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#408【フリートーク】今こそ読み返したい『日本人だけが知らない戦争論』

このnoteは2022年6月3日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。

今井:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティを務める、今井佐和です。本日は“今こそ読み返したい1冊"『日本人だけが知らない戦争論』をテーマに編集部の寺崎さんと共にお伝えしていきます。寺崎さん、よろしくお願いいたします。

寺崎:よろしくお願いします。


全ての戦争が「お金」のためであることがわかる1冊

今井:こちら、Voicyでも何度か紹介させていただいている本だと思うんですけど、“今こそ読み返したい1冊”ということで、こちらを選んだきっかけというのは何かありましたでしょうか?

寺崎:そうですね。これはもう本当に「お前、しつこいな」って感じなんだけど(笑)。ロングセラーで、先日5刷の重版が決定しまして、おかげさまで結構長く売れている本になっていまして。内容は古びないので、いつでも読んでタメになる本なんですけど、やっぱりウクライナ情勢もあって、今ちょいちょいTwitterなんかでも、「この本を読み直しています」っていう人がいたりして。話題になっているんですよ。

今井:そういえば、ウクライナの話も色んな意見があるというか、そんな感じですけれども、この本を読むと一般メディアで言われているような意見とは違う視点を持てるような感じなんでしょうか?

寺崎:そうですね。この本の言いたいことを一言で言うと、ウクライナ戦争も何もかも、「全ての戦争がお金のため」っていうことなんですよ。

今井:お金のため?

寺崎:そういう言い方はあまりされないけど、今の世界的な動きもお金が色んなところで絡んでいるんじゃないかなと思います。真相はわかりませんけれども。

ローマ法王が放った不気味なひと言

寺崎:今のロシアの侵攻の前兆戦だった2014年のウクライナ紛争ってあったと思うんですけども、それについてもこの本で触れられていまして。そこに行き着く前にちょっと不気味な“まえがき”というか、そういうのがあるんですよ。

今井:どんな“まえがき”なんですか?

寺崎:それが2014年の9月13日っていうのは、第一次世界大戦の開戦の100年目なんですけど、その追悼式がイタリアで行われたんですが、その席でローマ法王がこういうことを言ったんですよ。

「すでに第三次世界大戦は始まっているのかもしれない」

当時は中東とか、世界各国で戦闘が続いたんですけど、この発言がBBCニュースで伝えられて世界的に話題になったんです。で、この本では国際金融資本とかの勢力があって、そういった勢力が戦争を起こしているっていうストーリーなんですけど、当時ローマ法王とか、ネガティブキャンペーンをかなりされていて、そういった背景には権力の戦いがあったんじゃないかみたいなことなんですけれども。それでもやっぱりローマ法王がこういう発言をするって、すごくないですか?

今井:そうですね。平和を祈る象徴みたいなイメージがあるので。

「もうすぐヨーロッパが統一されるから、次の戦争の時はよろしく」

寺崎:フランシスコ。本名、ホルヘ・マリオ・ベルゴリオさんですけど、ローマ法王、第266代ですね。イエス・キリストの弟子ペトロが初代の法王ってことなので、世界の大ボスみたいな、相当な権力の方がこういう発言をしたっていうのは、実はある意図があるという話なんです。

今井:そうなんですか?

寺崎:うん。著者は苫米地英人さんという博士なんですけど、苫米地博士が当時、三菱地所に勤めていたんですけど、ちょうどバブルの時代かな。その頃、国連事務総長を務めたワルトハイムさんというオーストリア人の方がいて、この方はナチス党員だった疑惑もあって、それで国連事務総長を辞めたりしたんですけど、その後にオーストリアの大統領に選出して、大統領に選ばれたりした方で、ハプスブルク家の末裔だそうです。

今井:ええ。歴史の教科書によく出てくる、あのハプスブルク家。

寺崎:そうそう。それで苫米地博士がワルトハイムさんの家にお邪魔したらしいんですよ。そしたら、直筆のサイン入りの各元首の写真が飾られていて、そこには日本の天皇陛下の写真もあったらしいです。Hirohitoっていうローマ字のサインがあったらしいです。

今井:天皇陛下のサインまで!

寺崎:そう。どれだけすごい人かっていうことなんですけど。ようやく用件が済んで、最後に雑談になったんですね。ワルトハイムさんが苫米地博士に「もうすぐヨーロッパが統一されるから、次の戦争の時はよろしく」って言ったんですって。

今井:「よろしく」ってどういうことですか?

寺崎:次の戦争っていうのは、第三次世界大戦に違いないということなんだけど。でも一般的には三菱地所の苫米地博士になんでそんなこと言うんだろうと思うかもしれないですけど。普通は軍需産業だったら重工とか、あるいはお金がまわる銀行とか、この三社が役割を引き受けるんじゃないかと思うんですけど、実は三菱グループの本社というのは三菱地所らしいんですよ。

今井:ええ!

寺崎:そう。代々三菱家の長男が継いできて、三菱グループの本家というのが、三菱地所だということをワルトハイムさんも当然のごとく知った上での発言だったということだそうです。

今井:全てを知った上での、「次の戦争よろしく」だったんですね。

寺崎:そうなんですよ。それでこの後、EUの通貨統合が起き、そしてアメリカのパパブッシュの口から「ニューワールドオーダー」という、新世界秩序ということが明らかに公になってくるわけなんです。この「ニューワールドオーダー」っていうのは陰謀論好きの方は、皆さんご存知の話だと思うんですけど。

今井:よく最近、聞きますよね。

BRICS設立とウクライナ政変の関係

寺崎:そう。「ニューワールドオーダー」ってどういうことなのかっていうと、世界を一つの政府にしちゃおうっていうことなんですよね。

今井:そうすると、その人たちには何かいいことがあるんですか?

寺崎:そこはわからないです。そこは色んな意見があると思うんですけど。ただし、ここからウクライナの話に繋がってくるんですけど、2014年にロシアと中国とインドとブラジルと南アフリカがBRICSって当時言われたと思うんですけど、BRICS開発銀行っていうのを設立したんですよ。で、この銀行ではドル決済じゃない。ドルを使わないっていう宣言をしたんですよ。

今井:おー。

寺崎:やばいでしょ?これはやばいですよね。で、その後にちょうど時を同じくして、ウクライナの政変が起ったんです。

今井:なんだか闇を感じますね。

寺崎:そうなんですよ。ウクライナで起こった政変もアメリカとEUの入念な下準備によって起こされたんじゃないかみたいな。プーチン大統領もそのことは百も承知だから、「これが戦争の火種にならないはずはない」と書かれています。こうした流れがあって、今のウクライナの侵攻というストーリーに繋がると。じゃあ、戦争を起こしたがっているのは誰なのか、そして利益を得るのは誰なのかで、これまで歴史的に戦争を起こしてきたのは、どうやって起こしてきたのかっていうのを、この『日本人だけが知らない戦争論』では明確に答えています。

今井:一般的に戦争はもうちょっと感情的なもので動いているようにメディアでは報道されていますけども、裏では「あいつが憎い」みたいな感情も操られていたのかもしれないっていうことですかね?

寺崎:そうかもしれないですね。だからこの本を読むと、一般のニュースみたいなものが本当に表層的に見えてしまうかもしれないですね。

今井:すごいですね。帯のところに「あなたが教わった戦争の歴史はすべてウソ!世界の真相がわかる。」と。

寺崎:そうなんですよ。フランス革命とか、ロシア革命とか、大体ウソばっかりなんですよ。この本でわかることは。

今井:えー!その戦争までウソばっかり?

寺崎:ウソって言うか、戦争がどうして起こったかっていうことの原因とか、背景がかなり作られていますね。

今井:なるほど。真実はあまり表立って言われていないということですかね?

寺崎:言われていない。だから、結構ヤバい本かもしれないですね。だからこそ私はしつこく皆さんにお勧めしています(笑)。

今井:私もこの本を読んで、歴史感と言うか、教科書とテレビの言うことだけじゃ、違う世界を生きていたなみたいな。世界観がガラっとかわりましたので、本当にお勧めです。

寺崎:ありがとうございます。

今井:本のリンクはこちらにURLを貼っておきますので、ぜひリスナーの皆さんもこちらの本を読んで、世界観をガラリと変えていただけたらなと思います。本日は寺崎さん、どうもありがとうございました。

寺崎:ありがとうございました。

(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)


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