フォレスト出版編集部の寺崎です。
今日は前回記事の続きです。
前回の記事では「投資信託のメリット」についてまとめました。ただし、何事もメリットの裏にはデメリットがあるもの。
今日は「投資信託のデメリット」について、水瀬ケンイチさんの『改訂版 お金は寝かせて増やしなさい』から抜粋してお届けします。
投資信託のデメリット①
持っているだけで手数料がかかる
要するに「運用管理費用(=信託報酬)」がなるべく安くて、購入時手数料と信託剤債保留額がゼロのインデックスファンドを選べばOKというわけです。こう聞くと、さほど大きなデメリットには感じませんね。
投資信託のデメリット②
すぐに大儲けはできない
株式投資を一攫千金のギャンブル的に楽しむ人にとっては退屈このうえないインデックス投資ですが、「ほったらかしで増えてくれればオッケー」という人にとっては最適解というわけです。
個人的には、インデックスでこつこつ積み立てしつつ、自分が応援する企業の株を持っておくのも楽しそうだなと最近思えてきました。
たとえば、いまちょうど株価が底を打っているChatworkの株価が2月24日現在で455円です。単元株数が100株なので、最低購入代金は45,500円。仕事で毎日使っているChatworkが今後伸びるのかどうかわかりませんが、45500円で応援できると思うと「ちょっと投資してみてもいいかな」と思えたり。
「応援したい企業」が自分にとってどこか、ちょっと考えたりすることが増えました。当然、日本の企業に頑張ってほしいので、国内企業限定ですが。
以上、投資信託のデメリットは2点でした。
ぶっちゃけ、デメリットと言えるほどのデメリットではない気がしますね。じゃあ、今後は具体的にどんな投資信託を選べばいいのでしょうか?
投資信託の99%は不要!
いま調べてみましたら、現時点での日本の上場企業数は3,927社。対して、投資信託の数は約6000本。うーむ、たしかに異常事態です。
そんな膨大な投資信託から、どれを選べばいいのさ!?
答えは「インデックスファンド」を買えばよし。
実にシンプルです。
とにかく地味で華やかさに欠ける「インデックスファンド」ですが、実は「アクティブファンド」よりもずーっと運用成績がいいそうです。このあたりの説明についてはまた改めて。