2.授乳の苦難を乗り越えた先には【1歳2ヶ月】
こんにちは、閲覧ありがとうございます。
このブログは、2018年生まれの息子を持つ母の、将来大きく育つであろう息子へ宛てた手紙のような日記のようなブログです。時系列はバラバラです。
※文章を飛ばして漫画のみでも読むことができます。
授乳に関する不安や難しさって、度合いは人それぞれだとは思いますが、母になった誰しもが一度はぶつかる壁なのではないでしょうか。私も多分に漏れず、何度夜中にゆう君を抱きながら涙を流したことか…。
【おっぱいを全力で拒否される辛さ】
私は、特に「母乳で育てたい」という思いを持っている訳ではなく、「元気で育つなら母乳でもミルクでも」という考えです。
最初からそんなに簡単に母乳が出る訳もないだろうと考えていたので、「足りないといけないし、ミルクも飲もうね」と授乳後は毎回ミルクを足していました。
ミルクを飲むことはいいんです。母乳を飲まなくても、別にいいんです。元気で育てば。そうは思っていたのですが、この「おっぱいを全力で拒否される」という行為は、考えていたよりもとてもとても辛いものでした。
インターネットで「おっぱい 咥えない」「授乳 拒否」「搾乳 出ない」などで検索を続ける日々。おっぱいを全力で拒否された後にすんなり哺乳瓶を咥えられ、ごくごくと美味しそうにミルクを飲む。そんな姿を目の当たりにし、とても悲しくて何度も涙を流しました。
おっぱいを拒否されるのって、本当に自分自身が拒絶されたかのように感じてしまうんですよね。そんなことない、というのは百も承知です。その時だって分かっていました。それでもそう感じてしまうのは止められないのです。
私にとって、初めて子育てをして四苦八苦している時に、「自分は母親なんだ」と強く実感できる時間が唯一おっぱいをあげている時間だったのかもしれません。だからこそ、その行為を拒否されるイコール母親としての自分を拒否されたように感じてしまったのでしょう。
本当に辛かったのは、生後3ヶ月頃まででした。この期間もきっと人それぞれだと思います。ゆう君は3ヶ月を過ぎた頃から、徐々におっぱいを拒否することは少なくなってきました。私が拒否されるのに慣れてきた、というのもあったかもしれません。
そして、1歳を過ぎたあたりから「まさかの変化」が見え始めました。
【1歳を過ぎてからの変化】
あんなに私を悩ませていたおっぱい拒否怪獣は、おっぱい大好き星人へと変貌を遂げたのです。
今では、「ゆう君おっぱいだよ」と聞くや否や、満面の笑みで猛ダッシュです。むしろおっぱいが飲みたい時に出てこないとそれはそれは怒り狂います。自分から服を捲りあげ、「ここにあるだろう隠しても分かるんだ」と言わんばかりです。
友人の家や外出先でも自分で洋服を捲るようになってしまったため少し大変なのですが、最初の頃悩んでいたことを考えるとそれも嬉しく感じます。
【つまりはケ・セラ・セラ】
悩んでいるときは、本当に苦しくて辛かったです。が、過ぎてしまえば何のその、たった3ヶ月くらいのことだったのねと思えるものですね。
今も悩みや不安は尽きません。スプーンが使えるようになるだろうかとか、トイレはちゃんとできるようになるかとか、むしろ卒乳はすんなりできるのだろうかとか。おっぱいを飲まなくて悩んだのに、やめる時にも悩むとはあの時思ってもいませんでした。
ということで、子育てをし始めて1年。私の子育ては「ケ・セラ・セラ(なるようになるさ)」が軸になってきました。
命に直接関わること以外は、そんなに目くじら立てる必要もないのかなぁと。心の余裕をもって、ゆったりと付き合っていきたいです。
…とは思うものの、果たして今後もそれができるのか。これを将来ゆう君が読んだ時、「全然できてないし!余裕、ゼロじゃん!」ってなっていたらごめんね。できるだけ、ママ頑張ります。
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