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【フォレスト出版チャンネル#15】英会話|あんな流「英会話上達」のコツ

このnoteは2020年12月4日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。


Voicyで英語チャンネルを始めたきっかけ

渡部:フォレスト出版チャンネルパーソナリティの渡部洋平です。今日も昨日に引き続き素敵なゲスト坪井安奈さんにお越しいただいております。今日は昨日とはちょっと変わって“英語”という切り口でお話ししていただきたいと思います。坪井さんは、その“複業複住”タレントの一環としてVoicyをだいぶ長いことやられていて「坪井安奈のこんな英語あんな英語」のパーソナリティをされています。このチャンネルはいつぐらいに始められて、現状ではどんなことを発信されているのでしょうか?

坪井:さっき、いつからだっけなと思って調べたら、2018年の4月からやっていました。なので、2年半とかぐらいですかね。

森上:早いですねぇー!

坪井:はい(笑)。発信内容は「あんな英語こんな英語」と入っているように、英語について発信しているんですけれど。私自身も英語は小さい時から身近な存在でした。にもかかわらず全然思うように喋れないっていう、自分自身の歯がゆさがあったんですね。で、そんな中、シンガポールに移住したのが2018年で、そのときに英語の勉強の仕方ってもうちょっと肩の力を抜いていいんじゃないかなというふうに思って、そういうハードルを下げたいなっていう意味で始めたチャンネルです。なので、いつも英語のフレーズを1つだけ紹介するとか、めちゃくちゃ短い放送をやっています。1分とか2分とか。

渡部:なるほど。

森上:おもしろいですよ! 何でしたっけ、“不倫”って何て言う?

坪井:そうそう(笑)。不倫報道があったときだったかな。だから「不倫って英語で何て言う?」とか、あとコロナが流行ったときは、「コロナは何て言うか」とか。そういう時事的なことも入れたりとかして。

森上:ですよね。結構尖っているんですよね、キーワードが。先ほどチラッと、もともと英語が身近な存在と言われていましたが、それって、ご両親が英語をやっていたとかですか?

坪井:なぜかすごく海外に対して興味がある両親で、だから私の名前も「あんな」になったんですけど。4歳ぐらいから英語を習い始めて、6歳で父の仕事でニューヨークに移住したんですよ、1年間。なので、物心がついたときには、英単語の例えば果物の名前とか乗り物の名前とかは言えるような状態っていう感じでした。

森上:すごい。それは相当なネイティブですね。

坪井:いやー。でも、それでもやっぱり英語って話せないんですよね、不思議なことに。言語って怖いなって思います。

森上:坪井さんがそれ言うんだったら、我々はもう相当ハードルが高そうな感じですね。

坪井:いやいやいやいや。

森上:渡部さん、英語は?

渡部:まったくですね……。仕事で海外に行く機会が多いんですけど、1人だけ英語がわからないんですよね、まわりにいる人の中で。

坪井:そうなんですか!?

渡部:そうなんです。

坪井:でも、実際ちょっとしゃべろうと思ったら、わかったりするときってありません? なんとなく通じちゃったとか。

渡部:そういう意味だと、なんとなく言っていることはわかるんですけれど、しゃべれないですね。

坪井:そうですよね。でも、やっぱりわかるもんなんですよね! 私、そこもすごく伝えたいところですね、自分のチャンネルでも。

英会話上達に、発音や文法より必要なこと

渡部:なるほど。今、そのちょうどお伝えしたいお話ということだったんですが、坪井さんの英語の勉強法や学習法に、特色みたいなのはあるんですか?

坪井:大人になってから変わったんです。というのも、昔はやっぱり小さいときから習っていて、自分も海外にいたということもあって、例えば、発音とか文法をものすごく気にしてたんですね。受験勉強とかもあったので。
だけど、実際に大人になってシンガポールに住んだときに感じたのは、そんなのどうでもいいから、いかに自分が伝えたい内容を持っているかどうかとか、なんで伝えたいのか、みたいなところがやっぱり大事だなと思って。なんで英語をできるようになりたいのかって、人や目的にもよると思うんですが、私の場合は、海外の人とコミュニケーションを取ったり、違う文化のことをお互いわかり合ったりするのがすごく楽しいなと思って。それがやりたいなっていうのが、英語ができるようになりたい私の目的です。それならば、まず文法とか発音とかは無視でいい。それが1番私の中では勉強法っていうか、まず大前提の気持ち? マインドの部分です。で、あとは本当に英語を使わないといけない環境に身を置くことが一番の近道だなと思っています。例えば、外国人の友達を作るとか。そういうことが、英会話上達の上で、本当に一番大事かなって思います。

渡部:そうですよね。お話しいただいたとおり、言語ってツール・道具なので、「何を伝えるか」がないと、そもそもしょうがないっていうのは、確かにおっしゃるとおりだなと感じました。

坪井:私が住んでいたのはニューヨークだったので、ニューヨークってなると母国語が英語なので、ちょっと違うんですが、シンガポールとかアジアになると、まさに英語はツールなので、それが正しいか間違っているかとかよりも、お互いに通じ合えるかどうかがすごくコミュニケーションの中で大事になってきます。だから、(発音とか文法とか)気にならなくなったんですよね。

それこそ、シンガポールっておもしろくて、 “イングリッシュ”じゃなくて“シングリッシュ”っていう独自の英語が発展しているんですよ。で、最初行ったとき、意味がわかんなかったんですけど、例えば、お店で試着したいときに「Can I try this on?」ってお店の人に聞いたら、普通だったら「yes!」とか「sure!」といった答えが返ってくるんだと思うんですよ。なのに、シンガポールって「can」って言われるんですよ(笑)! 「ええ!」ってなって! そんな英語、聞いたことないけれど……と思ったんですけど。でも、伝わるじゃないですか! なんなら、「yes!」とか「sure!」よりも「can」か「can not」のほうがめっちゃわかりやすい。シンガポールにはそんな文化があって、それでめっちゃ価値観変わりました。

渡部:使い方みたいな感じですね、本当に。

森上:やっぱりシンガポールの方のほうが、文法や発音にとらわれていないってことなんですね。日本人はどうしてもそこを気にしすぎというか、意識しちゃうところですよね。

坪井:「恥ずかしさ」は日本人の素敵な部分でもあると思うんですけど、でもそこがネックになって話せない方がおそらくほとんどなんじゃないかなと思っています。だって、シンガポール行ったときに、タクシーのおじちゃんとしゃべっていたら、全然間違ってるし。「he」とか「she」とか混ざってる人もいる。そんなの、もう誰も気にしてなくて、それよりも内容が楽しかったりとか、そっちのほうが大事なんだなと本当に感じましたね。まずは、その壁をなくさないと、日本人はしゃべられるようになることがめちゃくちゃ遠い気がします。

森上:なるほど。逆にその壁がなくなったとたんに、習得率がアップしてくる……。

坪井:絶対そうだと思います。私もそれこそ住んでいたとき、英語を勉強していたとはいえ、日常の中で毎日新しい表現に出会うので。それに出会ったら、次の日実験的に使ってみるとか。やっぱりそれができるのって、使う環境があるからだと思うので。

渡部:日本人が思っている“英語がしゃべれる”という定義が、そもそも違いそうですね。

坪井:そう思います。実際に私はほとんどの日本人が英語をしゃべれると思います。

渡部:中学英語とかを習っていたらってことですよね?

坪井:そうそう! 普通に話せるはずです! もちろん単語とか知らない言葉いっぱいあると思うけど、別に今って、googleで画像検索して、それを見せて「this one! this one!」って言えば伝わるじゃないですか。究極、私、全然それでもいいと思っていて。そしたら教えてくれるから「こうやって言えばいいんだ!」って、その場で知ったりとか。日本語と一緒だったら、「日本語と一緒じゃん」みたいな感じで、盛り上がったりとかするし!

伝え方は1つじゃない! 英会話は楽しんだ者勝ち

森上:坪井さんが海外で英語を楽しんでいる感じ、YouTubeで観られるんですよね? 今もやられている?

坪井:そうですね。最近、コロナで行けてないので、なかなか更新できてないんですけれど、例えば、シンガポールのバスの乗り方とか、電車の乗り方とかを伝えるYouTubeとかをやっていました。

森上:そうですよね。市場みたいなところに行って、食堂みたいなところで食べたりとか。現地の男性と一緒に出てたりとか、とても楽しそう!

坪井:本当に楽しい。あと、同じことを伝えようと思っても、伝え方って何通りもあるなと思ってて。例えば“授業参観”って、英語でなんて言うかわからないとするじゃないですか。「授業参観が来週あるんだよね」と言おうと思ったら、別に「来週、両親が学校に来るんだよね」という言い方でも同じ意味になるじゃないですか。“授業参観”というのと、“親が学校に来る=授業参観”という感じで。的確な表現がわからなくても、言葉って伝えることができる。コミュニケーションは、簡単な言葉しか知らなくても絶対にできると思うんですよ。

渡部:答えがあるって思っちゃいますけど、伝わればいいってことなんですね?

坪井:うん! そうだと、私は本当に思います。

森上:坪井さんのVoicy「あんな英語こんな英語」は、いろいろな単語を単語単位で教えてくれるから、結構すぐ覚えられるというかね。楽しさが伝わってきますよね。英語の楽しさというか。

坪井:ありがとうございます。

渡部:実践的に英語が使えるようになる!

坪井:はい! 結局、関連付けて覚えないと覚えられないと思うんですよね。受験の時代なんて、振り返ってよくあんな覚え方していたなと思いますけど。毎日10個とか覚えられるかっていったら、難しいと思うので。今の時事ネタといろいろ関連付けたりとかしながら覚えるのが良いんじゃないかなって思います。

渡部:なるほど、時事ネタに関連付けると“不倫”っていう英単語を覚えられたりするわけですね?

坪井:そうそうそう(笑)。あと、その時流行っているドラマとか。最近だったら『エミリー、パリへ行く』っていうドラマがネットフリックスで流行っていて、私も見ていたんですけど。そこで知った言葉を紹介していたりとか。

渡部:このVoicyのチャンネルを聞いてくださっている方は、もしかしたらすでに坪井さんのチャンネルを聞いているかもしれませんが、ぜひチェックしていただきたいですね。

坪井:ありがとうございます。

「坪井安奈×フォレスト出版」の
新プロジェクトが密かに進行中!?

渡部:ここまでたくさん英語の話を伺ってきたんですけど、森上さんは、坪井さんの英語の勉強法の企画を考えていたりするんですか?

森上:今日は英語の勉強法についても初めて聞いたことも結構多くて、そういう意味ではとても興味があるんですけど。ただ、あんまり詳しくは今の時点ではお伝えできないんですが、坪井さんのパラレルワーカーとしての女性の生き方にすごく興味があるので、そのテーマを坪井さんといろいろ仕込んでいるところです。

渡部:僕は知らないんですけども、お二人のところでは進んでいるものがあると。

森上:そうなんです。でも、それは渡部さんにもまだ言えないです(笑)。

渡部:僕も教えてもらえないんですね、まだ(笑)。

森上:単なる1冊の書籍にとどまらない可能性というのも、坪井さんのアイデアもあって、いろいろ考えているところなので、また時期が来たら坪井さんまた出ていただいて、このVoicyで改めてご報告したいと思います。

坪井:はい! ありがとうございます。今度、もしよければ私のチャンネルにもフォレスト出版さん、出演してください。

森上:うわー、うれしい! ありがとうございます! ぜひよろしくお願いします。

坪井:皆さん英語って聞くと、すごくハードルが高いという印象を受ける方もいると思うんですが、思っている以上に、英語はただの言葉なので。気軽にちょっと聞いてみようかなっていう感じで、私のチャンネルも聞いていただけるとうれしいです。

渡部:はい、どうもありがとうございました! それではこれからもフォレスト出版チャンネルも皆様に役立つ情報を届けていきたいと思います。坪井安奈さんにお越しいただきました。どうもありがとうございました。

坪井:ありがとうございました。

(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)



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