
なぜ指導者なのに栄養学を勉強し栄養士と関わるのか
こんにちは、久々にnote書きます。
今回は普段とは少し違ってたまには指導者っぽいことも書こうかなと思います笑
僕のTwitterを見ていただいている方はわかると思うのですが、自分は指導者ですがトレーナー、栄養士の方々と関わることがとても多いです。
実際友達も結構増えました。
もちろん皆さんとは栄養士だから関わったとか仲良くしているわけではなく、それ以前に単純に人として仲がいい、関わりたいと思ったから関わっているという前提はあるのでそこはお忘れなく笑
それを踏まえて実際に栄養士の方と関わって指導者である自分にどのようなプラス面があったのかを共有したいと思います!(トレーナー編もやろうと思います)
①単純に栄養学に詳しくなり選手に対してより良いサポートができる
これは単純ですね、栄養学を勉強することによって仮にチームにいない場合は選手の栄養面は指導者が考慮するしかないので、その際に簡単な事でも知っておくと(シチュエーションごとに必要な栄養素、捕食の取り方、水分補給、増量減量等)、より選手の成長の手助けやパフォーマンスの維持ができるかと思います。
特にパフォーマンスが良くない選手がいた場合、その問題点がサッカー自体ではなく、栄養面に問題がありフィジカル的な部分に原因がある場合もあると思うのでより考えの幅が広がると思います。
また、チームにすでに栄養士の方がいる場合でも指導者が栄養学を基礎でも知っておけば、より話がスムーズに進む、内容の深い話し合いができる、相手が何をしようとしているのか、なぜしているのかが分かる、といったことがあるので栄養士の方との連携強化や、相互理解につながると思います。
相互理解という点はチームという組織を機能させる上でとても大事なことだと思うので、後にも書きますがここが一番自分が栄養士の方と関わることができて良かったなと思った部分でした。
②意外な問題点に気づく→結果効率的になる
監督がチームのスケジュールを立てたり色々な事を計画したりと、基本的にチームを運営するのは監督だと思います。
一見何の問題もなく運営できていると監督は思っていても栄養学的観点から見たら問題がある。
という場面もいくつかあると思います。
例えば、実際に講義の中で出た問題点として、チームとして二部練習を行う際、チームとしてのスケジュール的に一部練の後に捕食を入れるタイミングが無い。
ということもありました。
サッカーの部分だけに着目すれば二部練習の合間が多少忙しかったり、少し短くてもあまり問題はないかもしれません(疲労回復等のフィジカル的な考慮はもちろんされると思いますが)
あとは意外と練習後に食事を食べれない選手が多いという事実
これを聞いたときはびっくりしました。
やはり指導者は練習後にこういう物を食べた方が良いと伝えることはあっても、実際に選手がどのような食事を取っているかということにはあまり関与しないので完全に盲点でした。
こういった問題は栄養士の方と関わって話を聞いたり、栄養学を勉強することでしか見つけられない問題だと思います。
こういったところにもアンテナを張れるようになるのは良いことだと思います。
実際栄養士の方にサポートする際の悩みや難しい所を聞くと、以前は見ていなかった部分の問題が出てきたり、なるほど!となることが多かったです。
③より良いチームになれる
サッカーに限らず集団競技においてあるいは社会において一つの組織がまとまって一致団結することはとても大切な事だと思います。
それは選手達だけでなく我々サポートスタッフ陣にも言える事です。
指導者、トレーナー、栄養士の方々がお互いを理解しあって繋がることはより良いチームになるために大切だと思います。
栄養士の方と関わり、実際にお話を聞いたり、講義に出たりすることによって、栄養士の方々が日ごろどのような考えのもと行動しているのか、どんな思いを抱いているのか、どんな課題があるのか、という部分に触れることができました。
これは個人的に非常に大きなことでした。指導者に指導者あるある的な常識があるように、栄養士の方々にもそのようなものはあると思います。また学生特有のものもあると思います。
そういった栄養士事情を知っておくことは直接的に選手のサポートに関わるわけではありませんが、栄養士の方がそもそもどのような方なのかということを理解することに繋がると思います。
そしてこれはより良いチーム、より良い組織になるための一歩に繋がると思います。
こうしてより良いチームになれば私たちサポートスタッフ陣が最大限の力を発揮できるようになると思いますし、それができれば、選手達に最大限のサポートができると思います!
おまけ
最後におまけです
あくまで自分の感覚ですが栄養学は基礎であればおそらく解剖とかスポーツ科学より勉強しやすいと思います!
栄養学はビタミンとか身近に聞く物質が多いですし、解剖やスポーツ科学ほど複雑ではないと思います。
もちろん栄養学も簡単ではないのでしっかり勉強すれば難しいですが、ほんとに基礎的な部分は身近な物質がたくさん出てくるのでまだわかりやすいと思います!
是非指導者の方で興味のある方は栄養に関しても勉強してみてください!
【プロフィール】
2000.7.7生まれ20歳。将来は監督としてCL連覇を夢に活動中。上海に3年間の滞在経験があり、高校卒業後はイタリアへ、コロナの影響で現在は日本に帰国中。2021年9月より台湾へ留学し、2022年9月よりイタリアへ戻りペルージャ大学スポーツ科学部に入学予定。
現在は日本で語学やサッカー等の勉強をしながら、各種学生団体の運営や、サポートに携わっている。
まだ、現役としてプレーも続けており、ポジションはGK。
【所属】
〈現所属〉
若者応援情報サイトヒトトナリ 副代表
https://twitter.com/hitotonari_key?s=21https://twitter.com/hitotonari_key?s=21
NEST Football Coach Academy 代表
https://twitter.com/NESTfca?s=20
団体Hotalk共同代表
https://twitter.com/hotalk1229?s=20
よんはち 運営
https://twitter.com/challenge48h?s=20
団体Velis 運営
Management Zoom 運営
https://twitter.com/management_zoom?s=20
船橋ユナイテッド フットボールディレクターhttps://twitter.com/funabashiunited?s=20
DFL 共同代表
https://twitter.com/develo_official?s=20
〈指導歴〉
ACミランスクール佐倉 アルバイトコーチ(2019.2〜2019.8)
東京GKスクール アルバイトコーチ(2019.2〜2019.8)
船橋ユナイテッド フットボールディレクター (2021.2~)