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「悪い思考」は良いことが起こる前触れ?

こんにちは。
フォレスト出版編集部の美馬です。

5月23日に発売された宮増侑嬉(大石洋子)さんの新刊、
『すべて潜在意識のせいでした』が、

おかげさまで、発売直後から全国各地で皆さんに手に取っていただき、発売から1週間足らずで重版が決定しました!

Amazonでは、発売前からランキング入りするなど大きな反響が出ています。

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多方面で注目を集めている本書には、1万人以上の受講生の人生を好転させてきた宮増侑嬉さんの「思考メソッド」が凝縮されています!

本日は、その思考メソッドについて、一部抜粋引用してご紹介します。

***

悪い思考を「悪い」と思ってはいけない

人生をしあわせで豊かにするためには、まずは悪い思考をどんなふうに扱っていくかが重要になります。 

私たちは、自分のネガティブな部分やブラックな部分はあまり見たくありませんよね。だから、悪い思考を見て見ぬふりしてつい置き去りにしてしまいがちです。

けれど、宮増さん曰く、この悪い思考を上手に扱っておかなければどんどん暴れん坊になっていき、思考が反乱を起こしてしまうと言います。悪い思考をきちんと扱って悪者にしないようにしなければいけません。

そもそも、潜在意識には毎日6万~10万回もの思考がストックされていると言います。そこには、生まれたときから積み重ねてきたクセのような思考がたくさんあるようです。

これが悪い思考であっても、子どもの頃からの思考なのでそれを悪いとは思わずに“当たり前“と思ってしまいます。自分では悪い思考だと気づけないのです。そのため、当たり前になり過ぎている悪い思考を見抜かなければなりません。

悪い出来事は良いことを引き寄せている証拠

それでは、その当たり前になっている思考をどうやって見抜いていけば良いのでしょうか? 本書ではこのように説明されています。

(前略)
 基本的な考え方は、「長く溜めてきた思考は、自分のまわりに現れる」ということです。
 本章の最初に「全員、自分の分身」とお伝えしましたが、まわりの人が何
を言っているのか、まわりの人がどんな状況なのかを見て、自分の思考を見抜いていく必要があるということです。
 自分のまわりに現れる出来事から自分の思考を見抜くときに、とくにわかりやすいのが「嫉妬心」です。多くの人が、この苦しさを経験したことがあるのではないでしょうか?
 嫉妬心は、自分がほしいと強く望んでいるのに、なかなか手に入らない物や事にしてしまいますよね。
 たとえば、「結婚したい!」と思って、婚活を始めたとします。まわりの友達や知り合いに「いい人がいたら声をかけてね」とアピールしたり、婚活サイトに登録したり、積極的に出会いの場に参加したりします。そんなふうにしていると、まわりで自分より先に結婚していく人が目につくようになってきます。
 じつはこれは、良い思考が溜まってきて、自分自身にも結婚が近づいてきた良いサインです。
 けれど、思考の仕組みを知らなければ、「なんで彼女のほうが私よりも先に結婚できたの?」「私のほうが絶対にイイ女だと思うけど!」などと、イライラしてきたり、もやもやしてきたりします。これが嫉妬心です。
 こうなると、「私はどうせ結婚できないんだ……」という感情が思考よりも優先されてしまい、それが現実化します。このときにまわりを見ると、結婚する人がいなくなったり、そのうち離婚話を聞いたりし始めます。
 こうなっては「結婚する」という思考の量が減り、結婚は現実からどんどん遠のいていきます。

(中略)

 嫉妬心のほかに、悪い思考(ネガティブな思考)の中には「怒り」があります。怒りにはものすごく強いエネルギーがあり、大きな原動力になる思考です。
 たとえば、仕事でとても悔しい思いをしたとき、「なにくそ! 今度は絶対に成功して見返してやるぞ!」なんて思いが湧き上がってきて、実際に大きな仕事をやり遂げた経験がある人もいるでしょう。人生のどん底から這は い上がっていかなければならないようなときは、怒りは大きなパワーになるので有効です。けれど、「なにくそ!」という思考をいつまでも持ち続けていると、そのうち逆に自分が叩き落とされ、自分が傷つき、大変な問題や事件が起こりかねません。
 そのため、怒りは野放しにせず、どこかのタイミングで自分自身を癒して“愛”に変えていく必要があります。
 そこで大切になるのは、怒りの正体をよく見てあげることです。怒りが湧いてきたり、イライラしてきたりしたときには、「私はなんで怒っているんだろう?」「私はなんでイライラしているんだろう?」と積極的に思考を見つめてみてください。
 怒りは決してネガティブで悪い思考ではありません。怒りは自分の中にしまい込んできた思いに気づくための大切なサインです。まずは、自分の中に怒りがあることを認めてあげてください。

宮増侑嬉・著『すべて潜在意識のせいでした』より

とにもかくにもまずは自分を認めてあげることから始めなくてはいけないということですね。

「嫉妬」も「怒り」も決して悪い思考ではありません。自分がそういった感情を悪者に仕立て上げていると言ったほうがわかりやすいかもしれません。

自分の潜在意識の中にある一見悪そうな思考を、今一度ポジティブに捉え直す作業をしてみるといいかもしれません。

そうすれば勝手に良い思考は良い現実に変わっていきます。 


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最後までお読みいただきありがとうございました。

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