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クロアチア戦_スタメン願望

いよいよ史上初のベスト8がかかったクロアチア戦です。スタメンの願望を記しておきます。


クロアチアのフォーメーションの想定

クロアチアの基本フォーメーションは4-3-3。4-2-3-1になる場合もある模様です。

鍵となる選手はモドリッチ選手。バロンドールも受賞した世界最高峰の選手です。加齢と共に衰えているという噂もありますが、それでも世界トップレベルの選手でしょう。
モドリッチ選手はピッチを縦横無尽に動いてボールを奪い、受け、捌き、チームのリズムや決定機を作る選手です。自分でゴールを決めることもできます。この選手を抑え込み続けなければ日本の大きなリスクになります。

他にも中盤やWGに良い選手が居るようですが、あまり存じないため割愛。日本のフォーメーションを考えます。

スタメンの背景にある狙い

まずスタメンの前に4局面の守備とポジティブトランジションの狙いから。相手の強みを消します。

守備の狙い:マンマークとハイプレス

  • 中盤はクロアチアの3枚と同数にしてマンマーク。モドリッチ選手をフリーにさせないようにしつつ、クロアチアの強みである中盤を機能させない。そのためにも守備強度の高い選手を中盤に選ぶ

  • 前線も同数に近い形にしてハイプレス。出来れば前でボールを奪う

  • 必然的に最終ラインも同数に近い形になる。そのために1対1に強い選手を入れる

  • 日本の右サイドには守備ができる選手を入れる。力がある相手のLWGを抑え込む

  • 難しい場合はリトリート。相手の中盤とWGを消しつつ、突破力のあるクロアチアのWGに良い形でパスが入らないようにする

ポジティブトランジションの狙い:瞬足CFをサイドに走らせてクロス

  • 一気に前へ運ぶ。瞬足CFを特にサイドに走らせる

  • そのままサイドを持ち運び、中盤から上がってきた選手にクロスを入れる

マンマークのための3-5-2

上記を実現するために以下の3-5-2を選びました。

WBと前線の2枚の選手で4バックへハイプレスをかけます。

日本が普段守備時に使用している4-4-2は中盤でマンマークしにくいため採用しませんでした。とにかくクロアチアの中盤とWG、特にモドリッチ選手を如何に抑えるかが鍵になってくると思います。

三笘選手は左WBでスタメンです。長い時間、相手の脅威になってもらいます。遅れて投入するとコスタリカ戦のように間に合わずに負けるリスクもあります。
三苫選手を温存したい場合は相馬選手にします。

右WBは力がある相手のLWGを抑え込むために守備的な長友選手です。

残りの4局面の狙いです。

攻撃の狙い:久保選手と三笘選手の個人技でサイド突破

  • 3バック、2ボランチ(RDH, LDH)、WBで上手くボールを回す。パスの受け手も出し手も多いのでパスが回しやすくなるはず

  • 相手のDFライン近くまで到達したら右サイドでは久保選手、左サイドでは三笘選手を中心に攻める。彼らの個人技を生かして突破し、クロスを上げる

  • ニアにはCFを、ファーには逆サイドのWGを、更にその手前には鎌田選手と守田選手を走り込ませる。空いた選手にクロスを入れてシュート

ネガティブトランジションの狙い:失った位置によって変える

  • 高い位置で失った場合は基本的にゲーゲンプレスで即時奪回

  • 低い位置で失った場合はディレイを優先してリトリート

リスク対応

2トップだと普段と違うためプレスをかけにくいリスクがあります。その場合は3-4-2-1の2シャドーにします。

また、ハイプレスの中でクロアチアのWG + CFと日本の3バックを同数にするのはリスクが大きい可能性があります。クロアチアのWGに突破力があるためです。
その場合は伊藤選手をLSBに回した4-2-3-1に変更し、同じサイドのCBとSBで相手のWGを見る形にします。

そもそもハイプレスが効かないならリトリートです。

スペイン戦と同じく上記のようなことにはならないと思いますが、考えるのは楽しいな、と思います。

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