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書籍「良い戦略、悪い戦略」を読んで

狩です。

今日やっと「良い戦略、悪い戦略」を読み終えました。

読書初心者にはなかなかヘビーな量でした。

頭に残った事を話したいと思います!

アップルの全力節約

ビジネスの「イロハ」をシンプルに実行した、それが他では予想外の展開となったアップルの話。

アップルの話が序盤から始まる訳ですが、私もiPhoneユーザーなので興味が湧いた状態で読み始めました。

もうすぐで破産するタイミングでジョブズがCEOとなり、大方の予想では新製品の開発か他社との統合でした。

ですがアップル再生戦略として、何種類もあったPC、周辺機器、製造工場を一つに絞り、オンラインショップを作って販売店を通さない方法など、とにかく無駄な経費を削減。

これが他社にとってシンプルかつ予想外の対策でした。

要は全力で節約した。

と、私は捉えました🤭

無駄を省き、取り組む事に一点集中するのは、先日読んだ「エッセンシャル思考」とも繋がるな、という印象でした。

IKEAの鎖構造

IKEAは一般的な家具屋の経営手法をひっくり返した斬新なやり方で大きくなりました。

・販売員を少なくし販売カタログを置く

・自社でデザインした家具

・郊外の大型店舗ならではの在庫保有量

・製造から販売まで全てを管理するシステム力

これらを既存の家具屋がどれか一つ、二つ真似したところで効果は出ない。という話が面白いと感じました😲

販売員の代わりにカタログを置いただけでは何もならない。家具屋が自らデザインは出来ない。物理的な事を全て真似たとしても管理システムが出来てないと経営維持出来ない。

どれもが高い質で上手く連携して、初めてIKEAのような強い店が出来る。質の悪い連携では成り立たず、第二のIKEAのような店はまだ出ていないとの事でした!

現代ではニトリが近いのかな?

この色々な要素を連携させる戦略が印象的でした!

仮説で進んだ月面着陸計画

月面着陸計画として、まずは月面探査機「サーベイヤー」を開発する際、設計作業が全く進まなかった。

月の表面がどうなってるか分からなかったから。

月の表面は、地球のようになっていれば良いが、塵が集まったものかもしれない、岩石だらけかもしれない、鋭い結晶が集まったものかもしれない。

月の表面を知らないので、沢山の悪要因が懸念されて、一向に進まなかった。

そこで研究主任が提案した仮説は「砂漠」

この仮定を条件とした事により、一気に話が進み、結果的にこの予想が当たって月面着陸計画が大きく進んだとの事でした。

全く未知の事に取り組む時は、何かしらの条件を仮定しないと進みようがない。というのがなるほど納得でした。

戦略の基本構造

これは頭に残ってるというよりかは、覚えておかねばというものです。恐らくここに書き留めないと自分自身忘れてしまいそうなので書きます。🤭

基本構造

・診断

・基本方針

・行動

状況を診断して重要な問題を見つけ、その問題点にどう取り組むかの方針を示し、その方針を実行するための行動をする。

これを僕のダンススタイルに当てはめてみます。

・診断

ブレイキン、ハウス、ソウルダンスの要素を絡めた踊りをしたいが為に、それぞれが突出した実力になりづらい。同時進行だと、どの分野においてもトップクラス並みの実力になるには膨大な時間と練習方法、経験が必要になり、見てる側も何を踊っているのか混乱させてしまう可能性がある。

・基本方針

3ジャンルのうち、どれを主軸にするかを決めて、残りのジャンルをメインとなる踊りの引き立て役とする。

メインとなる踊りは、流れる音楽によって切り替えて対応していく。

・行動

FUNK、HOUSE、R&Bで踊りを切り替えて練習をする。3つ以外の要素は入れず、これらに集中する。バトルで認知され辛い為、動画コンテンツでダンススタイルを認知してもらう。


これで合ってるかは分かりませんし、ダンスはアートでどれが正解かは言えません💦結局は、自分の好きだと信じるスタイルを踊るのが1番ですね。笑

多分今までの話で言えば、「鎖構造」が当てはまると感じました。

言うなれば私のスタイルはIKEAスタイルです。笑

ダンスと戦略を結び付けるのは難しかったですが、経営戦略書としては勉強になるのではないでしょうか。

私はなかなか理解するには難しい内容でしたので、もっと人生経験・読書レベルがアップした時にこういう事かと思い出せたら良いなと思いました!

以上になります!

ありがとうございました!



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