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2025年、何万部までいけるか!?

あけましておめでとうございます。
note金曜担当のフォレスト出版の美馬です。

年末年始皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

こちらはドラゴンクエストⅢ(リメイク版)をクリアすべく連日朝方までプレイ三昧で絶賛寝不足です。

とは言え、例年自宅に引きこもり初詣もろくに行かず自堕落に過ごしている私ですが、今年は比較的活動的に過ごしています。

初詣は「出世の石段」でお馴染みの愛宕神社へ行ってきました。

東京都港区にある愛宕神社は標高25.7メートルと、天然の山としては都内23区内で一番の高さとのこと。

愛宕神社に上がる急な石段は「出世の石段」と呼ばれています。その由来は講談で有名な「寛永三馬術」の中の曲垣平九郎(まがき・へいくろう)の故事にちなんでいるそうです。

時は寛永11年、江戸三代将軍、家光公が将軍家の菩提寺である芝の増上寺にご参詣のお帰りに、ここ愛宕神社の下を通りました。
折しも春、愛宕山には源平の梅が満開。家光公は、その梅を目にされ、 「誰か、馬にてあの梅を取って参れ!」と命ぜられました。
しかしこの愛宕山の石段はとても急勾配。歩いてのぼり降りをするのすら、ちょっと勇気が必要なのに、馬でこの石段をのぼって梅を取ってくることなど、とてもできそうにありません。
下手すれば、よくて重傷、悪ければ命を落としそう。家臣たちは、みな一様に下を向いております。
家光公は、みるみる機嫌が悪くなり、もう少したてば、怒りバクハツ!というそのときに、この石段をパカッ、パカッ、パカッとのぼりはじめた者がおりました。家光公。その者の顔に見覚えがありません。

「あの者は誰だ」
近習の臣に知る者はありません。
「おそれながら」
「おう」
「あの者は四国丸亀藩の家臣で曲垣平九郎(まがき・へいくろう)と申す者でございます」
「そうか。この泰平の世に馬術の稽古怠りなきこと、まことにあっぱれである」
平九郎は見事、山上の梅を手折り、馬にて石段をのぼり降りし、家光公に梅を献上いたしました。
平九郎は家光公より「日本一の馬術の名人」と讃えられ、その名は一日にして全国にとどろいたと伝えられております。

愛宕神社 公式ホームページより
https://www.atago-jinja.com/trivia/

この石段、本当に急なんです!! 少しのぼって後ろを振り返るとゾッとしてしまうほど……。高所恐怖症の人はおすすめしません。

さて、昨年の抱負はまず重版。今年の抱負は5万部を超える本をつくること。仕事運が気になるところです。

おみくじは「小吉」。まあそれはよしとして、商売(あきない)の欄には「ねだん上下なし」とありました。

意味を調べてみると、「高い値段のものが高品質で、安価なものが低品質であるとは限らない。企業努力がものをいう」とのこと。

欲張らず真摯に良い本をつくりなさい、という意味だと勝手に受け取りました。今年も1年精進します。どうかお付き合いくださいませ。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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