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【フォレスト出版チャンネル#23】【雑学】耳をひっぱるだけで全身が整う超絶メソッド
このnoteは2020年12月16日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。
今井:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティを務める今井佐和です。今日はビジネス書っぽくない話題をお送りしたいと思います。フォレスト出版は、ビジネス書の出版社なんですけれども、健康や美容など、いわゆる実用書も出しています。今回は「耳をひっぱるだけで健康になれる」というテーマでお伝えしたいと思います。そこで、1人の編集者をお呼びしました。フォレスト出版副編集長の寺崎さんです。よろしくお願いします。
寺崎:よろしくお願いします。ところで、佐和さん、この時期寒かったり暑かったりしますけど、こういう季節の変わり目って体調崩されたりとかしません?
今井:私、年中健康であんまり崩したことないですね・・・。
寺崎:ホントですか!?でもそんな感じですね。僕はね、結構崩しがちというか。もともと普段から自律神経が弱い。心身のバランスが悪くて、緊張すると手に汗をすごいかいちゃったりしてね。手汗、困っちゃうんですよ。
今井:あらららら。
寺崎:で、やっぱり季節の変わり目とかにその症状がひどいんですけど。でも、そんな自律神経の不調を1発で整えるすごいメソッドがあるんです。
今井:え!1発でですか!?
寺崎:はい。結構前に出したものなのですが、『耳をひっぱるだけで超健康になる――あらゆる不調が一瞬で消える「神門メソッド」』っていう、ロングセラーになっている本があって。まあ、フォレスト出版はビジネス書メインの出版社ですが、たまにはこういった本の企画も個人的に面白いなと思って出しています。で、著者の飯島敬一さんという方が考案した“神門メソッド”っていうのがあるんですよ。神の門。
今井:“神の門”と書いて、神門メソッド!
寺崎:そうなんです!で、この神門っていうのはツボなんですけど、このツボの位置は耳の上の方にあって・・・ラジオなのでうまく伝えられないので、noteの記事のリンクを貼っておきますので、そこに写真が載っています。そこを見ていただくと神門がどこかわかりますので。
寺崎:最初はこれ、ダイエット目的で開発されたんですよ。ただ集まった人は、ほとんどがダイエットよりも不眠症とか冷え性とか鬱とかそういった自律神経に関わる症状の人が多くて。で、実際にそれに効くってことがわかってきたらしいんです。
今井:へー。じゃあ、そういった自律神経も整うからダイエットにも効くみたいなことだったりするんですか?
寺崎:逆に言うとそうですね。やっぱり自律神経の乱れっていうのは、体の敵だったりしますからね。
今井:でも、耳をひっぱるだけで、本当にそんな整うの?みたいな気持ちになっちゃうんですけど・・・。
寺崎:なっちゃいますよね。これ耳つぼ療法っていう療法なんですけど、耳には365個のツボがあって、全身に対応する部位があるらしいですよ。
今井:耳だけで365!?一年分あるんですか?
寺崎:はい。で、神の門って書くんですけど、神の通る門って呼ばれていて自律神経に対応するんですね。
今井:ええ!強そうっていうか、すごそうですね神の門!
寺崎:そうなんです。もともと神経っていうのは心の通り道という意味があるらしくて、心の通り道を通る神。で、神の門。だから、神経の門ですよね。
今井:すごい重要な門という感じがしてきました。
寺崎:してきますよね。ちょっと難しい話なんですけど、中枢神経っていうのは脳の中心部にあって、そこに脳幹と言われる場所があるんです。脳幹は、脊髄から届いた情報を脳に伝えて、脳と脊髄のパイプ役になっているんですけど、その門が脳幹で、この脳幹に対応するのが耳ツボらしいんですよ。
今井:へえ!脳の中でも脳幹が古い脳というか大事な脳っていう話を聞いていたので、まさか神門が脳幹の方と繋がって自律神経に対応しているとは思いませんでした。
寺崎:で、耳がなんでそういう働きを持っているかって言うと、耳というのは一言で言うと、頭蓋骨の外に飛び出してしまった脳の一部と言われているらしいんですよ。
今井:え!!これ、脳の一部なんですか!?
寺崎:脳の一部。目は視覚のセンサー、舌は味覚のセンサー、耳は聴覚のセンサーで、聴覚器として働く内耳・中耳・外耳っていうのは頭蓋骨の内側に位置しているんですよね。だから頭蓋骨は脳を守るための骨で、その頭蓋骨の内側に埋め込まれている目・口・聴覚器は脳の一部と考えられているらしくて。ところが、聴覚器の一部である耳だけが頭蓋骨の外に飛び出しているんですよ。
ここになにか大きな意味があるんじゃないか・・・って考えて著者の飯島さんは研究を始めたらしいんです。
脳ってどんなに疲れてもマッサージできないじゃないですか?肩が凝ったら肩を揉む、腰が痛かったら腰をさする。脳が疲れてもマッサージできないんだけど、脳の一部である耳はマッサージできるんですね。
今井:なるほど!じゃあ耳をマッサージすることで脳をマッサージすることが出来ると!
寺崎:そうなんです!例えば、手のひらにギューって力を入れて押してみてください。
今井:はい。(ギュー)
寺崎:(ギューって押した部分が)白くなりますよね? で、そのあとすぐに一瞬にして赤みが戻るでしょ。これはどんなことが起こっているかっていうと、手のひらに異常を感じた脳が、「ここに異常が起こったぞー!」っていう情報を、神経を介して脳がキャッチするんですよ。そうすると、脳がその異常を修復させるために、たくさんの血液を損失した部位に送り込む指令を出すの。耳つぼ療法は、この脳の原理を活用した施術なんです。
今井:じゃあ耳を押すことで、そこにフラグが立って・・・ていうことで、それに脳が対応するってことなんですか?
寺崎:そうなんです。要するに3つの段階を踏みます。まず、耳にあるツボを刺激する。次に、脳はそのツボに対応する体の部位の方に異常が起こったと勘違いする。3つ目は、脳がその場所に大量の血液を送り込む指令を出す。
今井:なるほど、そういう仕組みになっているんですね。 ではここまで耳のツボがどうして自律神経に作用するのかといったお話について訊いてきたんですけれども、せっかくなのでフォレスト出版チャンネルをお聴きの皆さんに耳をひっぱるメソッドを具体的に教えていただいてもよろしいでしょうか?
寺崎:わかりました。本の中ではいくつかメソッド、やり方が載っているんですけど、その中でも、「耳ひっぱり3秒メソッド神門スペシャル」っていうのがあるんですけど――。
今井:3秒でいいんですか?
寺崎:3秒でできます。やり方はですね。まず神門のゾーンっていう耳のくぼみ。上のくぼみのところに人差し指の腹を当てて、裏側を親指で持つ。押さえる。で、真上に向かって3回キュッキュッキュッと指を離さないでちょっと強めに引っ張るんです。
今井:(キュッキュッキュッ)
寺崎:これは両耳でやった方がいいです。キュッキュッキュッ。で、これがツボなんですけど、最後に「ありがとう。ありがとう」って2回繰り返し唱えるんですよ。
今井:ありがとう。ありがとう(笑)。なんか笑っちゃったんですけど。
寺崎:ちょっとスッキリしません?
今井:なんかスッキリしました!ちょっと、なんでしょう?視界が明るくなったというか!
寺崎:そうなんですよ!視界も明るくなったりするし、体の可動域も広がるし。実際、僕、この本を編集している時に筋トレにハマっていた時期があって、これをやってからベンチプレスやると、いつも60キロだったのが70キロ上がったりとかしました。
今井:え!すごくないですか!?
寺崎:そう。これ、身体にすごく効くんですよ。一瞬で全身が整うというか。
今井:しかも3秒でできて、これはすごいですね!
寺崎:そうなんですよ。
今井:ちなみにこれ、「ありがとう。ありがとう。」っていうのは何か理由とかあったりするんですか?
寺崎:わかんないです(笑)。多分なんか「ありがとう」と言うことがいいんじゃないかなっていう。
今井:なるほどなるほど。ちなみにこれ「ありがとう」は心の中でも大丈夫ですか?それとも口に出した方がいい感じですか?
寺崎:そこどうなんですかね。多分、口に出した方がいいんじゃないかなと思うんですよね、きっと。
今井:じゃあ皆さん是非やるときは、できれば口に出して、口に出すことができない環境の場合は、心の中で「ありがとう。ありがとう」とぜひ唱えていただけたらと思います。
寺崎:はい。
今井:今季節の変わり目で少し体調が悪いかなという方も、ベンチプレスもっと上げたいぞという方も、飯島敬一さんの『耳をひっぱるだけで超健康になる――あらゆる不調が一瞬で消える「神門メソッド」』という本をぜひお手にとってみてください。
(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)