記事一覧
【レビュー】パリ五輪サッカー決勝スペイン対フランス 戦術変更で挽回したフランス
パリオリンピックサッカーの決勝はスペイン対フランスの好カード。金曜夜の試合でしかも眠れなかったこともあって観戦したのですがとても良い試合でした。振り返って行きます
まずは基本フォーメーションから。フランスは442の中盤ダイヤモンド型、スペインは433と4231を可変させるフォーメーション
フランス優勢だった前半序盤右サイドのポジションチェンジでスペインのハイプレスを回避
スペインの戦い方は今
【レビュー】EURO2024決勝 イングランド対スペイン後半 非ハイプレスサッカーの限界か
前の記事に続いてEURO2024決勝の後半を振り返ります。後半は大分オープンな展開に
攻撃時に3バック化するようになったスペイン後半開始時にまさかのロドリ選手の交代。どうやら前半の最後の方に怪我したようですね。ブスケツ選手の後継者とも言われるスビメンディ選手が入ります
このためかスペインの攻めは若干変化します。ボランチのスビメンディ選手やファビアンルイス選手がDFラインに降りて3バック化しがち
【レビュー】EURO2024決勝 イングランド対スペイン前半 スペイン対策の4バック
予想以上の好試合となりつつあるEURO2024決勝。リアルタイムで戦評を書いてみます。まずは前半をさっくり振り返ります
まさかの4バックを敷いたイングランドスペインは普段通りの4-2-3-1、イングランドはまさかの4バックでスペインと同じ4-2-3-1
ロドリ選手にボールを出させないイングランドイングランドは比較的前目からプレス。ただし、何より重視するのはロドリ選手にボールを出させないこと。フ
EURO2024ドイツ対スペイン 凄まじい強度と勝負の分かれ目
開催国ドイツ対スペインの試合。下馬評通りの素晴らしい試合で、凄い試合を見たなという感じでした。以前にチャンピオンズリーグは違う競技という日本代表選手の話が話題になりましたが、それを感じさせるレベルの凄まじい強度。詳細に振り返ります
まずは基本フォーメーションから。両チーム守備時は4-2-3-1で攻撃時に可変します
似た戦術を取った両チーム両チームの戦術には共通点が多く見られました。ただ、細かな
W杯決勝後半以降_互角に持ち込んだデシャン監督の采配
W杯決勝の考察続きです。前の記事で前半はアルゼンチンの狙いが嵌まったことを話しました。
問題点を徐々に潰したデシャン監督選手交代で徐々に戦況が変化します。一つずつ振り返ります。
前半の2枚替え:インテンシティを高め、劣勢の右サイドを持ち直す
何と前半で2枚替え。これ以上点を取られると不味いと思ったと思われます。身体能力も守備のインテンシティも高い選手を入れてきました。
デンベレ選手とジルー
W杯決勝前半_狙いが嵌まったアルゼンチン
W杯決勝、素晴らしかったですね。メッシの戴冠も感動的でしたが、試合が劇的に動き過ぎて何度も感情が揺さぶられました。
あまりにも良い試合だったので記事を書くことにしました。
まずはフォーメーションから。
アルゼンチン(赤):4-3-3
守備時もほぼ4-3-3。押し込まれた場合だけ4-4-2になる
フランス(青):4-3-3/4-2-4
攻撃時はグリーズマン選手(青のRIH)が前目にポジシ