆さんの職場では、「会食」の機会ってありますか?

私は、これまでの職場では会食の機会が一切なく、
「会食って結局なんのためにあるの?」と、いまいち目的やメリットが分かっていませんでした。

ですが、ビジネス書の編集者になったらきっと会食の機会も増えるはず。

そんなときに失礼や恥をかくことがあってはならない……!と思い、少し前から話題になっていた、こちらの書籍で勉強することにしました。

yuuuさん著、
『ビジネス会食 完全攻略マニュアル』です。

著者のyuuuさんは、新卒で大手広告代理店に入社し、その中でも最も会食機会が多いテレビメディア担当に配属されたそうです。

しかし、仕事は上手くいかず、先方から信頼を失い、社内で「博報堂の回し者」と揶揄されてしまう始末……。

そんな中で任された会食の幹事で、挽回することを決意。

デキる上司に会食の心得やポイントを教わりながら実践した結果、会食によって先方からの信頼を取り戻すことができ、ビジネスにおいて大切にすべき考えを身に付けたのだそうです。


ちなみに、本書の構成は主に次のとおりです。

・ビジネス会食の「核心」
・初日
  特別特典 埋めるだけで使える選定基準書フォーマット
・会食2週間前まで
  特別特典 珠玉の会食店・困ったときの「ハズさない店」リスト
・会食3日前まで
・会食「2日前」
・会食中のマネジメント
・会食中のコミュニケーション
・二次会・翌日対策
・会食メソッド ケーススタディ
・会食メソッド シーン別・全食事会完全攻略


……ここで皆さんが今思ったであろうことを代弁します。

店の選定基準書なんて作るの!?

会食2週間以上前にやることあるの!?

と(私はそう思いました)。

ただ、ご安心ください。
本書は「完全攻略マニュアル」なので、どんな相手でもどんな重要な場面でも使える究極のメソッドが記されています

すべてを実行せねばならないというわけではなく、自分が心配な段取りや、その会の雰囲気に応じてカスタマイズしてしまってOKです。


さて、本書で私が最も学びになったのは、「そもそも会食は何の目的で行うのか」という会食の「核心」の章です。

本書の一番最初に書いてある内容ですが、これこそ会食に臨む際につねに念頭に置いておくべき重要な軸になると思いました。

著者によると、ビジネス会食は「自分が相手をどれほど大切にしているか」を伝える場

そして、全ての会食で「ビジネス上の差異を生み出すゴール」を設けるべきだと言っています。

たしかに、会社の経費を使って食事する以上、ビジネスの進展が生まれないとだめですよね。

これらのゴールは当たり前っちゃ当たり前ですが、準備段階でもこれを念頭に置いておくことで、おのずと何をどの程度準備しておけばよいのかが見えてくるな、と思いました。


慣れない会食に疲弊したり、お酒が苦手で飲み会が楽しめていない人も、これを読めば「やらされ幹事」を脱却できるはず。

シーン別の攻略ガイドでは、送別会、忘年会、社内飲み、打ち上げ、カラオケ…など、様々な場面で起こりうる状況が詳細に解説されています。

ビジネスにおける作法、気遣いなどを知りたい人にぜひおすすめしたい一冊です。

小原

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