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東海道五十三次徒歩チャレンジ 5日目

東海道五十三次完歩の備忘録。
概要は下記。 

6/5日、チャレンジ5日目。
この日は終日晴れ。
前日の駿河健康ランドで十分に体力を回復し、勢いよく出発した5日目。

同人誌に出てきそうな森
ローソン入ろうとしたら電信柱の工事で停電中だった
サイドメンバーの虚無顔がよい


前日泊まったとこが既に興津エリアだったので、歩き始めて直ぐに興津宿へ到着。
静岡に入ってからやたらと”東海道ルネッサンス”の文字を見かけたけど、どうやらそういった町おこし団体があるみたい。

東海道ルネッサンス推進協議会では、地域のみなさんと一緒に、東海道の歴史・文化を活かし、東海道を軸としたみちづくり・まちづくりに取り組んでおり、道路局企画課も事務局として活動を推進しています。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/doro/jigyo_kikaku/tokaido/toukaido.html#rune
東海道ルネッサンス
これみて”もう17番目か”としみじみ
大分大きな宿場町だった模様
ここが本陣跡
本みたくなってるのがいいね

品川宿で貰ったパンプレットに興津宿の名物が書かれており、ふと思い出したタイミングで和菓子屋があったので思わず入店。
小さくてシンプルな甘みが癖になる”宮様まんじゅう”。人のお宅にお邪魔する時とかの手土産によさそう。

うまうま

和菓子屋の店員さんと少し東海道の話で盛り上がったら、「端っこだけどよければ、、」となんか白いモチモチを頂いた。
これが何なのかは仰っていたけど「ありがとうございます~!」が思ったより先に出てしまい、聞きかえすタイミングを見失ってしまった。
ここで聞き返せる男になりたい。

須天のようなお餅のような、ようわからんけど美味しい。


次の江尻宿までは11km超。
じりじりと日差しに焼かれながら住宅街をひたすら歩く。

あんま列とかの概念がないバス待ち民
無縁さんを偲んで
たまに顔出す一里塚


さっき宮様まんじゅう美味しいとか書いたけど、よく考えたら実際に食べたのは購入してから2時間ほど経った後でした。
座って食べようと思ってたら全然ベンチが見当たらずうっかり忘れかけていた。この暑さなのでこれ以上放置してたら危なかったかもな。

12個入りだったけど一人ならこれで十分


いくつか橋を渡って江尻宿へ到着。
近くにはちょっとした商店街もあったが、営業しているお店は少な目だった。
そういえば江尻宿はイラスト教室の張り紙やグラフティーアートが多かった気がする。芸術に明るい人たちが多いのかもしれない。

13時過ぎでこんな感じ、人通りも少なげ
レベルたっけえ
かわいいけど許可取ってる、、?
冥界へ導く謎生物


元々静岡はサッカーが有名な印象だったけど、この辺りはやたらとサッカー関連の標識や看板を見た気がする。
江尻宿にも少年サッカー発祥の地が。

ブラジルとかじゃないんだ

そういえばマップ上には表示されている江尻の本陣跡、全然見つからんなと思ったら

ん?
んんん??

こんなん昼だからまだいいものの、夜とかだったら絶対見つからんて。。
これを目当てに10km以上歩いてくる人もいるので、もうちょいちゃんと祀ってほしいな。。。
そんなもやもや抱えつつ、次の府中駅までまた徒歩再開。

青いBANDAI
なんでここに経ってるのかは読んだけど忘れた

特に大きな見どころもなく、府中宿到着。
道中おっきめのMarkISでお手洗い借りたついでに服屋を見かける。昨日コインランドリーで洗濯したばかりであるものの、2日目の大雨の汚れがちゃんと落ち切っておらず若干黄ばんだTシャツを着ていたため、ここで新しいお洋服買うか悩み「5日目で買ってたらキリねぇな」と謎理論で一旦スルー。

なんやかんやで府中宿
夜に見たらビビりそうなモニュメント


府中宿の先にはビッグシティ静岡駅。
ぎらついた日光に体力持ってかれ、お昼くらいから出来てしまった水膨れで確実に徒歩スピードが落ちていたため、まだ15時くらいだったが今日はこのあたりで宿を取ることに。

一旦周辺施設をぷらぷら。

30円くらいやって取れなかった、別にほしくなんかないやい
面白そうだけど、取れても取れなくてもリアクション取ってくれる人いないしな、、とスルー
前髪うっとおしかったので髪切った
ベルティかわいい
いつもはスルーするティッシュ配りだけど団扇を欲しくて受け取ってしまった


と30分ほど(床屋入れたら1時間くらい)ぷらついたところで、「いやいや最速クリア目指すならこの程度で休んじゃいかん」と謎に気持ちが再燃し、やっぱしもう少し歩くことに。
今思うと、身体以上に限界が来ていたメンタル面の負荷がちょっと休んだことで回復したとかそんな感じだと思う。

なのでもう少し徒歩。

このあたりで水膨れ潰れた
亀のしょうすけ
やたらお菓子コーナーが充実していたコンビニ


道中、これまた東海道のパンフレットに乗っていたご当地名物の安倍川もちを発見。ただ朝に食べた宮様饅頭と若干被るため今回はスルー。

いつか食べたい

府中宿から8kmほど歩き丸子宿へ到着。
名物のとろろ汁は営業時間がとうに過ぎていたため食べれず。
実は静岡駅宿泊は、翌日の朝にここのとろろ汁を食べたいがための計画だったりもしたんだけど、まぁ仕方ない。

埋もれてる
無念、また今度
海抜高め


これまたひっそり本陣跡

次の岡部宿までは7kmほどで、道中は山を切り開いた道を通っていく。
なだらかな坂が続いていくまぁまぁの難所のため、手前にあった如何にもな定食屋で昼食。たしかそばとか食べた気がする。

腹が減ったら東海道五十三次はできぬ
途中見つけたホテル、獣道ってなんだ
定期的にこういう看板あるのホント助かる、メンタル的に
トイレくらいしかない道の駅

道の駅を過ぎると、ちょっとした民家が立ち並ぶエリアへ。
どこも今はただの民家ぽいですが、各家の前には〇〇屋と過去宿場だった名残みたいなのが垣間見える。

いくつかは空き家になってる様子

さらにすこし歩くと、他の東海道五十三次レポでもよく見かけるこの看板エリアへ。
どう考えても右が正しい道ぽいですが、写真左の手書き看板に書いてあるように、正式な東海道ルートは左です。

まさに獣道
これも正式な旧東海道
昔は少し違ったみたい
熊とか出そうで怖い


峠自体はそこまで長いわけではないので、湿気で苔むした道に転ばないよう気を付けながら歩いているとあっという間にまた舗装された道へ。

日差しが入らないからかずっとぬかるんでいた


道中、目が合ったイッヌが飼い主と共に駆け寄ってきてくれた。
自分とほぼ同い年の息子さんが全然実家から出ていかず困っているとのこと。「早くおうち広くなってほしいね~」とイッヌに話しかけていた。

はやくおうちが広くなってほしいワン

そんなこんなで次の宿場へ到着。
岡部宿の表記があるものがこれしか見つけられなかったけどあってる??

お茶屋さんの手作り看板。
お茶屋さんは営業してなかった。


と思ったらそこから離れた場所にちゃんと整備された本陣跡を発見。
ここも本来であれば岡部宿資料館として観光できた模様だが、休館日なのか中には入れず。

前後をがっつり端折るタイプ


ここで今日の宿泊予定地について再考タイム。
この時点で辺りは薄暗くなってきたので早目のホテル着を目指したいが、あたりに泊まれるような場所はなく、やむなく次の藤枝宿付近まで歩くことが決定。

ホテルに着くのは21時近くなりそう


水膨れの潰れた後が痛みつつも、しぶしぶ歩みを進める。

藤枝市突入、もう少しで日本橋から200km
緊急時に燃やすトーチ的な奴
サッカー愛の強い地域
藤枝商店街につく頃には真っ暗


”朝早く出発し、日没前には宿到着”を心がけていた旅だけど、2日連続で闇夜の中を歩くことに。
なんとか藤枝宿につく頃には完全にあたりは真っ暗だった。

藤枝明誠の藤枝
このまま東京帰れるならお土産に買ってた


無事藤枝宿には到着できたので、少し東海道ルートを外れて今晩の宿へ.

案の定もう21時過ぎ
今晩の宿


疲労困憊のため早めに寝たいところではあるものの、まだこの日はお饅頭と定食屋のそばしか食べていなかったので、何か腹に入れねばと駅の繁華街の方まで散歩。
この日だけじゃなく、疲労と軽い夏バテで東海道五十三次中はずっとおなかが空かなかった。

やたら南国感溢れる自販機

藤枝駅に着くも、時間が時間なのでやってるお店も少ないためやむ無く近くにあった居酒屋へ。
なんか地元の人とかと話せたり、、みたいな期待はありつつ、店内は自分と帰りしなのバイトしか客がおらず、黙食にいそしむことに。

結構ディープなお店も多かった藤枝駅
諸々美味しかった
焼き鳥がおすすめとのことだったので
お昼に食べれなかった恨みを晴らすべく頼んだ「とろろのステーキ」
届くまで気づかなかったけど鳥○族のやつでした
有志の方が作ったサッカー記念館みたいなやつ
マルッと楽しめそう
ご褒美ハロハロ

身体は疲れてるものの、やっぱり初めて訪れた街を練り歩くのは楽しい。
居酒屋出た後もなんだかんだ30分ほど散歩して本日は終了。

ビジホだけど一応大浴場ついてた
お疲れ自分
途中諦めたちびまる子ちゃんランドはいつか行きたい

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