東海道五十三次徒歩チャレンジ 6日目
東海道五十三次完歩の備忘録。
概要は下記。
6/6 チャレンジ6日目。
昨晩泊まったルートインホテルでは朝食がプランに付いており、少しばかりのおかずとクロワッサンを頂く。
コーヒー/牛乳と並んでイチゴカルピスがあった、めずらし。
6日目のしょっぱなは島田宿からスタート
写真見返してもあんまり思い出せないな、このあたり。(早く記事に起こしてないのが悪い)
蔑ろにされがちな本陣跡だけど、島田宿はちゃんと奉られてた。
近くに大井川が流れているここ島田宿。昔は雨による増水で街が氾濫したり、橋が渡れなくなっていたりしたそうな。
島田宿は”丸ごと歴史資料館!”みたいな道があり、そこに面した家は全て当時の状態を模しているが、中には現役で個人宅として続いている家もある。
一方人の家かと思い来た、マネキンなどが駐在しているおうちもある、ややこしい。
そんな大井川は全長1kmちょいあり、歩いて渡るにはちと疲れる距離。
実際自転車が1台通っただけで、ウォーカーとはすれ違わず。
長い大井川橋を渡ると、やや風化が目立つ茶子ちゃんとご対面。
静岡といえば茶畑だけど、ここまでの旅路では目にしてこなかったのでふと茶の街だと再認識。
ここからの道に茶畑が広がってた気がするけど、写真フォルダには1枚もなし。余裕なかったんだな俺。
てくてくしてたらあっという間に金谷宿へ到着。
お店はぽつりぽつり点在してるけど、人はあまりいない感じのエリア。
坂の上にあるため高齢者は生活し辛いから、みたいな理由で人が少なくなったとかなのかしら。
金谷宿を出て少し行くと有名な石畳へ
石畳の途中に”石畳茶屋”を発見。ちょうどご飯時だったので何か腹に入れようかと思うも、
無念の定休日だったため、休憩だけすることに。
この施設、茶屋の他にも図書館とサウナを併設しているハイブリッド施設のようで、この日は茶屋/図書館はお休みだけどサウナは営業中だったため、施設内に入って休むことは出来た。
お庭とかも丁寧に手入れされており休憩にはぴったし。
休憩を挟んでまた徒歩再開。
ここでまとめ記事にも書いた通行止めゾーンへ。
この先の”小夜の中山”は、日坂宿と金谷宿の間を跨ぐ急峻な坂道であり夜泣き石伝説や子育て飴などトピックも多いエリアだったので、なかなかメンタルへのインパクトが大きかった。
土砂による通行止めなので誰のせいにもできないけど、この時特に改修工事をやってる感じが見受けられなかったのもムムっとなってしまった。
とは言え、今思えば横に大きく迂回していけばまた旧東海道に戻れるのは不幸中の幸いではあった。この道しかなくて引き返すとかになったら悲惨だもんな。
悔しい気持ちを抱えながら、山を沿うようにトボトボ歩きはじめる。
遠回りしつつも、日坂宿へ到着。
ここは宿場町感は薄く、結構な住宅街。パっとあたりを見渡してもホテルっぽいものはないので行く方は要注意。
今朝のちょこっと朝食以降何も食べておらず時刻も15:00近かったので、こちらのカフェに入店。
ここ「日坂宿 橘屋」は2022年6月にオープンした、石薪窯キッシュと本わらび餅のお店。
素敵なご夫婦が切り盛りされており、ご飯を食べながらいろいろお話くださった。
なんでもここ日坂宿は、元々葛飾北斎が浮世絵に描くほど本わらび餅が人気だったものの、徐々に作り手がいなくなり、ご夫婦が店を開ける頃には現在進行形でわらび餅を作ってる人は途絶えてしまっていたとのこと。どうやら本格派のわらび餅は、原材料である蕨の根の確保が難しいので、そこが要因で廃れてしまったらしい。
(一般流通してる透明なわらび餅は、わらびではなく大量生産可能なレンコンで作られてる模様)
そこから「この地にお店を開くのであれば」と地元の方にレシピを聞きまわってようやく作れるようになったとのこと.
そんなこんなでご飯を食べるつもりがわらび餅を頂くことに。
ねっちりもっちりしてて、しかもスーパーのわらび餅とは比べ物にならないくらい味がしっかりついてて滅茶苦茶おいしかった。(黒蜜もあんまりつかわないほど)
インスタ張っておくので、行かれる方は是非。
おなかも満たされ、また次の掛川宿へ歩き始める。
静岡に突入して早3日、ようやくここで一番楽しみにしてたお店が東海道沿いに登場。おなかも空いてたので早歩きで入店。
17:00過ぎとディナータイム前だったので、特に待つこともなくスムーズに入店。
橘屋の奥さんとさわやかの話をしたときに、「近日中に値上げされるから最近一段と混んでるよ」と聞いていたので難なく入れて安心。
注文後すぐに、セットで頼んだパインジュースが到着。定員さんが「こちら乾杯ドリンクなので良ければ乾杯しましょう!」とご提案。
まだ入りたてなのか店員さんからも照れくささを感じつつ、両者おずおずと乾杯。こういう時にテンション100%で乾杯できる人になりたい。
さわやかで元気をチャージしズンズン進んで、掛川宿へ到着。
掛川宿から少し歩くと、もう次の袋井宿エリアへ。
五十三次の中でこの袋井宿が一番”レペゼン東海道五十三次”!!て雰囲気が伝わってきた。
というのも、ここ袋井宿は東海道27番目の宿場と丁度”ど真ん中”に位置する宿なのである。
辺りはまっくら、美味しいものも食べてゆっくり寝れる。。。
(このあとonちゃんの不在に気付き、来た道逆走&袋井警察署に駆け込むとは知らず)
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