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ボツ企画の一部を全公開します。

フォレスト出版編集部の寺崎です。

今日は公式note立ち上げのときから、一度やってみたかった記事をしたためてみる。

それは・・・ボツ企画の全面公開DEATH!!!

フォレスト出版に入社して早10年。

これまで幾多の企画を提案してはボツり、そのうちのいくつかが通り、晴れて出版物として商品化されてきたわけだ。

しかし、その陰には「ボツった企画」が死屍累々。

WindowsのCドライブの[新規企画]のフォルダにはほぼ永遠に眠ったままの状態で、たくさんの屍が保存されている。しかし、これらのなかからもしかしたらベストセラーになっていたかもしれない企画アイデアが埋もれているかもしれない。

かもしれない仮説にすぎないが。

そんな「ボツ企画」を今日は全世界に公開する。

「おっ!この企画イケるかも」と思ったひとはどんどんパクってください。

この世界の誰かが企画を実現させて、日の目を見るよう。

そう祈って。

【注】ご本人にご迷惑をおかけするとアレなので、著者候補については非公開にします。

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■タイトル案
人生100年時代のアフターファイブ術

■キャッチコピー
残業したら、負け。
副業+独学でスパイラル・スキルアップ!
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「人生100年時代」というキーワードが世に出始めたころの企画案。

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■タイトル案
誰かに答えを教えてほしかった
人生の難問がすでに
2000年前に解決してた件。

■キャッチコピー
2000年前も今も人間の悩みは一緒。
「そうだ、自己啓発の元祖
 エピクテートスに聞いてみよう」
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エピクテートスは紀元1~2世紀のギリシャ・ローマで活躍した哲学者で、セネカ、 マルクス・アウレリウスと並び称されるストア派の代表格。奴隷の身分から身を起 こして哲学教師として生涯を閉じるという波乱の人生を送った人物。

エピクテートスの思想の根幹は「権内にあるものと権外にあるものの区別の混乱にある」というもの。つまり、どうにもならないことをどうにかしようとしたり、自分の力でコントロールできないことに労力を注ぐのは人生のムダと断じている。また、「人々を不安にするものは事柄ではなくして、事柄に関する考えである」とも。

こうした考え方は、多様で新たな価値観にとまどう現代の私たちにフィットするのではないか?と考えたもの。

もととなる『人生談義』はいわば古代ギリシャ時代の人生相談のような内容で、愛、お金、仕事、人間関係……などなど、現代にも通じる諸問題についての弟子とエピクテートスの問答で構成されている。すこぶる面白い内容ではあるものの、翻訳が難解(というか日本語が明らかにヘン)なため、1958年初版の岩波文庫は現在絶版で入手困難な状態。

岩波文庫でロングセラーとなっている同時代のセネカ、マルクス・アウレリウスとの違いは、この「翻訳の出来・不出来」が原因ではないか???

そこで、岩波文庫を下訳としながら、超訳に近い形で「自己啓発の元祖・エピクテートス」の思想を現代によみがえらせる企画を考えた。

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■タイトル案
人生で大切なことはすべてベビーカーで学んだ
――こどもから教わる「生きる天才」の人生論

■キャッチコピー
ぼくたち大人がみーんな忘れてしまった
自分の人生をわがもの顔で歩くための
わがままの通し方。
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よ く「 純粋な心を取り戻すために、こどものころに戻る」とか「 好きなことをやって生きる」とか、自己啓発では言われるが、そんなことはなかなか難しいもの。

なぜならば、誰しもが、集団のなかで生きていくうえで、常識や思い込みを幾重にもまとい、「聞き分けのいいおとな」になっていくから。

そして「人生の奴隷」となる道が用意されている。

一方、子どもは正直で、残酷で、わがままで、我が物顔で人生を謳歌している。そんな「子どもの奔放な生き方」にわれわれは学ぶべきではないかと考えた企画。

あなたの心、僕の心にも微かに残されている「子どもの心」を取り戻すためのコンセプチュアル・ブック。

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■タイトル案
バブル全史

■キャッチコピー
崩壊しないバブルはない。
歴史から学ぶ「バブル崩壊」の小さなサイン
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バブルはおよそ10年に1度やって来るという。日本株でいえば、過去30年間に3度のバブルがあった。1度目は日本経済のバブル(株価のピークは1989年)、2度目はITバブル(株価のピークは2000年)、3度目は米国住宅バブル(株価のピークは2007年)だ。

バブルが10年に1度やってくるとすれば、2020年前後のピークに向けてそろそろバブルになるタイミングといえる。

著者は証券業界で35年以上のキャリアを持つ人物だが、「バブルの生成と崩壊を予測するのは難しいことではあるが、ヒントがないわけではない」と言う。

1980年代の日本のバブル生成~崩壊をルポルタージュ的に描いた書籍はこれまでいくつか出ているが、過去のバブルの歴史から、これから起こるであろうバブル崩壊を予測分析した書籍はない。

そこで誰もが気になる「バブル崩壊はいつくるのか」について予測する経済読み物を企画した。

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■タイトル案
超入門 国体の本義

■キャッチコピー
「日本すごい論」の元祖であり
史上最高の禁断の駄作。
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森友学園の騒動に絡んで(当時)、稲田防衛大臣が戦前の「教育勅語」について「日本が道義国家を目指すべきという精神は、取り戻すべきだと考えている」 と発言したことを受けて 、 松野文部科学大臣、菅官房長官、義家文部科学副大臣らが、 「憲法に違反しないならば問題ない」と発言してニュースで取り上げられた。

第二次安倍政権以降、戦前回帰的な動きが多くみられ、「八紘一宇」「天壌無窮の神勅」 といった古めかしい単語が、 政治家の発言に目立っている。

戦前のイデオロギー教育の本丸である「国体の本義」を持ちだしてくる政治家も、おそらく出て来るのではあるまいか。

そこで「国体の本義」について、 現代風の言葉で やさしく客観的に解説した教養新書を企画した。

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■タイトル案
若者はなぜ自民党を支持するのか?

■キャッチコピー
左翼でも右翼でもない
新たな支持層のナゾを解く!
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最近「若者に自民党支持者が多い」とよく言われる。

2019年の参議院選挙の公示にあたり、新聞社が政党支持率の調査結果を公表したところ、政権支持率は60 歳以上では半分以下だが、20 代では7 割になると報道した。

 その事実をもって「若者が保守化している」と指摘する向きもあるが、 じつはそれは大間違い。

 若年層は従来のイデオロギー観とはまったく異なった政党観を持っている。

 読売新聞社と早稲田大学現代政治経済研究所が共同で行った調査結果によると、40 代以下は自民党と日本維新の会を「リベラル」な政党だと捉えており、共産党や公明党を「保守的」な政党だと捉えているという。

 対して、50 代以上は、従来のように、自民党や日本維新の会を「保守」と捉え、共産党を「リベラル」だと捉えるなど、大きな「断層」が生じている。

特に、若い世代ほど自民党を「リベラル」だと感じる傾向が強い。

このような逆転現象が「若者の自民党支持」の真相だ。 本企画では、こうした「若者の自民党支持」を切り口にして、政治の最前線を気鋭の論者が分析する。

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■タイトル案
食える医者 消える医者

■キャッチコピー
2025年以降、医師の平均年収は480万円以下
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医療の世界では「2025年問題」というキーワードがあるらしい。

それは・・・現状の医療需要が2025年を境に激減すること。

外来患者数として団塊世代が75歳になる2025年がピーク。その後も入院患者数は増加するため、高齢者のための医療需要はそれなりにあるが、2040年以降は年間100万人ずつ人口が減っていき、医療需要は激減していく。

このまま医師が増えていく一方で患者が減っていくと、今後は需給が逆転していく。医師あたりの患者数も減少し、医師の年収も減少傾向にあるという。

つまり、業界全体が厳しくマーケットがシュリンクし始めている。

「多死時代」の今、地域によっては、現段階ですでに高齢者が減り始めているところも多く、10年もしたらドクターが余る時代になるという。

厚生労働省「医師の需給に関する検討会」でも同様の推計を発表しており、将来的には現状の医師不足の状態が一変して「医師過剰」になる。

そこで……
医者を目指す学生、現役世代の若手~中堅医師を読者ターゲットに
「生き残る医者、淘汰される医者」をテーマにまとめたコンテンツ
にはニーズがあるのではないかと考えて企画した(これから専門科を選択する医者の卵向けに「これからは○○科がいい」といった就職指南的な内容も盛り込むとよいかもしれない)。

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■タイトル案
大人の自己分析

■キャッチコピー
「1億総学び社会」で生き残るためのリフレクション入門
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ここ数年「1 億総学び社会」と称され、組織に頼らないビジネスマン向けのキャリアアップ、独学に関するコンテンツのニーズが高い。

 ところが、「何をすればいいかわからない」「自分が何に向いているのか」「自分の強みはどこなのか?」と、学びはじめる段階でとまどうビジネスマンも多い。

そこで、人材育成の現場、教育の現場でいま最も注目されている概念の1 つである「リフレクション」をテーマにしたキャリアアップ指南書を企画する。リフレクションとは、現在の自分を「振り返る」という意味で、いわば「大人の自己分析」といったところ。

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■タイトル案
労働不要論

■キャッチコピー
AI×ベーシックインカムで働かない未来が訪れる!
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「ベーシックインカムがあれば、誰もが新しいことに挑戦できます。GDPではなく、生きている意味を実感できるかを指標とすべきです」
      ――マーク・ザッカーバーグ

「もし働く必要がなくなったとき、私たちはどうなってしまうのか。ベーシックインカムの導入は必要なのです」
      ――イーロン・マスク

人工知能(AI)が社会に与える影響をマクロ経済学を使って分析している気鋭の論者にAIとベーシック・インカムによる人間の労働の未来について語っていただく。

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■タイトル案
おっさんず2.0

■キャッチコピー
あたらしいオヤジの形
「New DAD」のすすめ
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ゲイの恋愛をコミカルに描いた「ゲイドラマ」「メンズラブドラマ」がちょっとしたブームとなっている。

 『おっさんずラブ』の大ヒットが火付け役となり、『きのう何食べた?』『俺のスカート、どこ行った?』『腐女子、うっかりゲイに告る。』などが続いた。いわゆる「オネエタレント」の活躍も著しいが、こうした流れの背景には「LGBT」という言葉・概念が広く浸透した影響が大きいと感じる。

 こうしたゲイドラマで登場するのが「円熟した中年男性」である。「オヤジ」「おっさん」と蔑まれる対象ではなく、「イケてるおじさん」は男性であれば誰もが目指すところ。

著者・木津氏はnote において「ニュー・ダッド あたらしい時代のあたらしいおっさん」を連載中で、ここで描かれる男性像がとても魅力的。自身がゲイであるため、その立場から描かれる「おっさん像」はリアルかつ自然な共
感を生む親近感がある。逆に著者がゲイの男性である点に説得力がある。

そこで、世の男性が向かうべき「新たなおっさん像」を明らかにしつつ、中年男性が自信と勇気を取り戻す新書を企画したい。

※こちらの企画案については、すでに出版化されていることが本日判明。

最後に一押し企画!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

どーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!

ボツ企画の大公開は以上です。

「その企画内容なら私が書けます!はい!」って方はぜひ下記アドレスまでご連絡ください。

terasaki@forestpub.jp

夜露死苦。

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