丸腰で打ち合わせに行って話聞いたらぶっ飛んだ話。
フォレスト出版編集部の寺崎です。
最初にぶっちゃけると、今日も今週出る新刊『ビジネスライブ配信のはじめ方』(赤城良典・著)の話です。
連日の宣伝臭、すいません。
ただ、それだけ、ひとりでも多くの人の手に渡って、困っている人が救われたら・・・と思う書です。
だがしかしですね、この本の企画って、自分が立ててないんですよ。
じゃ、誰が言い出しっぺなのか。
Voicyで運営してるフォレスト出版チャンネルの月曜レギュラーに弊社デジタルメディア局の中原拓哉という人物がいるのですが、彼がそもそもの発端でした。
もともとは結婚生活の専門家だった
本書の著者・赤城良典さんは今でこそ「ビジネスライバー」を肩書きにしていますが、じつはもともとはフランクリンコヴィー社公認のパートナーシップの日本初の専門家。活動名「赤城夫婦」として、夫婦関係の問題のプロフェッショナルでした。
そこに学生時代の中原が門戸を叩いたのが、そもそもの著者との出会いのきっかけだったそうです。そのうち「なんで赤城さん、唐突にFacebookライブ配信始めたんですか?」「いやいや、これが今スゴいんですよ、拓さん」的な展開で盛り上がったらしく、企画書をまとめた中原から「書籍企画の企画書を添付しました。ご検討ください」的な話が来たわけです。
でも、正直ピンときませんでした。
「ライブ配信?あの投げ銭とかの世界でしょ?」
「ライブコマースは中国で流行ってるよね」
全部誤解でした。
赤城さんと今年3月にミーティングして、リアルな事例を聞くまでは。
コロナ禍が加速させたライブ配信の需要
「ライブ配信が静かなブームであること」
「すでにアメリカではこの流れは2019年から始まっていること」
「今トレンドのライブ配信ではいきなりモノを売りつけない」
「アツいコミュニティを時間をかけて形成すること」
「ライブ配信のツールはStreamYardとFacebookライブ」
なるほどなるほど。ひたすらメモってました。
そこで質問しました。
「ところで、赤城さん。読者は結局それでマネタイズできるのか、要はお金を稼げるのかが知りたいと思うんです。そのあたり、どうなんですか?」
「はい。もちろん稼げます。現に僕自身、2020年は前年比で売上20倍になりました」
えっ、売上20倍!!?!?!?!?
「それと、2019年からライブ配信を始めて、2020年2月にライブ配信研究会というFacebookグループを始めて、いまでは1450人のコミュニティになりました」
「その仲間たちから『有料で学びたい』という人がたくさん出てきたため、有料のオンラインスクールを立ち上げたんですが、それが今では月額1万9800円の会費×100名の規模になっています」
(ということは・・・月額200万円×12か月=年商2400万円!)
「しかも、これ、FacebookライブとかZOOMなので、StreamYardとかZOOMの月額費用ぐらいで、ほとんどコストがかかってないんですよ。僕ひとりでやってるので原価ゼロ。革命的じゃないですか?」
2019年から可能性を感じて始められたライブ配信。折しも2020年に入ってコロナ禍となり、対面販売の業種の人々がこぞって収入源もしくは収入ゼロになりました。
そうした方々が「ライブ配信でビジネスを成功させている人がいるらしい!」と噂が噂を呼んで、赤城さんのもとへ大挙して押し寄せたそうです。
「そうなんです。でも、みなさんライブ配信のノウハウを学んで大成功。ライブ配信長者がたくさん生まれてるんです」
成功事例がとにかくハンパなかった
極めつけは不動産をライブ配信で売った事例ではないでしょうか。
とうとう不動産をライブ配信で売る人も現れました。
池野広さんは山形の不動産会社の社長さんなのですが、ライブ配信のスタイルがユニークです。実際の物件に池野さんが出向き、ライブ配信しながら物件の隅々までレポートするのです。
この臨場感のあるライブ配信が功を奏し、なんと3000万円もの物件を内見なしで購入した人がとうとう現れました。
現在、全国の不動産業の社長さんから池野さんのライブ配信の出演オファーが殺到しており、出演料30万円で応じているそうです。池野さんがライブ配信で販売した不動産の総額は5億円を超えています。
そして、書籍が完成した今まさにこの瞬間も、ライブ配信でビジネスを軌道に乗せた成功事例が続々と生まれているそうです。
「成功事例が出てきてるのはわかった。でも、そのライブ配信って何なのか、イマイチよくわからないよ!」
そんな声が聞こえてきそうです。そう、僕が赤城さんご本人に話を聞くまでピンとこなかったように。
では、赤城さんのライブ配信がどんな感じなのか、ちょっとご覧いただきたいと思います(Facebookの動画リンクは貼り付けられず、Youtubeへの転載なのでコメント欄は表示されません)。
「えっ、なんか、延々と参加者のコメントを拾って話してるだけなんですけど・・・」
そう、そうなんです。
赤城さんのライブ配信の手法は「コミュニケーション型のライブ配信」です。これって、世界中見まわしても、どこにもないユニークな手法らしいです。
でも、そこにライブ配信の成功の秘訣が隠されているんです。このあたりもすごく最初はわかりにくく感じるところです。
なので、複数回にわたって、この「ライブ配信の可能性」について、note誌上を借りて、お伝えしたいと思います!
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