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某テーマパークの魅力——勝手にTOP3

こんにちは。
フォレスト出版 編集部の美馬です。

3年ぶりの、行動制限のない夏休みシーズン。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私はと言うと、特にこれといった予定もなく毎日暑さに悶えているところです。強いて言うならば、今年唯一の夏の思い出となりそうなのが、先日訪れた某テーマパークでしょうか。

上京したての大学生の頃は、月に1回くらいの頻度で遊びに訪れていたくらいですが、社会人ともなると、なかなか時間をとれなくなってしまいますね......。加えてこの暑さです。テーマパークで1日中遊ぶ元気もなくなります。

そう言えば、以前までは18時以降から入園できる『アフター6パスポート』もありました。大学の講義のあとに直行していたのを思い出します。
「閉園までのたった3、4時間で楽しめるのか?!」
と思われるかもしれませんが、とにかく雰囲気を楽しむことと、盛れる写真を撮ることに費やしていたかもしれません(青春ですね)。

さて、何度行っても飽きないテーマパーク。ディズニーリゾートですが、その魅力は一体どこにあるでしょうか。私個人の見解ですが、魅力TOP3を勝手に考えたいと思います!

第3位 なんだかいつもより写真が盛れる

JK、JDなら共感してくれるでしょう! 先ほどもお伝えしましたが、パーク内ではとにかく自撮り! 日中は太陽、夜はイルミネーションと、光盛れシャッターチャンスがあふれています。アトラクションの待ち時間なんて、無言で写真を撮り合っている、なんてこともありました。非日常の雰囲気も相まってついノリノリになっちゃうんですよね(笑)。

第2位 キャストさんの人柄が良すぎる

ご存知の通り、パーク内で働いているスタッフのことをキャストと呼びます。愛想の悪いキャストさんに出会ったことがありますか? おそらくないですよね! キャストさんってどうしていつもあんなにキラキラした笑顔を向けてくれるのでしょうか。これも個人的に感じていることですが、つねに屋外で働かれているキャストさんは、特に高いプロ意識を持っているように感じます。

例えば、2011年ごろに話題になった、『ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと』(鎌田洋/SBクリエイティブ)では、ディズニーランドの清掃員、カストーディアル・キャストと呼ばれる人たちの、プロ意識あふれた感動物語が綴られています。当時通っていた中学校でも話題になり、この本を読んでいる女の子が多かったのを覚えています。

こんなことが書いてありました。

ゲストを楽しませるために、という純粋な心でほうきを持てば、それは魔法の杖にだってすることができます

『ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと』(鎌田洋/SBクリエイティブ)

誰かがポップコーンを盛大にこぼしてしまったとき、カストーディアルさんは慌てて手を動かしたりはしないでしょう。魔法のほうきを持っているかのような動きで踊るようにして、みるみるうちにきれいにしてしまいます。拍手が起こるほど、見ている人たちを魅了させてしまう力があるのです。
こんな素敵なキャストさんたちが迎えてくれるテーマパークは、居心地がいいに決まっていますよね。 

第1位 そういえば怒っている人がいない

よく思い返してみると、パーク内で不機嫌にしている人を見かけないと思いませんか? アトラクションの待ち時間がどんなに長くても、文句を言っている人たちをあまり見かけません。友だち同士はもちろんのこと、カップルで気まずい雰囲気を出している現場も意外と見たことがないですし、何より小さな子連れのファミリーでも両親が怒っている、なんてところも見たことがないような気がします。ショッピングモールなどでよく見かける、駄々っ子モードの子どもを叱りつける親がいないのです! いないと言うより、あの非日常の世界で、ワクワクしている子どもを「叱る」という感情が出てこないのだと思います。

さすが夢の国といったところでしょうか。誰もが笑顔になれる世界にいつも魅了されっぱなしです。

夏休みシーズン、これからディズニーリゾートを訪れる人も多いと思います。ぜひ写真をたくさん撮って、キャストさんに癒されて、笑顔になってくださいね。


余談ですが、カストーディアル・キャストの裏側を覗いてみたいマニアックな方がいるとしたら、こちらの本をおすすめします。

「ハッピーなことばかりの仕事などない」
清掃スタッフ(カストーディアルキャスト)が描く、不安と夢の現場報告
――これは私の実体験である

われわれも人間だから、手を抜くこともあれば、ミッションを忘れるほどゲストに対して怒りを覚えることもある。仲間と会社の愚痴も言い合うし、給料が安いと不満を持ったりもする。
それは本書をお読みいただければ、おわかりになるだろう。
私が本書をつづろうと思ったのは、数多のディズニー本に対する違和感が一因だ。
本書は模範回答的なディズニーランド像に対する現場からの実態報告でもある。
そして、本書にあるのは決して「創作された物語」などではなく、すべて私が実際に体験したことである。
――57歳で入社し、65歳で退職するまで、私がすごした8年間で見た〝夢の国〟の「ありのまま」の姿をお伝えしよう。

知れば知るほどキャストさんに感情移入してしまいます……沼注意!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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