【フォレスト出版チャンネル #45】ゲスト|未来の自分からのメッセージを受け取る方法
このnoteは2021年1月14日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。
「明日、東京に引っ越す!」となった事件
今井:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティを務める今井佐和です。本日は昨日に引き続き『シンクロちゃん』の著者・佐藤由美子先生こと、さとゆみ先生とフォレスト出版編集部の寺崎さんにお越しいただきました。本日もどうぞよろしくお願いいたします。
佐藤・寺崎:よろしくお願いします。
今井:では、昨日の続きということで、さとゆみ先生は結婚もビジネスも、そしてお引越しもすべてタイミングを逃さず、チャンスをつかみ続けてきたということだったんですけれども詳しく教えていただいてもいいですか?
佐藤:はい。まずは引っ越しからいきますけども、元々札幌出身だったんですね。で、札幌でずっとブログ書いたりしていて、そのうちだんだん東京とかにも出張に行くようになったんですけども、もう半分以上東京に行くようになっていたんですよね。色々な人から、「もう東京に引っ越したらいいのに」って言われたんですけど、そこは頑なに東京に住む必要はないなと思っていて。1日しか札幌にいないのに、わざわざ札幌まで戻ってきて、1泊してからまた東京に行くとかって結構やっていたんです。札幌にすごくこだわっていたんですよね。
で、ある時突然、それが私、引っ越しすることになって。フォレスト出版の社長の一言が決め手になったんですけども(笑)。フォレスト出版で外国の講師の方がたくさん来られて、スピーチとかセミナーをする時があって、私は著者ってことでご招待を受けて参加したんですよね。その時に、身近な講師の方とフォレスト出版の内部の方たちだけの少人数のパーティーがあって、それにもご招待されたんですよ。
司会が本田健さんで、ゲストに穴口さんとか、錚々たる著者の方がいらっしゃる中で、私も一応フォレスト出版の著者っていうことだったんですけど、本当にベストセラーの方ばっかりのパーティーだったんですよね。だから私なんかどっちかというとスタッフ的な感じで、他人事で食べたりしていたんですよね。そしたら本田健さんが「誰か、今日の感想を言ってくれない?」って、みんなを見渡した時に、なぜか一斉に私の方をみんなが向いたんです。多分著者で喋ってないのって私ぐらいだったと思うんですよ。
私の中ではすごい著者さんが沢山いるなかで私は関係ないと思っていて、全然意識の外だったのが、一斉に向かれた時にNOって言えない雰囲気だったんですよね。NOと言えない日本人なので、これは引けないなと思って前に出ていったんですよ。で、その時私はプレゼンを習っていて、大勢の人を惹きつけるっていう手法を習っていたんですけど、全く活かせなくて・・・。一応一通りは普通の事を言ったんですけど、大したこと言えなかったな……失敗したなと思って席に戻ったんですよね。
そのとき、後ろにいたフォレスト出版の太田社長に、「いやー。私、突然振られるのダメなんですよね。人目とかちょっと怖いんですよね」って言ったら……意外に私、そうなんですよ、そしたら「何言ってんだよ!いつまでも札幌の田舎のお姉ちゃんみたいなつもりでいるからダメなんだよ!」って言われて、「はったりかませー」とか言われ(笑)。圧倒されたんですよね。で、その時に私、本当に電流が走ったかのような衝撃を受けて。
それまで、例えば本をもっと書きたいとか、いい教材を出したいとか、色々言ってはいたのに、どこかで東京のたくさんの著者の中で勝負することに引け目を感じていたんだなって思って。だから、たとえ売れていなくても、売れる著者になるぞって。本当に意識が高かったら、目の前にいる人たちがベストセラー作家の方々だったら、観察したりとか、「こういう人はどんなことを喋るのかな?」とか、自分だったらこう喋るのかなっていう、他人事にならないで、自分事で存在しているんじゃないかなと思ったんですよ。
でも、私はただ料理を食べているだけで・・・。自分の意識が現実を作っていたんだってことにハッと気づいたんですよね。だから私にはダメなところがあるんじゃないって急に一瞬で分かって。「わかりました!私、明日引っ越します!」って社長に言って、本当にその次の日の朝早くに池袋の不動産を調べて、フォレスト出版の近くのマンションを借りてる手続きをして引越しを決めちゃったんです。
今井:え!北海道から東京へ翌日に引っ越し決めたんですか!?
佐藤:そう(笑)
今井:すごい・・・。
佐藤: 5年間ぐらい「絶対引っ越さない」って言っていたのに一瞬で決めちゃったんです。それこそ “10秒スイッチ”で、今の自分を未来から見た時に、ここで選択変えたら未来が変わるってことが急に分かったって感じですね。「よくあの時、太田社長に言われて決断したね」って。「あの時、絶対引っ越した方がビジネスの幅広がるよ」って言っている未来の自分を感じたんですよね。今までの延長線上で「いや。、そうは言っても・・・。」って言っているうちは私変われないなと思って、「今だ!」と思って。本当に未来の自分からメッセージを受け取ったぐらいのはっきりとした意識でした。それで、引っ越しちゃったんですよね。
結果、フォレスト出版の教材をたまたま作っていた時だったんですけど、ほとんど毎日フォレスト出版に通って、フォロー動画撮ったりとか、近くに居るんだったらこんな企画も出来ますよねっていうふうにして、確かにビジネスの幅が広がったんですよね。
寺崎:やっぱり俯瞰することで未来からのメッセージが聞こえてくるって感じなんですか?「いまだぞ!」みたいなのが。
佐藤:そう。私が今まで色々とやりたいって言いながらも、どこかで自分でそこに行かないようにしていた原因が自分だってことが急に見えちゃったんです。「原因はお前(自分)だよ!」みたいな感じ。今変わらなきゃ絶対未来は変わらないってことが凄く衝撃的にわかったんですよね。シンクロニシティを起こさないのは自分だったってことに気づいたって感じです。
不思議なシンクロで出会った旦那さん
今井:結婚もすごく電撃的にされたということだったんですけれども、その時も未来からのメッセージかのように直感が降ってきたっていう感じだったんですか?
佐藤:そうです。『シンクロちゃん』にも書いたんですけど、私、2014年の時にメソッドを一旦ゼロリセットして新しいのを作ろうと思ったんですよ。そのためにコーチングを習おうと思った時期があって、習いに行ったんです。札幌に住んでいる時だったんですけど。
で、その時に東京のホテルに泊まった時に、本当に未来の直感が急に来て「明日ペアワークを組む人と運命の出会いがある」みたいな、そういう感じがしたんです。その時はメソッドを作るに一生懸命になっていたので、ペアワークを組んだ人から何かを引き出されるのか、私がその人の何かを引き出して、それがコンテンツになるのかな……と思っていて。
100人ぐらい来るところだったので、ものすごくイメトレしたんですよ。誰と組むかって大事だから、それっぽい出来そうな人と組むってところまですごく詳細にイメージして、イメトレして寝たんですよね。そしたら、次の日寝坊しちゃったんです!もう起きたら一時間ぐらい過ぎちゃっていたんです。で、もう慌ててタクシーで駆けつけたんですけど、それでももう一時間半ぐらい経っていて。それで、アシスタントの方が「ここへどうぞ」って。もうそこしか空いてなかったので、選びようがない状態で隅っこの方に私が呼ばれたんです。
今井:イメトレをしたのに隅っこに・・・。
佐藤:そうです、そうです(笑)。まったく真逆になっちゃったんですよね。隣を見たら大人しそうな男性で、私のイメージとだいぶかけ離れていたんですけど。案の定、その彼とペアワークをする羽目になったんです。その彼が非常に頭のいい方ではあるんですけど、コミュニケーションがすごく苦手で、オドオドしてしゃべれないんです。ペアワークで組んでくださいって言ってもオドオドしちゃって、何しゃべっていいかわからないみたくなっちゃって。
私はこういう仕事をしているので、「こういうこと言ったほうがいいと思いますよ」とか言って、ティーチングになっちゃったら、すごくその人喜んでくれて、ずっと素直に聞いてくれているんですよね。でも、私は何も引き出されなくて、ずっと教えているばっかりだったんです。ずいぶん想像と違うな・・・と思って。結局、その日は一日中その人と一緒だったんです。懇親会もその人がずっと付いて来て。その人は2ヶ月前にも似たようなセミナーがあったときに、コミュニケーション下手を解消しようと思って、懇親会に行ったのに誰とも喋れなくて1人でお酒飲んでいたんですって。で、なんとか治したくてここに来たので、「今日は佐藤さんがいるから大丈夫だ」と思われてずっと後を付いて来られて、懇親会の時も結局彼としか喋れなかったんですよ(笑)彼が離さなかったんですよね。
それで、「本日、これにて終了です」って言われて「私、この人としか話せなかった!」と思って。そしたら彼がその時に「佐藤さん、今日一日すごく助かりました。救われました」って言って「僕、2ヶ月前の懇親会で誰とも話せなくて、結局1人でお酒飲んで、それを治そうと思ったけど、でも佐藤さんがいたから本当に救われました。ありがとうございます」って。
そこで初めてお礼を言われて、「あー、いいです。いいです」って言ったら、「実は僕、別の講座にも行っているんですけど、明日その時の先生がこのコーチング講座に招待されているので、忙しい方なので明日しか来れないんですよね。多分佐藤さんとすごく話が合うと思うのでご紹介します」って言われたんですよ。でも、私全く期待していなくて、一応「ありがとうございます」と言ったんですけど、全く期待してなかったんです。ところが、その次の日に紹介されたのが、今の旦那さんだったんです。
今井:えー!!そうだったんですか!!
過去の自分に言い聞かして得る現在と未来
佐藤:そうなんです。だから、その前の日の未来の自分からの「ペアワークを組む人がカギで運命的な出会いになる」って来たのは確かに当たっていたんです。私は勝手に左脳で、今の自分の頭の中の理解で、何かを引き出されるんだなっていうコンテンツ作成と結び付けていたけれども、結果的にそれは結婚相手だったっていう話なんですよね。
今井:しかもご主人はさとゆみ先生の今のビジネスにもすごく役立っているというか、協力してくださっているという話を聞きます。
佐藤:そうそう。そうなんです。だから、未来からの直感って、今の自分では到底理解出来ないことを言ってくるんですよね。しかも彼は年下の女性が好きで、一回り以上年下じゃないとダメって決めつけていたんですよね。でも、私、彼より年上なんですよ。
今井:え!旦那さんよりも年上?
佐藤:そうです。私は年上なんです。
今井:対象外という・・・。
佐藤:そうそう!対象外だったんで、ずっとそういうことを言われていたんですけど。私の中では未来の自分は「絶対この人と結婚するから」って言ってくるのがすごくあったので。私はその時、旦那さんのことはすごく嫌な奴と思っていたんですよね。嫌な奴と思いながらも、一方では未来から「この人と結婚するよ」ってことも同時に受け取っていて、両方混在している感じだったんです。
実は後々の話なんですが、旦那は旦那で、私のことが気になる時期が周期的にあって、「いやいや、そんなわけない、そんなわけない」ってすごく打ち消していたそうです。「俺は年下が好きで、全然あんなのタイプじゃないのに!」って打ち消すけど、なんか気になるんですって。
色々あって、結婚した時に旦那さんに「結果的に結婚したわけじゃない?過去の年下の方がいいと思っている時の自分に向かって、年上の佐藤由美子と結婚するからってことを言った方がいいよ」って言って、ずっと言ってもらったんです。本当に何回も何回も言ったし、私も私で過去の自分にずっと言い続けたんですよ。「今、嫌な奴と思っているけど、結果的にこの人は成長するから大丈夫だよ。結婚するからね」と。私は私で強くメッセージをしたんですね。そのメッセージを過去の私と過去の旦那さんは受け取っていたんだと思うんですよね。
今井:ええ!!なんか今流行っている映画で『TENET(テネット)』っていうのがあるんですけど、過去に戻って、未来からのメッセージみたいな・・・。なんか今、腑に落ちました。
佐藤:そういうことってあるんじゃないかな。意図的に創り出すって言ったら変ですけども。だから、ちょっと話戻るんですが、例えば失敗とかあったときに過去の自分に向かって今の自分が「大丈夫だよ」って言ってあげることによって、結局、未来の選択は大丈夫なものを選んでいくことになると思うんですよね。未来は自分で創っていけるんですよ。
「なんでそんなにシンクロ起きるの?」
今井:そんな風に結婚もビジネスもどんどん尋常じゃないほどのシンクロが起きていると、周りの人に「どうしたの?」って言われたりとか、反響ってありましたか?
佐藤:そうですね。不思議なこととか、こうなったらいいなってことが次々と起きるので、やっぱり「なんでそんなにシンクロ起きるの?」とか、言われますね。ベストセラー作家のひすいこたろうさんとも仲良くさせて頂いているんですけど、月一回旦那さんも含めて集まって、4人で応援し合う会があるんです。『世界一ふざけた夢の叶え方』ってフォレスト出版から出ている本なのですが。仲間同士で応援し合うっていう、そういう会をやっていた時に、毎月会う度にシンクロを起こしていたので、「なんでそんなに頻繁にシンクロが起きるの?」って、ひすいさんにも言われたことありましたね。それがきっかけで『シンクロちゃん』って本にも繋がっていて。
私の旦那さんはスヌーピーがすごく大好きで、部屋中スヌーピーのぬいぐるみがあるんですよ。私はぬいぐるみが全然好きじゃなくって、だけど結婚して影響されて、スヌーピーグッズも時々持つようになったんですよね。そういうのをひすいさんが見ていて、「ゆみちゃん、次の本は絶対今までと違って可愛いものを取り入れることになるよ」って予言されたんですよ。でも、かわいいものって全然ピンとこなくて。「えー」って言っていたんですけども、結果的に『シンクロちゃん』っていうキャラクターの本になったので、ひすいさん予言が当たったというか
結婚するっていうことは、自分じゃないものを取り入れるチャンスだからということでおっしゃったんですけども。だから「ぬいぐるみ好きの旦那さんと結婚したってことは、結婚してからの本っていうのは可愛いものを取り入れていくはずだよ」って言われたんですね。で、『シンクロちゃん』と言うキャラクターが生まれる、その流れが出来たんですよね。
今井:そうなんですね。表紙もすごくかわいいキャラクターが書いてあって、中もマンガがいっぱいあって読みやすいです。
佐藤:そうなんですよ。ひすいさんの一言がなかったら、そういうふうにならなかったと思いますね。
今井:こんなところにもシンクロが起きていたんですね。
佐藤:そうなんです!そうなんです!
寺崎:そんなシンクロを起こしまくる佐藤さんの秘密が『シンクロちゃん』っていう・・・。『シンクロちゃん』『シンクロちゃん』ってずっと言っていて、何のことだかわからない方もいるかもしれないんですけど、『シンクロちゃん』という書籍があります。この本は特設ページがあって、URLを貼りますけども、そこでプロローグからレッスン1までが読めます。全部でレッスン10あって全部読み通すとシンクロの達人になれるという本です。
今井:Amazonでも150件以上のコメントが!
佐藤:ありがたいですね。
今井:「本当にシンクロが起きた!」みたいなご感想が多いので、これは是非、生活の中でもビジネスの中でもお役に立てて頂けるかなと思います。
佐藤:はい。あと、結構最後で泣いたって方が多いんですよね。「最後の章で泣きました」って方が結構多いので。ギャグ漫画なのに最後は泣くみたいな。
今井:では、このように全部でレッスンが10個あって、全部読み通すとシンクロの達人になれる『シンクロちゃん』。是非皆さん、お手に取って頂ければと思います。では最後にさとゆみ先生、昨日の話でもピンチがチャンスにじゃないですけど、そんなかたちでシンクロを起こされたっていうことで、今のこの時代の変わり目にぴったりのメッセージをお願いします。
佐藤:はい。「土の時代から風の時代に」って言われていることは、結構皆さんご存知かもしれないんですけども、大きく時代が変わっていて、今までは安定、安定っていうとこを求めるのが主流だったのが、これ以降はすごく軽やかになっていって、自分にとって必要な情報をつかみ取ったりとか、要は動きが軽やかになっていくわけなんですよね。
そういった時にシンクロニシティの起こし方もちょっと変わってくるのかなと思っていて。今までは例えばこの決められた枠の中で、どうやったらシンクロニシティを起こしたらいいのかっていう方が多かったような気がするんですけど、その枠自体が壊れていく時代に入っていくと思うんですよね。その時に何が必要かなと思ったときに自分の中で、例えば今まで手に入れようと思っていたけども、結局手に入らなかったなとか、これやらなきゃいけないと思ってやっているけど、本当はやりたくないんだよなって言うことが1つや2つある方いらっしゃると思うんですよね。それは、認めた上で手放しちゃったほうがシンクロニシティが確実に起きるので。断捨離みたいなもので、片付けっていらないものを捨てるじゃないですか。それと同じように義務でやってしまっていることとか、ちょっと違和感があるようなことは思い切って手放した方が、シンクロが格段に起きる確率が上がっていきますので、そこが本当に鍵なんじゃないかなとか思っています。
今井:ありがとうございます。是非皆さん、このお話も含めて、『シンクロちゃん』や“10秒スイッチ”、ご活用いただけたらと思います。それでは昨日と今日と2日間にわたり佐藤由美子先生、どうもありがとうございました。
佐藤:ありがとうございました。