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#19 Nothing special ~日常~
こんばんは。
多摩川車庫前です。
本日もnote、出庫します🚎
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日向坂46卒業生、丹生明里ちゃんも好きな味を、池袋で味わってきました。
揚げたてのポテトと甘めの味噌だれの相性抜群で、とても美味しかったです😋
(これが食べたくて、東京メトロ24時間券を買って池袋まで行った行動力おバカな奴())
【2025,2/15(土) 今日の1曲】
♪Nothing special/櫻坂46
(作曲:SABURO、編曲:APAZZI、センター:中嶋優月)
2月19日(水)リリースの櫻坂46 11th Single『UDAGAWA GENERATION』。
表題曲に続き、BACKSメンバーによる楽曲『Nothing special』が、音源・MVともに12日(水)に先行解禁されました。
今回は、三期生・中嶋優月ちゃん(なかしま ゆづき、以下“ゆーづ”)がセンターを務めるこの楽曲について、色々と書いていきたいと思います。
■櫻坂46『Nothing special』歌唱メンバー一覧
小池美波、井上梨名、遠藤光莉、大沼晶保、幸阪茉里乃、武元唯衣、増本綺良、遠藤理子、小田倉麗奈、小島凪紗、中嶋優月
以上、11th Single BACKSメンバー11名
■曲について
作曲はSABURO氏、編曲はAPAZZI氏。
APAZZI氏は櫻坂46をはじめ、坂道シリーズの楽曲ではおなじみの方ですが、SABURO氏は三坂道通して初の登場。
さらに正体も謎という、どこかのデレク・ターナー氏を思い起こさせるような存在…だったんですが、ついこないだ正体が明かされまして、どうやら日本一のボイストレーナーと言われている高田三郎氏の作曲だったようです。
楽曲の方はというと歌始まりで、アコースティックギターやストリングスなどの音の響き、重なりがとても美しい一曲となっています。
前半は音像からどこか曇り空のような雰囲気を感じさせ、サビで一気に青空が広がるようなイメージ。
壮大さと繊細さ、美しさを兼ね備えた質感の楽曲、櫻坂46では何気に久しぶりではないでしょうか。
サビとCメロでのストリングスの音色、サビ終わりとAメロ終わりのベースのキメが特に好みです😌 (細かい笑)
そして、この曲の大きな特徴と言えば、歌声を聴かせる曲である、ということ。
それぞれの楽器の音色も美しいのですが、本当に必要最低限で、あくまで主役は主旋律を歌うメンバーの歌声。
特に、センターを務めるゆーづの歌声が大好きだな、と改めて感じました☺
そして、遠藤理子ちゃんの歌声もまた良い。
事実上の復帰作となった小田倉麗奈(れいな)ちゃんの歌声もよく聴こえてきますね。
井上梨名さんの歌声も好きです😌
(結局みんな好きやないかい)
個人的に、間奏が入るタイミングも注目ポイント。
ラストサビで出てくるクラップは、BACKS LIVEでぜひみんなで揃えて盛り上げたいですね。
■歌詞について
作詞はおなじみ秋元康氏。
また今日も Bet there's nothing special
特別なことはここに何も無いのに…
いつだって Bet there's nothing special
全て当たり前のことなのさ
それでも僕の地球は ゆっくりと回る
先日ご紹介した『孤独たちよ(日向坂46)』と同様、この曲も歌始まりの楽曲。
歌い出しはこのような歌詞から始まります。
曲名にもなっている『Nothing special』という言葉の意味は、『特別なことは何もない』。
表題曲『UDAGAWA GENERATION』の世界観が『非日常』だとするならば、『Nothing special』は『日常』を描いた楽曲と言えるのではないでしょうか。
昨日と同じような日々が、今日も過ぎていく。
本当は、一日として同じ日なんて無くて、当たり前のことなんて存在しない。
そう頭では分かっていながらも、毎日『特別な何か』があるわけではない=Nothing specialな『日常生活』を送っていると、時々、疲れてしまうことは誰しもあると思います。
それでも、『僕』が生きる地球は日々回り続けるのです。
人は 誰も期待してしまうもの
きっと 世界は捨てたものじゃないと…
そんな楽観主義者では傷つくだろう
涙を流したって ドアが開くことはない
『人は誰も期待してしまうもの』
FFさんも仰っていましたが、BACKS曲が出る度に(最近はBACKS曲に限らずですが😅)感じる懸念材料の一つが、歌詞。
過去には、推しメンの一人でゆーづの“相方”、石森璃花ちゃんのBACKSセンター曲『愛し合いなさい』で、物議を醸すようなとんでもないフレーズをぶっこまれたこともあり、以来、歌詞に対してはほぼ期待しないという状態が続いています。
そうは言いながら、解禁前にはどうしてもソワソワして落ち着かなくなってしまうのは、やはりどこかで少しだけ期待している自分がいるからなのかな…と思うのです。
一方で、期待するだけ傷つく、というのも、悲しいかな、あながち間違いではなくて。
『期待しないってことは 夢を捨てたってことじゃなくて それでも まだ何か待ってること』
(♪期待していない自分/けやき坂46)
期待して傷つくぐらいなら、端から期待しない。
そう予防線を張っていても、まだ少しの望みを捨てられないのが、人間という生き物らしい。
いや、もしかしたら捨てたくないのかもしれない。
皆さんにも、そんな瞬間ありませんか?
心が打ち砕かれようと
絶対に諦めはしない
夢に向かうまでの道のりよ
自分で切り拓け 未来を…
自分が特に好きだな、と感じたのが、このゾーン。
『自分で切り拓け 未来を…』
夢に向かうまでの道のりは、決して平坦ではないかもしれない。
心が打ち砕かれる瞬間もあるかもしれない。
それでも、最後に未来を切り拓けるのは自分自身だから。
何があっても諦めない、そんな強さを感じさせるこの歌詞は、センターを務めるゆーづにもよく似合うフレーズだと思います。
諦めない姿勢といえば、あともう一人、自分の中で思い浮かぶ姿がありますが、それはまた後ほど。
どこか身構えてしまうから
肩透かしを喰らうのさ
木々が空へと伸びるように
自然にこの身を任せよう
先ほどの1Aの歌詞とも繋がる、このゾーン。
個人的に刺さった部分の一つです。
予防線を張ってしまう、というのは即ち『無意識のうちに身構えてしまっている』ということでもあるのかもしれない、と…
面接や入試など、人生のうちで大きな不安や緊張を感じて、思わず身構えてしまう瞬間というのは、きっと誰しも一度は経験することだと思います。
地に足つけて、どっしりと構えて、時には自然に身を任せる。
そう簡単にできることではありませんが、少なくとも“推し活”に関しては、不器用な自分もそれを意識してみようと思いました。
Sunrise Sunrise Sunrise
やがて今日の陽が昇り
Sunset Sunset Sunset
あっけなく陽が沈むよ
Starlight Starlight Starlight
珍しいことではなくて
Anytime 何度も
Everything 繰り返した
More More More あれは そう 希望だ
歌い出しのところで挙げた『日常』の部分が、特にCメロの歌詞から感じられます。
朝、陽が昇り、やがて夕方、陽が沈んで夜がやってくる。
一連の流れは決して珍しいものではなくて、ごくありふれた日常。
何度もそれを繰り返していく中で見出した『希望』とは何か。
答えは2サビにあります。
さりげなく As if there's something else
この胸に何かしらの手応えがある
いつの日か As if there's something else
この手 ここで翳していたっけ
ずっと眩しかったのは 愛かもしれない
『ずっと眩しかったのは 愛かもしれない』
繰り返す日々を生きる中で、主人公が感じた『何かしらの手応え』。
それはきっと、ありふれた日常の中にある、眩しいほどの『愛』という名の『希望』。
何も起きなくたっていい
Nothing specialでいい
ラストサビの最後がこのフレーズで帰着するのも、主人公がそんな『希望』に気づけたからこそなのだろうと思います。
特別なことなんて、起きなくてもいい。
Nothing specialな日常の中にある『愛』という名の希望こそが、特別だから。
日常生活の中でついつい忘れてしまいがちな『大切なこと』に、改めて気付かされる歌詞だと感じました😌
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Something elseという単語が2サビで聴こえた時、ふと思い浮かんだのがこれでした笑
(多摩川車庫前、あんた何歳だよ())
■MVについて
監督はG2 Yuki Tsujimoto氏、コレオグラファーはおなじみTAKAHIRO先生。
前作のBACKS曲『僕は僕を好きになれない』のMVと同じタッグで『能ある鷹は爪を隠す』をコンセプトに描かれた、曲調や歌詞にもマッチした世界観が特徴の作品となっています。
櫻坂46(@sakurazaka46) / 「Nothing special」 のMV監督しました。… pic.twitter.com/Qf5Qw1JErh
— G2 (@YukiTsujimoto) February 12, 2025
〝能ある鷹は爪を隠す〟
どんなに苦境に立たされても
自分に自信をもち
時を待つ
時が来たら
隠していた爪で獲物を仕留められるように
たとえ希望を見失っても
またリスタートすればいい
自分自身にもすごく刺さりました
観てくださった方にとって
希望を感じられるMVになっていたら
嬉しいです
たくさんの方に届きますように
櫻坂46 大沼晶保 公式ブログより
今回は特に種明かしが早く、MV公開の直後に更新された大沼晶保(あきほ)さんのブログで、コンセプトが明かされました。
後半の衣装も『鷹』をイメージしたもののようです。
そんなMVについて、初見の段階から色々と触れたいポイントがありすぎて。 笑
全てに触れていくと膨大な長さになってしまいそうなので、今回は私が本当に注目してほしいと思ったポイントを、いくつかご紹介させてください。
[『Nothing special』Music Video、多摩川車庫前的注目ポイント]
①0分23秒、大沼晶保さんの表情
初手からゆーづじゃないんかい!というツッコミはしないでください()
歌詞としては最初の『特別なことはここに何もないのに…』のところ。
井上梨名さんの次に映るのがあきぽですが、この時の切なさを感じさせる表情が本当に良い…
時間にしてわずか1秒ほどですが、最初に心を摑まれたポイントです。
②0分56秒~1分09秒、小池美波さん×増本綺良ちゃん×遠藤理子ちゃんのパフォーマンス
続いて、一・二・三期生が一人ずつ揃う1番Aメロ後半の部分。
坂道シリーズ“最後の一期生”となった小池美波さん。 (以下、みいちゃん)
このMVが、櫻坂46卒業前ラストの作品。
パフォーマンスからは、一期生としての風格を改めて感じられます。
そんなみいちゃんの後ろから、増本綺良ちゃんと遠藤理子ちゃんが現れるわけですが、登場のしかたが綺麗すぎる。
あと個人的に注目してほしいのが、えんりこちゃんの歌声と表情。
今作では三期生の歌声の主力を担うペアの片方、我が推しメンの石森璃花ちゃんが選抜に行ったこともあり、えんりこちゃんの歌がより主軸となっている感じがします。
本当に、良い歌声です😌
儚さ、切なさを感じる繊細な表情も好き。
③1分10秒~ あきぽソロカット
すみません、ここだけはどうしても触れたくて…笑
歌詞としては、先ほども紹介した1番Bメロの『心が打ち砕かれようと 絶対に諦めはしない』のところ。
ゆーづのほかにもう一人思い浮かんだ、“諦めない姿勢”が特徴のメンバー。
それが、あきぽです。
最初に音源を聴いた時から、ここではあきぽの姿が思い浮かびました。
頑張って、頑張って、叶わなくても、私たちは頑張り続けなくてはいけません。
だって、こんなにも私たちを応援してくださる人たちがいるから…
皆さんを喜ばせられるように、諦めません。
可能性、無限大!!
1年前のBACKS LIVEで、あきぽが『Buddies』という楽曲のセンターを務めた時に、間奏で投げかけられた伝説のメッセージ。
『可能性、無限大!!』
ダイジェストにまで使われた名言を残した彼女の『どこまでも愚直で諦めない姿』に、自分の心は大きく動かされました。
そんなあきぽが、今作で先述の歌詞を歌っていることが、一人の沼の住人の端くれとしてはすごく嬉しくて。
ここは何度見ても心がじーんとなります😌
④1分21秒~ 遠藤光莉ちゃんセンターゾーン
あきぽソロカットのあと、1サビへと流れる手前のゾーンで、真ん中に立ってパフォーマンスする遠藤光莉(ひかり)ちゃん。
その表情が笑顔なのがまた良くて。
『自分で切り拓け 未来を…』という歌詞にもぴったり。
何より、ダンスが綺麗。
さすがのひかりんです✨
⑤2分41秒~ “鷹柱”ゾーン
1サビ明けのゆーづの自然な表情など、まだまだ伝えたいところもありましたが、一旦大きく飛んで2番のサビのゾーン。
場面が切り替わり、鷹をモチーフとした衣装を纏ったメンバーが、一人ひとつ『角材』のようなものを持って集まります。
持ち寄ったパーツを大きな木の櫓に掛けて“鷹柱”を完成させていくのですが、ここからは一人ひとりの“一瞬の輝き”に注目してほしいです。
自分が特に好きなのは、
・2サビが終わりCメロへ向かう時に、櫓の方を振り返るゆーづの表情
・『Anytime 何度も』の時のゆーづ、えんりこちゃんの表情と歌声
です。
センターを務めるゆーづのソロパートは、歌割りの中に3回ほどありますが、中でも3回目の『Anytime 何度も』を歌う声が本当に温かくて。
表情も相まって、ここで何度もグッときて泣きそうになります、なんなら泣いてます…😭
本当に大好き。
『More More More あれは そう 希望だ』
鷹柱が完成し、今まさに『希望』を掴むために羽ばたかんとするBACKSメンバーの姿、ゆーづの横顔は、どこまでも凛々しく映ります。
カメラワークや光の使い方も素晴らしい✨
⑥4分08秒~ ラストサビ
最後に、ラストサビのシーン。
前半では、鳥が羽根を羽ばたかせるような振り付けがありますが、ここにゆーづのパフォーマンスの良さ、魅力が出てるように感じます。
8th Single『何歳の頃に戻りたいのか?』のパフォーマンスをきっかけに、ゆーづを好きになりましたが、特に、腕と手先を使った、繊細でしなやかな表現が本当に毎回美しくて。
衣装のコンセプトも、もしかしたらそんなゆーづの魅力から考えられたものかもしれませんね。
後半では、雪が舞う中で力強くパフォーマンス。
ストリングスの音色の響きと、幻想的・神秘的な世界観があまりにも合いすぎていて、そこだけでも心を摑まれるところです❄
アウトロで一瞬見せる、ゆーづの優しい表情、井上梨名ちゃんと小島凪紗ちゃんの笑顔も、また良い。
⑦4分59秒~ ゆーづソロカット
最後の最後にゆーづが見せる、どこまでも真っ直ぐな目線と表情。
プレミア公開の時、このシーンで思わず鳥肌が立つほどの感動を覚えました。
いや、あれは惚れてまうやろ。
MV全体を通して、自分が一番大好きなシーンです☺
以上、7つのポイントをご紹介しましたが…
どうですか、観たくなってませんか?笑
今回も敢えてスクリーンショットなどは載せませんので、ぜひ『騙された』と思って、皆さんの目で確かめてみてください。
■総括・おわりに
ということで、今回は櫻坂46の11th Single収録のBACKSメンバーによる新曲『Nothing special』について色々と書いてきましたが、如何だったでしょうか。
ゆーづがセンターを務める楽曲は、これが2作目となりますが、1作目の三期生楽曲『Anthem time』はMVがなかったので、今回、初めてセンターとしてパフォーマンスする姿を収めたMusic Videoができて、とても嬉しく思います😌
9th Singleでの石森璃花ちゃんを見たからこそ感じますが、
選抜、BACKSに関わらず、センターというポジションはやはり特別なもの。
選抜から外れたことこそ悔しかったですが、ゆーづがこうしてBACKS曲のセンターに選ばれたこと、素直に嬉しいです。
ずっと、こんな風に輝く姿が見たかった。
センター、おめでとう。
3月6日~7日に武蔵野の森で開催される『11th Single BACKS LIVE!!』も、きっと良いLIVEになることでしょう。
初めての座長、頑張ってね。
現地から応援の声と気持ち届けます🔥
ブログの締めで必ず『みなさんにいいことばっかりありますように🌻』と願いを綴るゆーづがセンターだからこその、Nothing specialな日々の『日常生活』の中にそっと寄り添ってくれるような、時に優しく背中を押してくれるような、温かい1曲。
皆さんもよければ聴いてみてください♪
一人でも多くの方に届き、愛される楽曲になりますように…
また今日も昨日と同じような日がやってくるのなら、信じることさえ苦しいかもしれない
もうどうだっていいかな、なんて思ってしまって
それでも。
https://youtu.be/WdUBD5slEnc
「Nothing Special」MV
ぜひご覧ください
櫻坂46 中嶋優月 公式ブログより
それでは、少々長くなりましたが、今回はここまで。
今日も中嶋優月ちゃんと皆さんにいいことばっかりありますように🌻
See you soon…🌸
~お読みいただき、ありがとうございました。 多摩川車庫前、終点でございます。 ~
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