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編集師の最もプリミティブな欲――『感情リテラシー事典』をビジネス書棚に置いてベストセラーにしたい

以下の記事でご紹介した『自分や他人に振り回されないための感情リテラシー事典』ですが、おかげさまで2刷が決まりました。

本の性格とクオリティからして、書店の人文棚に置き続ける努力をすれば、地道に長く売れ、少しずつ版を重ねていくタイプのものかと自負しています。しかし、編集者ならぬ編集師としては、せっかくだからもっと人目につくところに置いてもらい、初動を出し、ベストセラーに仕立て上げたいという最もプリミティブで、そして最もフェティッシュな欲があります。

そこで、2刷が決まったことを機に、営業部から依頼があったわけではないのですが、勝手に販促物(書店用パネル)をつくりました。そもそもパネルを使えるほどの大きな展開ができるかは弊社営業マンの努力と書店さんの考え方次第なのですが、少しでも営業マンに交渉してもらいたく、つくったわけです。
1つは人文棚用、そしてもう1つはビジネス棚用です。

人文棚用(ノーマル)パネル。「知る」だけの事典ではなく、一番の特徴である「使える」ということをアピールしました。本書のカバーまわりの要素だけでは、「使える」ことを十分にアピールできなかったという反省があったので。
ビジネス書棚用(ビジネス特化型)のパネル。本書の使い方+ビジネスの現場における具体的な使用例も記しました。

人文棚とビジネス書棚だったら、一般的に人が集まりやすいのは、そして弊社が得意としているのが後者です。しかし、本のタイトルのイメージからして、営業マン的にはビジネス書棚に置くのは難しいと言われてしまいました。
しかしながら、2番めのパネルのように、本書はビジネスに活用できることを多くのビジネスパーソンに知ってほしいという気持ちがあります。
事実、弊社のベストセラー『否定しない習慣』の著者にして、数多くのエグゼクティブにコーチングしてきた実績を持つ林健太郎さんも、以下のようにXでご紹介してくださいました。

弊社のベストセラー作家だからということで、献本したり、紹介を依頼したわけではありません。偶然手にとり、ご紹介くださったかと思います。ありがとうございます!

私がつくったパネルが書店に置かれるのか、さらにはビジネス書用のパネルが置かれるのか――弊社営業マン、書店さん、よろしくおねがいします!

(編集部 イし黒)


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