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【海外書籍ランキングTop10】#22今週のアメリカ版Amazon書籍売れ筋ランキング
こんにちは。
フォレスト出版です。
アメリカ版Amazonの書籍売れ筋ランキングのお時間です。今週もリアルタイムの情報をいち早くお届けしていきます。
先週は、初登場が3冊ランクインするなど比較的動きのある週でした。
前回は、日本ではアンソニー・ロビンスの名で有名なトニー・ロビンスによる最新の健康技術「Life Force」が初上場1位を飾り、ピックアップ本としてもご紹介しました。
さて、今週のランキングはどうなっているでしょうか。
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★Amazon.com 週間売上Top10(2022/2/27時点)★
~The Top 10 Most Sold Nonfiction Books of the Week~
第1位「Atlas of the Heart」
BRENE BROWN
(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/5,590REVIEWS)
☆13週連続ランクイン
人間の87の感情と経験のリストを地図化することで自分を見失なわず、他者との繋がりを取り戻す。ブレネー・ブラウン博士による“心の地図”。
第2位「Atomic Habits」
JAMES CLEAR
(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/67,477REVIEWS)
☆161週連続ランクイン
習慣形成の専門家であるジェームズ・クリアが提唱する習慣を変えるために必要なツールと戦略。
第3位「Life Force」
TONY ROBBINS & PETER H. DIAMANDIS
(CUSTOMER REVIEWS:★4.3/299REVIEWS)
☆2週連続ランクイン
トニー・ロビンスが贈る、エネルギーと強さを最大限に引き出し、病気を予防し、健康寿命を延ばす最新の健康技術「ライフフォース」。
第4位「From Strength to Strength」
ARTHUR C. BROOKS
(CUSTOMER REVIEWS:★4/81REVIEWS)
☆ランキング初登場!
ベストセラー作家、ハーバード大学教授、幸福コラムニストのアーサー・ブルックスによる年を重ねても人生に目的、意味、成功を見つけ、幸福でいるためのロードマップ。
第5位「The Great Reset」
GLENN BECK
(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/1,922REVIEWS)
☆4週連続ランクイン
銀行、政府、環境・社会、ガバナンスの指標を使って世界経済を「リセット」しようとするグレート・リセットの危険性をベストセラー作家のグレン・ベックが警告。
第6位「Greenlights」
MATTHEW MCCONAUGHEY
(CUSTOMER REVIEWS:★4.7/51,155REVIEWS)
☆70週連続ランクイン
アカデミー賞受賞俳優マシュー・マコノヒーが、自らの日記から見い出した人生をより良く生きるヒント。
第7位「Will」
MARK MANSON
(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/11,046REVIEWS)
☆16週連続ランクイン
俳優、プロデューサー、ミュージシャンとして活躍するウィル・スミスが成功するまでの過程と自身の不安やトラウマといった人間味あふれる姿をさらけ出した回顧録。
第8位「The Body Keeps the Score」
BESSEL VAN DER KOLK, M.D
(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/43,157REVIEWS)
☆66週連続ラインクイン
トラウマ研究の第一人者のコルク医学博士によるトラウマを癒すための大胆で新しいパラダイム。
第9位「The Subtle Art of Not Giving a F*ck」
Mark Manson
(CUSTOMER REVIEWS:★4.6/62,257REVIEWS)
☆195週連続ランクイン
「ポジティブなんてクソ食らえ」世界最大級の自己啓発ウェブサイトを運営するマーク・マンソンの貴重な人生を浪費しない5つのロードマップ。
第10位「Red-Handed」
PETER SCHWEIZER
(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/1,575REVIEWS)
☆5週連続ランクイン
NYタイムズ紙で6回ベストセラーを獲得した調査員ピーター・シュワイザーが暴露する中国政府とその言いなりになっているアメリカのエリートたちとの間に横たわる権力闘争。
※○週連続ランクイン表記はTop20内
■今週の注目タイトル
今回は、初登場第4位の
「From Strength to Strength」
ARTHUR C. BROOKS
をピックアップ!
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From Strength to Strength:
Finding Success, Happiness, and Deep Purpose
in the Second Half of Life
強さから強さへと:
人生の後半に成功、幸福、深い目的を見出す方法
ベストセラー作家、ハーバード大学教授、アトランティック誌の幸福コラムニスト、アトランティック誌の幸福コラムニスト、アーサー・ブルックスによる、アーサー・ブルックスによる、年を重ねてからも目的、意味、成功を
見つけるためのロードマップです。
私たちの多くは、成功すればするほど、加齢に伴う職業的・社会的な無関心に陥りにくくなると考えています。
しかし、実際には、業績が大きいほど、また業績への執着が強いほど、自分の衰えを実感し、それが起こったときには大きな痛みを伴うものなのです。
高齢期を幸せな時間、目的、そして成功の時間にするために、私たちは今から何をすればよいのでしょうか。
50歳というキャリアの絶頂期に、アーサー・ブルックスは、衰えた能力に失望する未来から、前進するチャンスに変える方法を見つけるために、7年間の旅に出ました。
本書はその成果であり、残りの人生を歩むための実践的なロードマップです。
社会科学、哲学、伝記、神学、東洋の知恵、そして数多くのインタビューをもとに、ブルックスは、人生の真の成功は手の届くところにあることを教えてくれます。
深い知恵、空虚な報酬からの離脱、他者とのつながりと奉仕、精神的な進歩など、誰でも学べる優先事項と習慣に焦点を当て直すことで、私たちはより幸福になるための準備を整えることができるのです。
本書を読めば、あなたも力強く前進することができることでしょう。
・・・・・・
あなたの衰退は(ずっと)早くやってくる。
あなたが思うより―‐。
史上で最も偉大な5人の科学者は誰でしょうか?
このような質問は、おそらくあなたが訪れることのないインターネットのオタク的な場所で議論されるのが好きな人たちですし、私はあなたをそこに連れて行くつもりはありません。
しかし、あなたが科学についてどれだけ知っていようといまいと、そのリストには必ずチャールズ・ダーウィンが入っているはずです。
ダーウィンは生物学に対する私たちの理解を完全に、そして永久に変えた人物として、今日記憶されています。
その影響力は大きく、1882年の彼の死後もその名声が揺らぐことはありません。
しかし、ダーウィンは自分のキャリアを不本意なものだと考えて死んでいきました。
・・・・・・
晩年でもダーウィンは非常に有名で、実際、死後は国民的英雄としてウェストミンスター寺院に葬られるほどでしたが、彼は自分の仕事を不満足なもの、満足できないもの、独創性のないものと考え、人生に不満を募らせました。
「この歳では、何年も続く調査を始める気力も体力もない。それが唯一の楽しみなのに」
「幸せと満足を与えてくれるものはすべて持っているが、人生はとても
退屈なものになってしまった」
そう、彼は友人に告白しています。
・・・・・・
ダーウィンの老後の衰えと不幸は、彼の業績と同じくらいに珍しいもの
だったと言いたいところですが、そうではありません。
ダーウィンの衰えはまったくもって正常であり、予定通りなのです。
そして、もしあなたがダーウィンのように、自分の仕事で卓越した存在になろうと努力してきたなら、ほぼ間違いなく彼と同じような衰えと失望のパターンに直面することになります。
・・・・・・
現実には、どのような職業でも、30代後半から50代前半にかけて衰えがやってきます。
身につまされる話です。
そしてさらに悪いことに、キャリアのピークにある人が優秀であればあるほど、その衰えは顕著になるのです。
もちろん、私の話を鵜呑みにするわけにはいかないので、その証拠を見てみましょう。
まず最も顕著に、そして最も早く衰えるのは、アスリートです。
爆発的なパワーを必要とするスポーツをする人は、20歳から27歳までがパフォーマンスのピークとなります。
本書で話を聞いたアスリートのほとんどは、30歳までには新しい仕事を探さなければならないと考えていました。
もちろん彼らはこの現実を望んでいるわけではありませんが、概ねそれに直面しているのです。
ですが「ナレッジ・ワーカー」と呼ばれている人たち、つまりこの本を読んでいるほとんどの人たちは、これとはだいぶ違うようです。
運動能力や体力よりも、アイデアや知性を必要とする職業に就いている人たちの間では、70歳を前にして衰えを認める人はほとんどおらず、もっと遅い人もいます。
しかしアスリートと違って、彼らは現実を直視していないのです。
~第1章より抜粋
【著者について】
アーサー・C・ブルックス
(Arthur C. Brooks)
アメリカの社会科学者、音楽家、『The Atlantic』のコラムニスト。保守系シンクタンクであるアメリカン・エンタープライズ研究所の社長を10年間務める。2019年7月より、ハーバード・ケネディスクール、ハーバード・ビジネススクールの教員に就任。文化、経済、政治の接点を研究。一流の学者、政策立案者、選出議員と協力し、すべてのアメリカ人が自由な企業活動を行い、成功を手にすることができるようにするために尽力している。ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー2冊を含む11冊著書を執筆している。
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いかがでしたか?
今回のアーサー・C・ブルックス氏の著書は残念ながら日本ではすべて未発売となっています。
アーサー氏は19歳で大学を中退し、フレンチホルンのプロとして演奏を開始、バルセロナ市立管弦楽団に入団。そこから20代後半にアメリカに戻り、
通信教育で学士号を取得、というプロ演奏家であり、社会科学者という変わった経歴の持ち主でもあります。
そんなアーサー氏のTED登壇の日本語訳版が以下からご覧いただけます。
「保守派もリベラル派も一致団結して問題解決に取り組もう」
こちらも気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
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