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今、Facebookのビジネスライブ配信がアツいって、ホントですか?

じつにワクワクする書籍をこのたび担当させていただきました。

それが・・・

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これです。

赤城良典『ビジネスライブのはじめ方』

どうでしょうか? この表紙。

書かれていることは決して誇張ではありません。

事実です。ファクトです。

「ライブ配信」というと、中国で急成長しているライブコマース(リアルタイムで売りまくる中国版ジャパネットたかたみたいなやつ)とか、地下アイドルに投げ銭を投じるライブ配信を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、本書のライブ配信はぜんぜん違います。

本書は「Facebookのライブ配信機能を活用してビジネスを成功させるための本」です。

「え、Facebook?」と思った方、多いでしょう。わかります。

そのあたりはおいおい解説するとして・・・今日は発売前にフライングで本書の「まえがき」を全文公開して、まずは書籍の全貌をお伝えしたいと思います。

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 この本は、簡単にいうと“Facebook のライブ配信機能を活用してビジネスを成功させるための本”です。

 「Facebook? ああ、オワコンのSNS でしょ。今さら?」
 「ライブ配信って、投げ銭やギフトで課金するものでしょ」

 そう思ったあなた、相当勘違いしています。
 Facebook は決して終わったコンテンツではないし、僕が提唱するライブ配信は投げ銭目的でも、バナナのたたき売りみたいなライブコマースでもありません。
 本書は全世界で27 億人以上、日本でも約2600 万人が利用しているFacebook を活用した、これまで誰もやったことのない、まったく新しいライブ配信ビジネスのノウハウを伝授しようというものです。
 僕は独自に「ビジネスライバー」と名乗っています。「ビジネスライバー」とは「ライブ配信をビジネスに活用している人」の総称として、僕が独自にネーミングして使っているものです。

 ライブ配信は、あなたの認知度を上げ、あなたのサービスや商品を知ってもらえるツールになるだけではありません。
あなたのビジネスで大切にしているミッションや世界観といったこだわりを伝え、未来のお客さんと出会える、魔法のようなツールなのです。

 現在、ライブ配信はYouTube、Twitter、Instagram などあらゆるSNS でもできますが、僕のオススメは、何といってもFacebook によるライブ配信(以降「Facebook ライブ」)です。なぜなら、YouTube のようなレッドオーシャンとは違い、Facebook ライブは、まだそれほど競争が激化していないブルーオーシャンだからです。
 また、YouTube では必須とされる編集作業もほとんど必要ありません。そのため、僕のような、普通の一般人で知名度はないけれど、お客さんに対して誠実にビジネスがしたい人にとっては、Facebook のライブ配信は最強のツールなのです。
 
 とはいえ──
 「実際それでどのくらいの売上になるの?」
 ──と疑問に思われる方もいるでしょう。

 はい。
 僕は「ライブ配信研究会」という無料のコミュニティと「B-School」という有料コミュニティの運営を行っていますが、Facebook ライブを活用することにより、わずか1 年余
りで無料コミュニティの会員は0人から1450人(2021 年8月現在)、有料コミュニティは約100 名になりました。
 有料コミュニティの会費は月額1 万9800 円ですから、毎月×約100 人分の売上がある計算です。しかもオンラインですから原価はほとんどかかっていません。コミュニティ運営とは別に、ライブ配信を通じて個別のコンサルティングも行うようになり、おかげさまでビジネスは拡がり続けています。

 2019 年8 月にFacebook ライブを始めた時は、視聴者はまさかの0 人でした。そしてその状態は3 週間も続いたのです。しかし、めげずに試行錯誤をくり返し、毎回データを取りながら毎日365 日ライブ配信を改善し続けた結果、トータルのリーチ数(Facebook ページのコンテンツを見たユーザー数)が180 万人(2021 年8 月現在)、1 回のライブ配信で600 件以上のコメントが入るまでに成長しました。
 もし広告を出してこれだけの集客をするとしたら、一体いくら費用をかけなければいけないでしょうか。
 しかし、Facebook ライブの使用料はゼロ円です。

 ここまで読んでも、まだピンと来ない人はいるでしょう。

 なぜなら、このビジネスモデルは、これまで誰もやったことのない、まったく新しいものだからです。
 でも、大丈夫です!
 あなたが新しいテクノロジーに詳しくなくても、これまであまりFacebook を使ってこなかったとしても、問題ありません。この本を通じて、一歩ずつ実践したら、手応えを感じてもらえることでしょう。
 これからの時代は、SNS を通じたお客さんとのつながりが重要になります。Facebook ライブを活用すれば、未来のお客さんと出会えるだけでなく、あなたのビジネスを応援し、積極的に広めてくれる仲間を増やすことが、無名のスモールビジネスでも可能になるのです。

 「弱者が強者になる」

 それこそが、Facebook ライブの醍醐味なのです。

 さて、僕について、もう少しだけ説明させてください。

 僕は世界45 ヶ国、約2 万人の受講生が学ぶ、パートナーシップ講座のプロフェッショナルです。
 フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社「7 つの習慣・結婚編」日本人初の認定講師として、「赤城夫婦」名義で結婚についての著作『マリッジ・プレミアム~仕事の成功を約束する結婚生活の送り方~』(キングベアー出版)を出したほか、仕事と家族を天秤にかけるワークライフバランスの生き方ではなく、仕事と家族をブレンドさせて生きることを伝えた『家族>仕事で生きる。』(SB クリエイティブ)の著書があり、「幸せな結婚生活と仕事の成功を両方とも手に入れる方法」のセミナーや講演を数多く行ってきました。
 自分で言うのもなんですが、講演は好評で、毎回多くの方が足を運んでくださいました。講演中はみなさん熱心に話を聞いてくれます。しかし、いざ終わってチラシを配り、連続講座の案内をし始めると途端に空気が変わります。
 
 「結局、最後は売り込みなの?」
 

 いやいや、それが僕の仕事ですから(笑)
 でも、そんなふうに雰囲気が豹変するのがすごくイヤでイヤで。それで成約がたくさん取れればいいのですが、結果的に成約ゼロなんてこともざら。
 嫌な思いだけして一銭にもならないのです。
 
「売り込みなんかしないで、いい人で終わらせておけばよかった」
 
 何度こう思ったことか。
「本当に自分はセールスに向いていない」
「セールスなんかしなくても買いたい人たちが勝手に集まる仕組みをつくれないかな」と思った時、たまたまライブ配信と“再会”したのです。
 きっかけは、アメリカのビジネス情報をウォッチしていた時のことです。2019 年の7 月頃、アメリカで Facebook ライブが注目されているという情報をキャッチしました。ライブ配信に関しては 今から10 年以上前の2008 年にUstream(ユーストリーム) という初期のライブ配信を行っていたことがあります。しかしFacebook ライブは未体験でした。
 
 「今さらFacebook でライブ配信?」

 そう思いましたが、ピンポイントで顧客とつながる方法を探していた僕は、一つの可能性として、Facebook ライブをやってみることにしたのです。
 最初から今のようなD2C モデルになると確信していたわけではありません。ただ、オンラインビジネスを10 年以上実践していたこともあり、もしかすると、何かこれまでとはまったく異なる展開を見出せるかもしれないと感じたのです。
 
 最初にライブ配信を始めたのは2019 年の8 月1 日。
 視聴者はまさかのゼロでした。
 しかも先に言った通りそこから3 週間、無観客試合は続いたのです。
 今から考えるとそれも当然かなと思います。当時、日本ではFacebook ライブをやっている人がほとんどいませんでした。また、知り合いにも告知していませんでしたからね。誰もいない野原で1 人、上手でもない漫談を披露していたようなものです。

 しかしさすがにこのままでは厳しいなと思い、22 日目の時に「今日、誰も見にこなかったらやめよう」と決めてライブ配信を行いました。でもせっかくだから何かこれまでとは違うことにトライしてみようと、ライブ配信後に自動的に残るアーカイブ動画に字幕を付けて再投稿してみたのです。
 そうしたらそのアーカイブ動画がなんと3000 人に見られたのです。「もう、やめよう」と思った22 日目の時に。

 「これは可能性があるぞ!」

 そう思って、ライブ配信をやり続けることにしました。まだリアルタイムで見てくれる人はいないけれど、コツコツ改善していけば、アーカイブ動画が呼び水になって、リアルタイムでライブ配信を観に来てくれる人が増えるに違いない。
 実際それから少しずつ、リアルタイムの視聴者も増えていったのです。
 しかし、話はそう単純ではありません。なかなかコメントが入らないのです。コメントを書いてくれるような積極的な人は、次のアクション=購買につながりやすいのですが。
 100 日目の僕のライブ配信に、いくつコメントが付いたでしょうか?

 0 件です。ゼロ。

 つまり興味半分で立ち見する人は何人かいるけれど、熱心に話を聞いてくれるお客さんは皆無だったということです。
 そこから一生懸命考えました。どうすれば視聴者の目を釘付けにして、耳を傾けさせ、そして前のめりにさせるか。データを取って、ひたすら試行錯誤の日々を送りました。
 その結果、今では1 回のライブで600 以上のコメントが付くようになりました。
 どうすればそんなマジックみたいなことが可能になるのか?
 それを今からじっくりと解説していきます。
 
 え、黙って自分だけでこっそりやれば儲かるのにって?
 
 そうかもしれません。それでも本書でノウハウを全公開しようと思ったきっかけは、新型コロナウイルスです。
 ライブ配信を2019 年8 月1 日から始めてマネタイズできるまでに7 ~ 8 ヶ月ぐらいかかりました。2021 年の3 月頃ですね。
 この頃はすでに新型コロナウイルスが世界中に猛威をふるっていて、僕の周りでも、対面サービスをしている人たちが一気に仕事を失ってしまいました。今の僕に何かできることはないかと考え、これまで伝えていたパートナーシップから話題を変え、僕が得意とするオンラインビジネスのノウハウを、どんどん無料で話し始めたのです。
 すると、非接触型ビジネスの経験のない人たちが次々とライブ配信を観にきてくださるようになりました。有料で伝えていた内容も出し惜しみせずに、ライブ配信を通じて、毎日話し続けた結果、気がつけば、ものすごい勢いで視聴者が増えていきました。

 日を増すごとに、コメント数が増えていったこともあり、僕はみんなで切磋琢磨まし、応援し合える場所を作りたいと思い、「ライブ配信研究会」という無料のFacebook コミュニテイを発足。それから2 ヶ月後、「お金を払うので、さらに詳しく学びたい」という声に後押しされ、有料のコミュニティ「B-School」を立ち上げ、現在に至ります。
 
 そして、ついに長年の夢だった「商品やサービスを欲しいと思っている人にだけ、ピンポイントでセールスする」ということが可能になったのです。
 これにより、「お客さんになるかもしれない」と半信半疑で様子を見ながらセールスしたり、相手から嫌がられたりすることがなくなりました。

 僕の成功は、僕が特別なのではなく、ライブ配信というツールを効果的に活用することで得られたものであり、これは誰にでもできることです。なぜそう言えるのかというと、僕のコミュニティのメンバーはさまざまな業種の人たちがいて、それぞれに成功し、大活躍しているからです。
 先述したように、Facebook ライブは最初に大きな投資や特別な技術は一切必要ありません。あなたに必要なのは、あなたの中からわき起こる本物の情熱、そして視聴してくれる人たちとの楽しいやり取りです。
 もし、あなたが僕のように「本当に欲しいと思っている人にだけ、ピンポイントでセールスする」ことに興味があり、非接触型ビジネスで新たな収益を生み出したいと思っているのなら、この本は、あなたのための本です。
 さらに、時間と場所の自由を実現する働き方を模索している人にとっても、この本は役に立つでしょう。なぜなら、ライブ配信は、どこにいてもできる、時間と場所にしばられないツールだからです。
 
 ビジネスライブ配信。
 
 あなたの可能性を大きく開かせる、この魔法のツールを活用して、最高のビジネスと人生を手に入れませんか?

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ライブ配信はいままさにブルーオーシャン。いや、魚しか泳いでないエメラルドオーシャンの世界です。

まえがきをお読みいただいて興味を持った方は、著者・赤城さんの解説動画もおすすめです!

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(フォレスト出版編集部・寺崎翼

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