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次男、ランニングに目覚める

今日の記事は次男が急にランニングに目覚めた話。
本題に入る前に、次男がどんな性格かを簡単に紹介する。

次男はまるで私をコピーしたような性格だ。

  • 他人からこれをやれと指示されることが嫌い

  • やらなくてはいけないことよりやりたいことを常に優先する。

  • 頭の回転が早く理屈っぽい

これは余談だけど、箱根駅伝が異様に好きで、録画した映像を飽きずに無心で見続ける変わった点も三兄弟の中で彼特有である。

さて、以前、ランニングに関する私の持論を記事にしたことがある。

この記事のポイントは、子どものランニングは手段(トレーニング)としてではなく、ランニングそのものを楽しむつもりで走るのが良いということ。

我が家は現在、シンガポールで生活をしている。
こちらの家の選定基準の1つは近くに公園があること。
住んでから分かったことだけど、この公園は毎週末の朝、ランニング(5km)イベントをやっている。
以前記事にも書いたけど、ランニングへ行くことを私は子どもに強制せず、走りたい人が走りたいペースで走る自主申告制を採用している。
申告制の結果、これまで、ランニングが比較的好きな長男が主な私のパートナーであった。
しかし、とある週から次男が自発的に「走りたい!」と申し出るようになった。

おそらく、彼の性格上、強制して連れて行ったら習慣化しなかったであろう。一方で一度楽しさを知ると習慣化するのは今のところ私の分析通りだ。

また、このランニングイベントの利点は順位やタイムを可視化してくれること。
ペースを知らずに最初にとばしてしまった一回目を教訓にして、二回目はペースを考慮したら記録が大幅に伸びた。定量性をもってパフォーマンスが測れる点は理屈っぽい彼の性格にうまくフィットした。

次男は本人の疲れ具合やその日の気分などにより、必ずしもランニングに行きたいというわけではない。でも、私の持論に基づくとそれで良い、いやそれが良い。
とにかくこの年齢で一番大事なKPIは継続力やタイムではなく、ランニングが楽しい、気持ちいいと思えるかだから。繰り返しになるがこれが私の一貫した子どものランニングに関する考えだ。

ちなみに、次男の変わっているもう一つのポイントがある。ランニング後の火照った体をシャワーで流す瞬間が気持ちいいらしい。 
多かれ少なかれ、それは彼のランニングに対するモチベーションになってるであろう。
走る意味に正解なんかないし、早起きして汗だくになりながら8歳にしては決して短くない5kmを完走し、シャワーを浴びるこの一連の流れが広義のランニングだとしたら目的化しているわけで、これはある意味で良いサイクルがまわりだしたと言える。

次男の今後に期待したい。

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