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子育てはタイムスリップ・・・遠足も運動会は勿論”1+1”も人生の復習と後になって気付く
古い本の片付けをしていると、不思議な形に切り抜いた色紙が出て来た。機織りをする横で子が描いて本に挟んでいたらしい。
古い話。古い話しにしてみればその黄色の色紙の内容は古びていないのが水木しげる氏の素晴らしい才能。また恩師曰く「児童画はボーイソプラノ」繰り返し唱えての子育て・・・
LINEで聞くと鬼太郎のチョッキが飛んだところ!らしい…
ますます愉快になった。鬼太郎は「ちゃんちゃんこ」を着ていた。チョッキと答えた! 検索すると「鬼太郎のチョッキ」や「ベスト」とも書いている事例もある。
これには時代の差を感じて仕舞う。ちゃんちゃんこは「綿入ちゃんちゃんこ」とも言う。前で結ぶ紐が付いている。水木さんはコレをイメージした話だったのではないだろうか?下駄履いて・・・
チョッキはやや洋装の感がする。子の制服にいつもチョッキが付いてすぐに言葉にし易かったに違いない。否「ちゃんちゃんこ」を知らないのかもしれない。その子にはきっと「鬼太郎のチョッキ」と教えるのだろう・・・
しかし、鬼太郎のベストとなると前が開いてない被るタイプも想像する。女性的でもある。なかなか鬼太郎までは程遠い気がするのは古い考えかも・・・
織の本から出て来た色紙は今の子供たちが見てもやっぱり「鬼太郎のちゃんちゃんこ」に見えるのだろうか?(画像)
ふと・・・もしかすると直太朗さんは子供の思考回路をもっているのかもしれない。
先日は生きている事が辛いなら♪ 森山直太朗の歌詞に 「歴史は小さなブランコ、宇宙は小さな水飲み場」ナントも翔んだ詩に驚いた! 思わず家の古いブランコ 🇮🇹 に座り笑って空を見上げた。樹高10mのヤマボウシの葉がすっかり落ちて晩秋の陽だまりは嬉しかった。一本の木が落とす葉は風が飛ばしてどこに行って仕舞うのだろうか。ものすごい枚数です。ぼんやり??が通り過ぎていく・・・たまには身を任せるのも良い。
白いブランコ♪ は古い古いフォーク歌手の持ち歌だった。
ブランコも進化したのか直太朗さんは宇宙人なのか?彼も親に引き出しをいっぱいつけて貰ったに違いない・・・
思い出すに…子育てはまるで我が人生のやり直しだった。お習字・算盤・ピアノ… 何故行きたくないのか上手く母親に話せなかった。今ならはっきり言える。子には子の理由がある。お絵描き教室は幾つか「はしご」する程、気に入って休むことはなかった。遠くまで一人で出掛けていた記憶。これが身を助ける事になる。
親はこうして子に幾つも引き出しを付けてくれたのだろう・・・と今ならわかる。
1+1もなぜ2になるのか私には誰も教えてくれなかった。この謎は子が学校に行って担任の先生が「授業参観」で教えてくれた。私は復習が出来た。
子の話はゆっくり聞いてあげると愉快な思考が生まれるのかもしれません。
鬼太郎のチョッキは元のページに戻してまた眠って貰った。今年のハローウィンには鬼太郎のチョッキがネットで売れたそうです。真っ白の子は時代には影響されない・・・と思う。