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『主体性』を育む

子どもが成長していくためには、主体的に行動していくことは欠かせません。では、子ども達はどのようにして、主体的に行動するようになっていくのでしょうか?鍵は、自分から『問い』が発せられるかにあります。

周りを見て学習して行動していく

7〜8歳を連れて試合へ行く道中、サービスエリアで昼食。

サービスエリア内で7〜8歳の『主体的行動を促して』観察してみる。3人組のチームを作って一言、

「ここでご飯食べるから、どう行動するか?どうした方がいいか?全ては3人で助け合って、行動して!」と伝えると

「食堂内は、騒いだらあかん!」とさっきまで興奮状態で騒いでいたのに、自分達で行動開始。

注文方法が、食券のシステムと気づくまでは時間かかりましたが、

お互いに注文の仕方を教えたり、お釣りの取り忘れを教えたり、番号が自動で呼ばれるシステムで互いに番号を気にしたり、チームの分の水を取りに行ったり、食べにくかったら取り皿を探しに行ったり・・・

見守っているだけで、全て行動していく。

子どもは、大人が手間掛けず見守ってあげれば、全ての子が

『周りを見て学習して行動していく』


行動の決定権があるから主体的行動

『行動の決定権が自分にない・・・』と思うと、人は受動的になり考えなくなる・・・

最初は考えて行動しようとしても、大人が”正しいことを正しく伝えてくる”から、考えることをやめてしまう・・・

「静かに」「並ぶ」「お水とってくる」・・・etc 

そして、ひとつひとつ行動を促さなければ、行動できなくなる・・・

でも、

『行動の決定権が自分にある!』と思うと、突然考え、主体的に行動し始める。

「何食べよう?」「どうやって注文するの?」「お水は?」・・・etc 

自分で自分に『問い』を発し始めると、『考え』始める。

最後は机も拭いて、椅子も直して、集合してくれました。


自分から良質な『問い』を発するように

人が考え行動するのは、

「自分はどうしたい?」「どうすればできるか?」と、自分に『問い』を発するから考えるようになる。

教え込んで管理するのでも・・・

放任するのでもない・・・

良質な『問い』を自分から発する手助けをすれば、7〜8歳の子ども達でも、自分で行動します。

サッカーも、そういうスポーツ。

「どう点とるか?」「どう崩すか?」「どう騙すか?」「どう奪うか?」「どう守るか?」・・・etc

瞬時に、自分から良質な『問い』をどれだけ発っし、『考え』『行動』するように育てるか!?


自分で自分に『問い』を発し始めると、『考え』『行動』し始める



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