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好きな物語の結末があなたの「信念」を創り出している

こんにちは。フォレスト出版・編集部の美馬です。

先日、思考の学校校長、宮増侑嬉さんの新刊『すべて潜在意識のせいでした』出版記念セミナーがありました!

第1部では僭越ながら宮増さんと壇上でご一緒させていただき、本書の読みどころや制作の裏話などをお話しさせていただきました。

写真 右:宮増侑嬉さん

また、ありがたいことに発売からわずか2週間足らずで2回目の増刷が決定! 重版を記念して、セミナーに起こしいただいたお客様からなんとサプライズケーキをいただきました! 

宮増さんおめでとうございます!

さて、終始和やかなムードで進行したセミナーでしたが、その中でも一番盛り上がったトークテーマについて、本日は本書の内容と絡めてお伝えしていきたいと思います。

その信念は幼少期に好きだった物語が創り出している?

本書に掲載されているQ&Aにこんな質問があります。

 僕は小学校から高校までスポーツを続けてきました。でも、どうしても腕
と肩に筋肉がつかなくて、懸けん垂すいや腕立て伏せが全然できませんでした。とくに高校時代はラグビーをやっていたので、上半身に筋肉がつかないことは致命的でした。
 その一方で、太ももあたりを中心にした下半身の筋肉はしっかりつきます。どうして腕や肩だけ筋肉がつかないのでしょうか?

宮増さんの回答はこちら。

 私たちは、何かの信念のもと、身体も含めて何もかもを創っています。自分に必要な筋肉が育たないということは、「自分の苦労は報われない」という信念があったのかもしれません。
 その思考に気づく一つの手掛かりとして、子どもの頃に好きだったおとぎ話や童話を思い出してみてください。そのストーリーと自分の人生のベースが同じになっていることがよくあります。
 私の場合は、『人魚姫』が大好きでした。

(中略)

『人魚姫』が好きだった私は、この「報われない」という思考の傾向がありました。かわいそうな『人魚姫』のパターンを知らないうちに自分の思考のベースにしていたのですね。
『シンデレラ』が好きな人は、すぐに意地悪役の誰かを創って、「かわいそうな私をいつか王子様みたいな人が助けてくれるわ」という思考の設定を生み出しているのかもしれません。
『桃太郎』が好きな人は、誰かを従えて、「悪者をやっつけてやる!」という正義感が変に強い自分を創っているかもしれません。
 ナカガワさんも、子どもの頃に好きだったお話を思い出して、自分の思考のパターンを探ってみるとのその原因にたどり着くと思います。

この思考とても興味深いですよね。

ディズニー映画の『リトルマーメイド』ではハッピーエンドになっていますが、原作のほう、宮増さんが好きだった『人魚姫』は、じつはバッドエンド物語は締めくくられます。最終的に人魚姫がしあわせになるストーリーではありません。

そんな物語が好きだった宮増さんは、潜在意識に「報われない」という思考を創り上げてしまったと言うのです。

ここで、私が幼少期に好きだった物語はなんだったか考えてみると、ディズニー映画の『美女と野獣』や『眠れる森の美女』でした。これに対する宮増さんの見解は、「どんなに苦しい展開があったとしても、最終的にハッピーエンドであるなら、悪い思考は潜在意識に残らない」とのことでした。

ディズニー映画の物語は基本的にすべてハッピーエンドですよね。だから何か悪い思考が巡っているな、溜まっているなと感じた時は、ディズニー映画を観ると良いと言います。

なかでも宮増さんおすすめの作品は、『インサイドヘッド』。

ライリーは、笑顔が素敵な活発な11才の女の子。彼女の頭の中には5つの感情が存在する。ライリーを楽しい気持ちにすることが役割のヨロコビ、嫌いなものを拒絶する役割のムカムカ、腹が立った時に怒りを爆発させる役割のイカリ、危険からライリーを守る役割のビビリ。でもライリーを悲しませてしまうことしかできないカナシミの役割だけは謎に包まれている…。そんな感情たちは、頭の中の司令部で、ライリーを幸せにするため日々奮闘していた。ある日ライリーは、住み慣れた大好きなミネソタを離れ、見知らぬ街サンフランシスコで暮らし始める。不安定になった彼女の心は、感情たちに思わぬ大事件を起こす。転校先の教室で自己紹介をしているその時、カナシミがミネソタでの楽しかった≪思い出ボール≫に触れてしまい、ライリーは泣きじゃくってしまう。自身でもワケがわからぬカナシミの無意識にボールに触れてしまう衝動により、ついにヨロコビとカナシミは司令部の外に放り出されてしまう!2つの感情を無くしてしまったため、頭の中の世界は異変の兆しを見せ始め、2人は巨大迷路のような≪思い出保管場所≫に迷い込み、ヨロコビ不在の司令部も大混乱となる。その頃ヨロコビとカナシミは自分たちも今まで見たことが無かった驚きと色彩に満ちた世界で大冒険を繰り広げていた。―司令部を目指してライリーを再び笑顔にするために!

ディズニー公式HPより引用
https://www.disney.co.jp/movie/head

主人公・ライリーの頭の中にいる5つの感情(擬人化された)が、ライリーを幸せにするため日々奮闘しているのですが、これがまさに潜在意識です。潜在意識の見直し方やつき合い方がよくわかる作品とのことですから、ぜひ本書とあわせて視聴してみてくださいね^^

まず、自分が幼少期に好きだった物語を思い返してみること。そしてどんな結末を迎えるのか、それが自分の潜在意識にどう影響しているのか、見直してみてください。そして悪い結末や思考を生み出しているのだとしたら、ハッピーエンドの作品を観る。これをぜひ実践してみてください。きっとあなたの思考は良いほうに現実化していきます。

▼本書に関連する記事はこちらから

最後までお読みいただきありがとうございました。

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