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寒い季節になると必ず毎日お世話になっている”毛布”のやさしさを考えたことがありますか?

フワフワで暖かい・・・誰もが望む毛布の用途です。毛布も思い掛けないほど進化しています。

毛布の作り方

毛布には、その製造方法(織り方や編み方)によって、《織毛布》《タフト毛布》《マイヤー毛布》など名前が付いています。


《織毛布》は、たて糸に通常細い綿又は合成繊維製等の糸を使用し、よこ糸に太い毛又は合成繊維製等の糸を使用したよこ二重織の生地のよこ糸に起毛を施した毛布及び一重織の生地の両面に起毛を施した毛布のことです。
                      「日本毛布工業組合」引用

長い日本列島は毛布の用途もかなり違っています。個人差により住居環境によりその多様性に調査してもすべてを知ることはできません。エアコン・床暖環境では一年中同じ寝具を使っている場合もある。敷き毛布・掛け毛布・電気毛布すべてを使っている場合もあるかもしれない・・・時代・年齢とともに変化もします。

ただ、寝具は白と決めています。汚れるとすぐわかる事、漂白すると白さは保たれること等です。白のウールの毛布が定番でした。

ところが近年真っ白毛布は見なくなりました。あっても高価です。なぜかしら?これが発端です。

羽毛布団が普及し掛布団の上に毛布を掛ける派が多くなりました。木綿の白いシーツに白木綿の包布を掛けた羽毛掛布団、その上に白のウールの毛布を掛ける通常にしてみました。

室温は暖房が薪ストーブで家中ほぼほぼ冷たい部分はありませんが一定の快適温度に保った室内ではない。寒い朝は標高450mペアガラスの窓は結露しています。

ウール毛布は数年すると薄くなる部分が出て買い換えます。マイクロファイバーを使ったことはないのですがウールよりずっと安価です。

何故ウールに拘るのか・・・天然繊維が好きです。化学繊維のベタッとした感覚が馴染めない・・・大した理由はない。機を織るから木綿の経糸(現在は表示義務があります)にウールの緯糸タップリ織り上がってから起毛します。この工程がはっきりして気持ちよい。

以前シティホテルの毛布はみなこれでした。たたみ込んだベットの下の毛布と木綿のシーツをはがし出し、ゆるりと体を入れる感触が気に入っています。

この毛布、実は防災用のウールだったことに最近気づきました。高層ビルのホテルの毛布は火事の際役立つようです。パジャマも木綿が良いと刷り込まれていたことに気づきました。化学繊維を身に付けて寝ては逃げられない・・

人が安心して眠れる掛け毛布の重さを調査した記録があります。自分の体重の10%が前後が最も効果的な重さらしいです。最近は糸の表示に次いで毛布の重さも表示する傾向にあるそうです。

画像はかなり前に織ったものです。羊の毛を染めて、紡ぎ車で紡いで二重になる布を織りながらキルト芯を入れた物です。立体感はそのためです。毛布のためではないのですが使って快適な布を織り続けています。

アイディアが一つ・・・毛布のようなバックを織って膝に置いて車の運転あるいはオフィスで電車の中で毛布の包まった感覚の快適バックを織ってみようか・・・と思った。

生きている間、睡眠時間は長い。快適に眠って快適に目覚める日々は幸せ!と思う。

織を折る!」緑の多い環境です。周囲がナラでその上は空です。
枯葉が落ちる前、植物染料で染め織った布をさらにレリーフ状に折ると息苦しくない…街の中では素敵に違いない!
しかしながら不評で戻って我が家の壁。気に入った物とニーズは違う

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