人気YouTuber和尚さん新刊『開運一問一答』はじめに全文公開
フォレスト出版編集部の寺崎です。
「最近、なんとなく運が悪い気がする」
「よくないことが続く」
「がんばってるのに成績がパッとしない」
「いい出会いがない」
こんなふうにモヤモヤした日々が続くことがありますよね。歌にたとえるとこんな感じでしょうか。
そんなダルダルな毎日を打破する、うってつけの新刊が出ました。
開運です。
著者はチャンネル登録者数17万人(日に日にどんどん増えてます)を誇る山平和尚です。山平和尚は高野山真言宗の阿闍梨であり、かつ人気YouTuberという、イマドキなお坊さんでおられます。
「山平和尚って、どなた?」と気になった方はぜひ一度YouTubeを観てみてください。面白いですよ!ためになりますYO!
動画でいろいろ語られている内容を厳選して書籍化したのが、このたび発売となりました新刊『「ご縁」がすべてを引き寄せる 開運一問一答』です。動画を観て「山平和尚さんいい!」となった方はぜひ紙の本で何度も読み返して血肉にしましょう。
今日はこのページを覗いてくださった方に向けて、特別に本書の「はじめに」全文を公開します。
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『「ご縁」がすべてを引き寄せる 開運一問一答』
はじめに全文
「縁」と「ご縁」。
どちらも同じもののように映りますが、私たち日本人は「縁」と「ご縁」という言葉の使い分けをしていると思いませんか?
「縁」は自分の意志でつかんでいけるもの。
しかし、「ご縁」は、そうはいきません。
「ご縁」とは、仏さま、神さま、ご先祖さまなど、自分たちよりももっと高い波動の存在たちから与えられているものじゃないかなと思うんです。
人間は一人では生きていけません。
人があってこそ、人とつながってこそ、「縁」が「ご縁」というものに化ける。
だから、「ご縁」は自分本位では得られません。
人に喜んでもらい、人を応援できる人が、見えない力から「ご縁」をいただける。人を応援できない人は、誰からも応援されることはありません。
そうなると結局、普段から人を大切にしている人が強い。
そういう人には、運も味方をします。
つながったご縁を大切にして、願いを成就する人たちというのは、自分のことより他人のことを考えている。
私が15歳になって、高野山に行って出家しようと思ったきっかけとなる出来事がありました。それは、小学校2年生のときに父親が亡くなって、母親に堤防まで連れて行かれて「一緒に死のうや」と言われたことです。
「死ぬのはええけど、死んだ後の僕はどうなんねん」と私が答えたことで、母は思い留まったわけですが、自ら命を絶つというのは自己本位ですよね。自己中心的な考え方は人に迷惑をかける、人を苦しませるエネルギーです。
そこにはいい縁なんか、生まれるはずがありません。
人が喜んでくれることを何かできないか。
そう思う人にこそ、ご縁と開運はやってきます。
そして、ご縁は「感謝の気持ち」から生まれるもの。
いつも手を合わせて「いただきます」「ごちそうさま」「ありがとう」と言えている人には、「ありがとう」が集まってきます。「ありがとう」という言葉を普段から言っている人は、「ありがとう」という言葉がいっぱい聞こえてくる。
テレビのチャンネルのようなものですね。
一方、「ありがとう」が言えない人は、たとえ隣で「ありがとう」と言われても聞こえてきません。人のことをけなしたり、悪口ばかり言っている人たちは、誰かが「ありがとう」と言ってくれても聞こえてこないんです。
だから、感謝の気持ちのない人には、なかなかご縁がやってきません。
「やっぱりいいご縁とつながりたい」
「運気のいい人生を送りたい」
こう願う人におすすめの方法があります。
それは「ありがとう」が聞こえるチャンネルに自分を合わせることです。
そのためにはあなたが「ありがとう」をたくさん発してください。
そうすれば、「ありがとう」がいっぱい集まってきます。
思うような人生を実現するためには、仲間やご先祖さま、神さま、仏さまに感謝して、感謝の心を行動に移すことです。
心のチャンネルを変えることこそが、開運の方法なのです。
本書を手に取り、上手に開運のチャンネル合わせができるようになることを願っております。
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