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【足クサ率が高い】のは長時間通勤者!~足臭はまじめな人ほどきつくなる~

<都内通勤者の「通勤電車の乗車時間」と「足のニオイ」に関する調査>
毎年恒例の人気調査「住みたい沿線ランキング」別の「足クサ率」も発表!

2018年3月2日(金)~3月7日(水)の6日間、一都三県在住で23区内に通勤する20歳~49歳の男女300人を対象に、通勤ストレスと足のニオイに関するインターネットリサーチを実施いたしました。


【調査背景】

春は新生活や環境変化で緊張やストレスが多い季節。満員電車での通勤時間が長い人はなおさらです。仕事で歩き回り、混雑した電車で踏ん張って、足はヘトヘトに疲れていても、外出先で靴を脱いでリラックス、ということもなかなかできません。帰宅して靴を脱ぎ、一日がんばった自分の足のニオイに驚く方もいるのではないでしょうか。

今回は片道の通勤電車乗車時間別に「通勤にストレスを感じるか」や「足クサ自覚」などをお聞きし、通勤ストレスと足のニオイに関する調査を行いました。


【調査概要】

・ 調査の方法:インターネット調査
・調査の対象:一都三県在住で東京23区内に勤務する20歳~49歳の有職者男女、 住みたい沿線ランキング上位10路線を通勤に利用する方
・有効回答数:300人(通勤の片道電車乗車時間:15分以上30分未満/30分以上1時間未満/1時間以上で各性別50サンプルの均等割付)
・ 調査実施日:2018年3月2日(金)~2018年3月7日(水)


【調査結果】

春にストレスを感じやすい人は半数以上。ストレス要因は「通勤混雑激化」

Q1. あなたがストレスを感じやすい季節をお答えください。(複数回答)【N=300】

■半数以上が春にストレスを感じる。女性では6割以上が春にストレスを感じると回答。

ストレスを感じやすい季節を複数回答で聞いたところ、「春」と回答した方は全体で 54.7%と、半数以上の方が春にストレスを感じやすいことがわかりました。女性では6割以上が回答しています。
また女性は男性に比べてどの季節でもストレスを感じやすいようです。


Q2. 前問で、【ストレスを感じやすい季節】として「春」と回答した方にお聞きします。あなたが春に感じるストレス要因をすべてお答えください。(複数回答)【N=164】

■春ストレスの要因1位は「通勤の混雑激化」!乗車時間が長いほど回答割合が高い。

春にストレスを感じると回答した方にその理由をお聞きしたところ、春のストレス要因 1 位は「通勤の混雑激化」となりました。通勤電車の片道乗車時間で比較すると、乗車時間が長くなるほど多く回答しています。

春は新社会人や新入生や増え、新年度に合わせた引っ越し等も多く乗客が様変わりします。普段に増して通勤電車の混雑が激しくなり、ストレスを感じる方が多いようです。


通勤ストレスからの解放、「時差出勤」「リモートワーク」を望む人多数!

Q3. あなたは通勤にストレスを感じますか。(単数回答)【N=300】

■乗車時間が長いほど通勤ストレスを感じている

通勤にストレスを「感じる」「まあ感じる」を合わせた割合は乗車時間が長いほど多く、「30 分以上1時間未満」で75.0%、「 1時間以上」で79.0%が通勤ストレスを感じると回答しました。

ストレスを感じる理由を見ると、満員電車そのものや遅延によるストレスのほか、混雑した車内でのスマホ操作、乗換時の歩きスマホなどマナーを守らない乗客にイライラするという回答が目立ちました。また読書などもできないほどの混雑で時間がもったいないという人や、すし詰めの車内での人のニオイにストレスを感じるという方も多くいました。


Q4. あなたは仕事にストレスを感じますか。(単数回答)【N=300】

■乗車時間が長い人は仕事でもストレスを感じている

仕事にストレスを感じるかをお聞きすると、乗車時間「1 時間以上」の 58.0%が「感じる」と回答しました。「まあ感じる」を合わせると 85.0%が仕事にストレスを感じると回答しており、乗車時間が長い人は通勤ストレスだけでなく仕事のストレスも感じやすいことがわかります。


Q5. あなたは自社の「働き方改革」として「時差出勤」を導入してほしいと思いますか。 (単数回答)【N=245】

※時差出勤とは、通勤ラッシュを避けるなどのために始業・終業時間をずらして働くこと。

■通勤ストレスを感じる人の6割以上が、働き方改革として「時差出勤」導入を希望

日々通勤ストレスを感じている人は、通勤に関わる「働き方改革」についてどのように感じているのでしょうか。すでに自社に導入されている方を除いて、「時差出勤」を導入してほしいと思うかお聞きすると、通勤ストレスを感じる人ほど「導入してほしいと思う」の回答割合が多い結果となりました。就業時間をずらして通勤ラッシュを避け、満員電車のストレスから解放されたいと思う方が多いのでしょうか。


Q6. あなたは自社の「働き方改革」として「リモートワーク」を導入してほしいと思いますか。 (単数回答)【N=258】

※リモートワークとは、自宅やカフェ、コワーキングスペースなどオフィス以外の場所で働くこと。 「テレワーク」とも言う。

■通勤ストレスを感じる人の5割が、働き方改革として「リモートワーク」導入を希望

同様にすでに導入されている方を除いて、働き方改革として「リモートワーク」を導入してほしいと思うかお聞きしました。【時間】に関する「時差出勤」と比較して【場所】に関する「リモートワーク」導入希望の割合は全体的に低いものの、通勤ストレスを感じる人の半数以上が「導入してほしいと思う」と回答しました。

リモートワークのルールは企業によって異なりますが、社外での出退勤が可能な場合、朝の電車遅延の際に外で業務開始できたり、大幅なダイヤ乱れが予想される台風や大雪の時はオフィスに向かわなくてもよかったりなど、通勤に関して効率的な面があります。通勤時間を無駄と感じる人にとってはストレス軽減になるのではないでしょうか。


通勤ストレスが「足クサ」原因になっていた!?

Q7. 【乗車時間別】あなたは帰宅後に自分の足がクサいと感じることがありますか。 (単数回答)【N=300】

■乗車時間1時間以上の女性の3人に1人が「ほぼ毎日足クサ」。

帰宅後に自分の足がクサいと感じるかの「足クサ自覚」についてお聞きしたところ、「ほぼ毎日ある」と回答した割合が最も多いのは【片道乗車時間1時間以上の女性】36.0%でした。「時々ある」を合わせると7割以上が足クサを自覚しています。女性の場合、不安定なハイヒールで通勤することも影響するのかもしれません。


Q8. 【通勤ストレス度別】あなたは帰宅後に自分の足がクサいと感じることがありますか。 (単数回答)【N=300】

■通勤ストレスを感じる人の7割以上が、足クサを自覚

通勤ストレス度別に「足クサ自覚」を比較すると、「ほぼ毎日ある」「時々ある」を合わせた割合は通勤ストレスを感じる人ほど多い結果となりました。とくに「ほぼ毎日ある」はストレスを「感じる」と回答した方が最も多く34.2%となりました。


意外?納得? 足クサ率が高いのは「まじめ」な人!

Q9. 【性格/傾向別】あなたは帰宅後に自分の足がクサいと感じることがありますか。 (単数回答)【N=195】

■まじめな人は足クサ率が高い?

帰宅後に自分の足がクサいと感じることが「ほぼ毎日ある」「時々ある」と回答した方にご自身の性格や傾向をお聞きすると、ダントツで多い回答は「まじめ」で、半数以上の 50.8%となりました。なにごとにも一生懸命に取り組み、通勤電車でもマナーを守る「まじめ」な性格の人はストレスを感じやすく、足のニオイとなって表れてしまうのかもしれません。


【まとめ】

■調査で分かった「通勤時間」と「足のニオイ」の関係

・乗車時間が長い人は「通勤ストレス度」も「仕事ストレス度」も高い。
・通勤や仕事のストレスが足のニオイに関係している!?


「足クサ」率ワースト路線は、住みたい街の定番・吉祥寺を擁する「中央線」!

【通勤利用路線別】

Q10. あなたは帰宅後に自分の足がクサいと感じることがありますか。 (単数回答)【N=193】

■人気路線の見る目が変わるかも?!憧れのあの路線は「臭勤電車」?

毎年恒例の「住みたい街ランキング」の「沿線別ランキング」TOP10 の路線を通勤で利用する方に「足クサ自覚」をお聞きしました。その結果、帰宅後に自分の足がクサいと感じることが「ほぼ毎日ある」「時々ある」を合計した「足クサ」率が最も高い路線は「JR 中央線」82.5%となりました。

JR 中央線はベッドタウンの多摩地区と新宿・神田・東京といったビジネス街とを結ぶまさに通勤電車。混雑率や遅延率の高さでも知られます。さらに住みたい街の上位に君臨する吉祥寺駅を擁する路線です。足クサ率ワースト3は「JR中央線」82.5%、「 JR山手線」77.0%、「東京メトロ銀座線」71.4%と、いずれも都心を走る路線となりました。憧れの人気路線も通勤はハードなのかもしれません。


通勤時間の長い人、まじめな人は「足のニオイ」がきつくなりがちという傾向が表れた今回の調査。
医学博士で五味クリニック院長の五味常明先生に調査結果について考察いただきました。


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