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人生うまくいっている人の「口ぐせ」とは?
こんにちは。フォレスト出版・編集部の美馬です。
アニメやマンガ、映画やドラマを観ていると、逆境や困難を乗り越えて良い結果をつかみ取ることができる登場人物は、たいてい前向きで明るい人です。いわゆる根明なキャラクターです。
そんなのフィクションの世界の話でしょう、とも思いますが現実の世界でも実際にいるんですよね、そういう人。
どうしてそこまでポジティブでいられるのか。前向きに物事を考えすぎではないだろうか、と衝撃を受けます。
私はというと、「良いコトが1つあったら悪いコトが9つ起こる」と思ってこれまでずっと生きてきましたし、「期待するとたいてい悪いコトが起こる」とも思っています。超ネガティブ思考です。
これまではそんな超ネガティブ思考でもなんとかやってこれていました(むしろそのおかげで危機管理能力は人並み以上に培われたとさえ思っています)。
しかし、社会に出て4年。荒波にもまれて日々忙しなく過ごしていると、「あれ、この超ネガティブ思考じゃ乗り越えられないぞ……?」と感じることが増えてきました。
大人になって痛感したのは、人生がうまくいってそうに見えるのは、結局「明るい人」「ポジティブな人」なんですよね。
それは『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』(和田秀樹/クロスメディア・パブリッシング)でも詳しく語られています。
本書によると、明るい人は毎日が楽しくなるような「いい環境」ができやすいと言います。それは次の笑顔のパワーが少なからず影響していると科学的に証明されているようです。
①気持ちに余裕がうまれる
②相手に心を開いているサインになる
③生き生きした印象を与える
④免疫力が高まる
⑤精神的に安定する
(和田秀樹/クロスメディア・パブリッシング)より
近年の研究によると、作り笑顔でも同じような効果が得られることがわかっているようなので、普段眉間にシワを寄せがちな私も、意識を変えるだけで、ちょっと人生が良い方向に進むかもしれません。
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また、うまくいっている人の考え方として21のコツも本書で紹介されています。そのなかで私が今すぐ実践したいと思った2つの【口ぐせを変えるコツ】が、
「まぁ、いいか」
「それもそうだね」
を積極的に使うこと。一部抜粋引用してご紹介します。
「まあ、いいか」はメンタルに優しい言葉
仕事や勉強で失敗したり、人のミスで被害を受けたりすると、ガッカリして気分が落ち込むことがあります。
そんな時に効果的なのが「まぁ、いいか」というフレーズです。
ビジネスでこれだけの設けしかなかったとか、試験で思うような点数が取れなかった時などに「まぁ、いいか」と思えれば、失敗した自分を許すことができますから、メンタルに優しい言葉です。
「まぁ、いいか。次はもっとうまくやろう」
自分を許した後に、こんなフレーズが続けば、言葉の効果は倍増します。
「まぁ、いいか。今回は許してあげよう」
こう思うことができれば、自分を許すだけでなく、ミスをした人を許すことができます。
(和田秀樹/クロスメディア・パブリッシング)より
「それもそうだね」は便利なフレーズ
勝ち負けにこだわる人や物ごとの白黒をハッキリとしたがる人は、「それもそうだね」というフレーズを口ぐせにすると、対人関係がスムーズになります。
「それもそうだね」というのは、「そういう考え方もあるよね」ということですから、自分の意見を強く主張しているわけではありません。
そうかといって、相手の意見を全否定しているわけでもなく、全面的に受け入れているわけでもないというフレーズです。
(中略)
この「それもそうだね」は、苦手な上司の話を「聞き流す」際にも役に立ちます。
「確かに、それもそうですね」
こう言えば、上司の話をきちんと聞いていることが相手に伝わりますから、通常はあなたが聞き流しているとは思いません。
肯定も否定もしていないので、お互いにストレスを溜め込むことはないのです。
(和田秀樹/クロスメディア・パブリッシング)より
「まぁ、いいか」「それもそうだね」、どちらも楽観的であまり深く考え込まないことがポイントのような気がします。明るい人は一つのことに固執し過ぎないのでしょう。それが自分を幸せにする秘訣なのかもしれません。
なんだか仕事が溜まっているなあ。
まぁ、いいか。