突然ですが、あなたが携わる商品やサービスにおいて、次のような悩みを抱えていませんか。
「売上がなかなか上向かない」
「いい人材が定着しない」
「集客がうまくいかない」
「顧客クレームに悩まされている」
おそらく最初の「売上向上の伸び悩み」はどんな業種であっても、永遠の課題、永遠のテーマかと思います。出版サービス業に携わる弊社とて例外ではありません。
今日はそんなビジネスの悩みを解決する「制約条件理論による問題解決」の手法をご紹介します。参考テキストは「日本でいちばん売れてるKPIの本」と銘打たれた累計8万部突破『最高の結果を出すKPIマネジメント』の姉妹書『最高の結果を出すKPI実践ノート』です。
制約条件理論は「ネックレス」で説明できる
ちょっと抽象的な説明に感じるかもしれませんが、「売上を伸ばす」ために考えるべきは、この「弱い部分」がどこなのかを特定するのが最初の重要なポイントです。
たとえば、「営業成績を上げる」という課題に対してどうアプローチするかというと、まずは営業プロセスを分解します。
①営業先リストアップ
②アプローチ
③ヒアリング
④プレゼンテーション
⑤クロージング
⑥納品
①~⑥のどの箇所が一番弱いのか?
弱いところが特定されたら、上記の「制約条件理論」に基づいて、弱い部分から強化していけば全体が強くなるというわけです。
あるいは一般的な事業会社であれば、①集客、②ナーチャリング、③営業、④カスタマーサクセス(CS)という流れがあるかと思いますが、これらのどこが一番弱いのかを探る作業となります。
組立ラインの「制約条件」はどこか
もう1 つのたとえ話。今度は工場の組立機械です。
この場合、生産台数という明確な基準があるため、いちばん弱いところの特定は容易ですね。では、全体の生産性を上げるためにはどうすればよいのでしょうか?
生産能力が一番低いところがCSF
いかがでしょうか。
組立ラインによる解説は、制約条件理論のわかりやすいメタファーですので、いささか単純化してはいますが、いちばん生産能力の低いところを特定することの重要性は伝わったのではないでしょうか。
CSF(最重要ファクター)が特定されれば、あとはゴールから逆算して「KPI」を設定することが可能です。組立ラインの事例であれば、必要な作業員の数などがそれにあたります。
KPIマネジメントは現場のプロフェッショナルである著者・中尾さんの手にかかると、めちゃめちゃシンプル。あらゆるビジネスに応用できるので、激しくおすすめします。
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(フォレスト出版編集部・寺崎翼)