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緑のヒヨコマメ(鶏児豆)を見てみたい!

 豆好きです。

豆一粒



"ヒヨコマメ"の種を見つけました。10粒まいて8個発芽しました。
カラスノエンドウに似た葉ですがサヤの形は違います。

花が咲きサヤらしきものが、現れました。(7/20)

幻のヒヨコマメとやっと出会いました。サヤの中に1〜2個の豆が入っている。

サヤです。
葉に特徴があります。

 『日本での生産は行われておらず、国内で流通しているひよこまめは、メキシコ、米国、カナダ等から輸入されたもので、ほとんどが大粒種です。

世界の生産量は860万トン程度で、そのうち 2/3 はインドが占めています。』

白い小さな花


ヒヨコマメの歴史です。

 『中東の「肥沃な三日月地帯」を中心に栽培された。歴史上、最古の記録としてヒヨコマメが登場するのは7500年前、トルコのハジュラルにおいてです。

紀元前4000年には地中海一帯に、紀元前2000年にはインドにまで伝播した。

特に古代エジプトで栽培が盛んであった。古代ローマにおいてもあらゆる階級に食されるポピュラーな食物であったが、貧困層や農民の食べ物とみなされることもあった。(きっとクレオパトラもたべている)

インドではチャナーと呼ばれ、インドの食文化において古今重要な食物となっている。』

 検索すると流通にはのっていないので家庭菜園で作る方は案外多いようです。

春蒔き、秋蒔きいづれ半年程かかるそうです。5月に蒔いたので収穫は秋になります。

 ヒヨコマメの横で小豆も育っています。小豆の花の色を知る人は少ない…と思う。農家は当然の事だし興味を持つ方はいない。
あずき色の豆に黄色の花を咲かせます。意外でした。


「娘来た」と言われる(茨城県)の見た目は、小豆色と白のまだら模様の小豆です。

私が続けて育てている小豆は福島県の桜を見た帰りにお婆さんが譲ってくれました。「ヨメアズキ」と言われた。

いづれもダイレクトすぎる名付けで、"気恥ずかしい"感はありますがお赤飯はハレのもの。

意味はほぼ同じことで嫁に行った娘に早くお赤飯を炊いて食べさせたい親心。

一般的な小豆と比べて皮が薄くて、炊き上がるまでの時間が短いのも特徴。「嫁に出た娘が帰省してから炊き出しても、待つことなく食べることができたことが名前の由来とされている」

"お赤飯"がキーワードですね。餡子(あんこ)にしてもサッパリしています。

 山形にはやや赤味を帯びた大豆がありました。「普及する会」を作った事があります。

ややピンクがかった優しい豆ご飯になります。

 豆や乾物は暮らしに便利です。煮豆にする豆はいつも保存しています。圧力鍋を使ってチャッチャッと煮ます。

 ヒヨコマメの歴史など読んで花やできたばかりの緑色のサヤを見ていると豆ロマンがあります。

一粒の豆が収穫時に広がっていきます。どなたでも出来ます。

豆好きの話です。



高原花豆は青空に映える。
毎年必要なので豆杭(まめくい)を作っています。

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