フォレスト出版編集部の寺崎です。
本日よりアマゾン発売開始となった水瀬ケンイチさんの『改訂版 お金は寝かせて増やしなさい』ですが、すぐにアツいレビューも付けてくださっていて、とても嬉しい週の始まりを感じております。
ちなみに本書で網羅的に解説しているインデックス投資とは、本書でも繰り返し述べられている通り、「世界中に分散したインデックスファンドを積み立て投資して長期保有すること」です。
それはわかった。で、その「インデックスファンド」ってなにさ?
ですよね。ということで、今日は「インデックスファンドとは何か」と、そのメリットについて書かれた部分を抜粋してご紹介します。
インデックスファンドは「投資信託」の一種
ここでのポイントは――
投資信託とは投資家から集めたお金を専門家が株式や債券などに投資して運用する金融商品
運用がうまくいかなかった場合の損失は投資家が被る
ただし、うまくいった場合の利益はほぼすべて投資家のものになる
――という3点です。最後の「すべて投資家のものになる」はなかなかいい響きですね。
さて、こうした投資信託には具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?
投資信託のメリット① 少額から購入できる
投資信託のメリット② たくさんの銘柄の株式や債券に分散投資できる
投資信託のメリット③ 運用に携わる金融機関が破たんしても資金が守られている
それぞれ見ていきます。
投資信託のメリット① 少額から購入できる
最近ではNISAの優遇枠の拡充もあって、自分の周りでも「投資を始めた」という話をちらほら聞くようになりましたが、これまでは「投資はギャンブル」と考える人が多かった気がします。
ところが、個人における投資環境は海外よりも充実しているそうです。これに乗らない手はないですよね。
投資信託のメリット② たくさんの銘柄の株式や債券に分散投資できる
たとえば、ある特定の会社の株式を保有していた場合、その会社が倒産してしまえば、その株券はただの紙切れになってしまいます。
ところが、投資信託の場合はそういう心配はほぼないわけです。
投資信託のメリット③ 運用する金融機関が破たんしても資金が守られる
これって、けっこう意外ではないでしょうか。
今年から始まった新NISAは20年、30年と投資していく設計のものです。そんななかで「金融機関が破たんしたから、投資したお金は全部パーになった!」なんてことがあったら大変です。
・・・と、ここまで投資信託のメリットをご紹介してきましたが、用心深い人は「でもさー、そんなメリットばっかなんて怪しいよ」と感じるでしょう。
そうなのです。
投資信託にはメリットだけでなく、デメリットもあります。
今日はちょっと長くなってしまったので、投資信託のデメリットについては次回の投稿(2/24)でご紹介します!