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【一筆書き】ラリーガのロスタイムが長く感じる理由

深夜にプレイヤーが転んでばっかりの凡戦を見せられるのは、海外サッカー観戦におけるストレス・トップリストの一つではないでしょうか。挙句の果てにはロスタイム10分とか言われたら、もう画面に向かってヘビメタ級のシャウトを一つぶちかましてやりたくなるもの。
 私が応援するスペインはラ・リーガでは、プレイタイムが短いのでその分しっかりロスタイム長くする試みを一時期実行したのですが、ロスタイムがあまりにも長すぎて途中でうやむやになってしまいました。この辺の諦めの速さがとってもスペイン✰
 どんだけ酷かったのかAs紙がまとめていた記事を見つけたのでご紹介します。データは明示していないのですが、恐らく22-23か23-24シーズンのデータになることはご留意ください。

まず、スペインの平均試合時間をプレミアとフランスのリーグ・アンと比べてみると、やや長い。そして試合全体に占めるプレイ時間の割合(プレイ率)が低い。ただ、そこまで大きな差とは言えない状況です。

https://as.com/futbol/primera/laliga-en-la-que-mas-duran-los-partidos-y-menos-se-juega-n/

 が、しかし。これはあくまで「平均」を見たもの。審判によって判断の差が激しいのもスペイン名物。引退しましたがマテウ・ラオス氏のようにカード祭りを始めて、試合の主人公になってしまう人もいますからね。
 どんだけ差があるかというと、長かった試合ベスト1はヘタフェ対バルセロナ、試合時間115分54秒、スコア0-0こんだけ長々とだらだらと見せられて、まさかのスコアドロー。ヘタフェのレスリングサッカーにバルセロナの選手が芝のマットに沈められていくのを見ながら、「はて?WWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)とチャンネルを間違えたかな?」と思う試合でした。
 プレイ時間の短さではカディス対アラベス!105分もあるのに45m弱しかプレーしてない!降格してしまいましたが、カディスと言えば、欧州に君臨するカード王者の一人。同じく固いサッカーをするアラベスとぶつかった結果、史上まれにみるプレイ時間の短さを生み出してしまったわけです。

 何が言いたいかというと、町田ゼルビアなんて問題ないくらいやばいチーム(=ヘタフェ)がこの世に入る。ということです。なお、今季は昇格してきたレガネスが第二のカディスになりつつあるように見受けられるので、個人的には心配です。。とはいえ、こんな記録もサッカーの楽しみの方の一つ。本日も良いサッカー生活を!

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