彼女できるまで毎日投稿公務員Day12~職場の二次会堂々とescapeしたら、彼女ができま
あー・・・
職場の飲み会めんどくせぇ
お堅い公務員も、五類に移行したので、職場の飲み会が復活した。正直言うと、俺はそもそも飲み会が好きじゃないし、別にそこまで親しくない人とは親睦を深めなくても仕事は回る。あくまでも、ビジネスはビジネスの関係で割り切ればいいし、飲みの場で俺はコミュニケーションをとる必要ないと思う。
くどくど書いて、何が言いたいかというと、
俺は、酒が飲めない。
どんくらい飲めないかというと、下の記事のように、デート中だとしても、全然飲めず、裏目と出ることが多い。この、酒が飲めない体質で、いくつ失敗を重ね、何人意中の相手を逃したことか・・・泣
もちろん、お酒が飲めないメリットもある。
・「こいつは飲ませたらやばい」という共通認識があるから、無理に飲まされない。二次会を自然とエスケープできる確率が上がる。
・最初のビールを余裕で断れる。
・単純に、酒が嫌いだから健康的。
・いざというときしか、自宅に酒を買わないので、経済的。ちなみに、いざというときに備えて一年前くらいに買い込んだスミノフやら檸檬堂やなんとかがまだ冷蔵庫の奥に眠っている。お酒は賞味期限があるのだろうか。
1 最初の乾杯はトマトジュース
「最初はビール?はあーーーっ!?いつの時代ですか?WWW」ってノリで、「あー、俺ビール嫌いなんで!」でもちろん断る。一杯目にお酒を入れると、3時間持たないので、最初はノンアルで様子を見るのが通例だ。
ちなみに、宴会の席は、うちの職場は、なぜかくじ引きを採用しているので、ドキドキだ。いや、そんなもんだったかな。
くじを引く瞬間、ゲンーポッターが逡巡した。
「自己中じゃがいも社長の隣はヤダ、無能ハゲ副社長の隣もヤダ、ついでにパーソナルゾーン侵入おしゃべりババアもヤダ。」
くじ引き帽子「うーん、そうか。でも5分前到着だと、空いてるのが社長、副社長の周りなんだよなあ。うーん、実に難しい。社長・副社長の近くはいいぞ。うまく取り入れば、良い待遇になるチャンスかもしれないぞ?」
「公務員は、年功序列だからそれはどうでもいいからヤダ。実力至上主義じゃなく社会主義だからなるべく楽できればいいです。とにかく、あいつらとはかかわりたくないお願いヤダヤダ」
くじ引き帽子「そうか、じゃあー、
パーソナル侵入おしゃべりババアの斜め前ーーー!!!」
んーーー。まあいいでしょう!(苦手なタイプだけど)
2 飲み会スタート
おしゃバアは、お酒を進めてくるが、ライト強要なので、普通に断れるからそこは問題ない。職場では、仕事中に、「ねー。これ教えて~」がしつこくて、「ggrks」、あと誰にでもため口やめろ、職場で下世話な大笑いするな、あと会議中寝るな、とイライラしていたのだが、飲み会ならさほど気にならなかった。俺の周りは、新人君と、真面目君と、ちょい寡黙君。おしゃバアを乗せつつ、三人に話を振り、全員が楽しめる場になるよう尽力した。
「ねぇーそろそろ飲もうよ~」
しょうがないので、梅酒ソーダ割にした。ほんとは梅酒ロックが飲みたい。でも、今日は・・・我慢だ。
話を続けていると、新人ちゃんが隣にやってきた。一応、お世話になった俺に挨拶にきたのだろうか。偉いな。
「あのー、私新人あいさつで何話せばいいですか?笑」
うん、新人ちゃんらしい。俺でよかったな。普通、お疲れ様ですとかから入るんだぞ。
話すときに、段取りを決めるといい事。最初のあいさつ→入る前は、○○でしたが、今は○○(ポジティブな言葉)→具体的なエピソード→最後に会社全体への感謝→言えそうなら今後の抱負的なアドバイスをした。
「誰に感謝するんですか?笑」と聞かれたので、
「社長とかはもちろん、一応俺が上司にあたるから、形だけでも俺に感謝の言葉を入れとけ笑」
「なんか、アラサーさんの顔見たら、私笑っちゃいそうです~笑」
なぜ、そうなるwwww
「じゃあ、あいさつはできそう?」
「・・・・あれ、私何言えばいいんでしたっけ~笑 忘れちゃった!」
・・・愛すべきバカかよ!
二回、同じことを教えたので、新人ちゃんは満足そうに帰っていった。
気づけば、周りの男3人は、だいぶアイスブレイクしてあったまってて、おしゃバアはなんか、酒を注ぐのに注力してたので、ここでの俺のミッションは終わった。
よし、放浪の旅をしよ。飲み会で、同じ場所にいることほどナンセンスなことはない。どうせ、飲むならいろんな人と飲まないと(社長・副社長以外)
3 新人ちゃんのスピーチ
適当に席を移って、話していると、新人ちゃんのスピーチになった。
あいさつはある程度緊張せずにできたようだ。
終始、ほわほわ間延びしたスピーチで、女性社員からは、「え、可愛い」が飛び交っていた。うん、君はよい職場に恵まれているよ。「ほんとに~、仕事が楽しいです!」っていえてて、周りがよかったよかったみたいな顔をしていた。
別の部署の主任から、「新人ちゃんああいってるよ。アラサーさん、よかったね!」と言われたが、一度練習で聞いてるので、特に感慨深くはならなかったが、「ほんとに、よかったです。頑張りましたよね。」と返しておいた。まあ、実際大学生から社会人になって、仕事楽しい!って言えるのは、ほんとに尊敬した。おれは、一年目は地獄だったから、余計まぶしかった。
そうこうしてると、また新人ちゃんがやってきた。
「スピーチ頑張りました!」「よかったよかった」
んで、カラオケの話になった。
「わたし、ヨルシカが好きなんです。特に「ヒッチコック」が好きなんです。歌ってくださいよ。」
ここじゃやだよ笑
「あと、言って。って曲も好きです。」
ああ、初期の曲かあ。どんな歌だっけ。
新人ちゃんが歌い始めた。
あー、その歌いいよね。
「アラサーさんは何が好きですか?」
ノーチラスって曲が、物語性あって好きかな。知ってる?
「あー、知らないです!」
そっか。ヨルシカの曲って、曲同士が、連続する物語でつながってるんだけど、そこがいいんだよね。有名どころだと、「僕は音楽をやめた」とつながってるんだけど、その曲はさすがにわかるか。
「その曲も知らないです!私3曲しか知らないです!」
知らないのか笑 あと一曲は?あ、聞かなくても分かるわ。
「ただ君に晴れです!」
いや、好きな割に浅い!!!
なんやかんやあって、締めのそばが来て、席替えして箸がなかったので、焼き鳥の串で器用に食べていると、
新人ちゃんが爆笑し始めて、周りの人に、
「これ見てください!」って注目を浴びせた。
おい、やめとけwww
周りはちょうど、お局が多かったので、案の定反応は、呆れ顔、無関心、おーすごいなどなど。公務員だからなおさらだろう。確かに、オレも変人だなとつくづく思った。
ちなみに、新人ちゃんは、そばが嫌いで、「わんこそばします?」と俺にお椀を渡してきたので、もう一度串で食べ始めると、爆笑し始め(以下略)
お開きの時間になり、無能副社長が、よっこらせっと酔っぱらいながら、締めのあいさつを始めた。
しかし、これが長い。長すぎるのだ。スカートのすそくらい短くするものだろうこういうのは!!!!!お前の大学生時代の話誰が興味あるんだwwww
もはや、店を出る時間が過ぎてるので、誰かが止めないとレベルである。
ただ、さすが公務員。5分以上(体感で言えば1時間)経過してても、7割は、副社長の方を見てちゃんとお話しを聞いていた。もちろんオレも新人ちゃんも3割側である。
1人は死角で寝ている。
1割は「話長くね?笑」みたいなこそこそ話。
新人ちゃんは、「見て~寝てる!」と人間観察をしてケタケタ笑っている。
MVPは、スピーチで25歳になったと宣言した男。
前の人の背中に隠れて、飯をかっくらっていた。
新人ちゃんがそれを見つけて、ケタケタ笑い始め、オレも思わず噴き出した。
水曜日のダウンタウンの早弁先生かよ!
4 二次会エスケープの極意(やっと本編)
さて、二次会はエスケープするかな。と、二次会組と距離を取っていると、同年代の女子に腕を組まれて、「行くよ!」と連行される。これを振り切るのは至難の業だ。
酔いでできあがってる早弁男子が、「はーい、じゃあ二次会行く人の数数えます!右から数字言って!」
1!・・・・
俺は2番だが、行きたくないので、100とか言うと、ケツを蹴られた。
お前、はったおすぞwwwwwww
そうこうしてると、社長が「おーい、俺についてこい!」と二次会への道を作り始め、無能もそれについていった。
おい、お前はコ○ドットじゃねぇ。お前は道を開けじゃだめだ。社長や、副社長ってのはな・・・
気を遣って一次会で帰るもんなんだよ!!!!!
一気に冷めて、等速直線運動していく有象無象とは裏腹に、慣性の法則のように、その場にとどまり続けた。
しかし、とどまり続けた数人の仲間がいた。
居眠りニキ、マッチングサポートネキ、メガネネキ(NEW)、そして、
早弁ニキを背中で隠すネキだった。
背中ネキが言った。
「社長がいる二次会だるいんで、コンビニでアイス食べて帰りましょ!」
こいつぁ最高だwwwwww
アイスを食べながら背中ネキは言った。
「私、ゆるFIREしたいんすよ!」
メガネネキは「??」って感じだったが、まさか公務員の口からFIREが出るとは思わなかったので、新鮮だった。どうやら投資を本格的に始めるらしい。もし、背中ネキがFIREしたら、このブログの存在を教えてもいいかと思った。
そんなこんなで、俺はネトフリを見たいからという理由で、二次会を後にした。
最後に、二次会に行くか迷っている同士に一言。
二次会は自分が行きたきゃいけ。刹那的な二次会には、行かなくても、大して問題はない。
職場の二次会堂々とescapeしたら、彼女が・・・