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仕事中の私語、注意する? それともしない?

会社で作業をしている時、つい周囲の人と話をしてしまうことってありますよね。
特に単調な作業の繰り返しをしていて、目と手と口がバラバラに動かせる状態の時。
でも周囲から見ると、ペチャクチャ喋っているから仕事をしていないように見えてしまう。
そういう状況に直面した時、あなたならどうしますか?


手が動いてたらOK

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仕事中の私語に関しては、私は手が動いてたらOKという判断です。
一言も話をせずに黙々と作業をする現場なんて、恐ろしくてやってられません(笑)。
かと言って、口ばかり動いて手が動いてなかったら、生産が進みません。

だから、生産が前に進んでいるのであれば、仕事がこなせているのであれば、私語OKが私のスタンスです。
それに私語禁止にしちゃうと『聴く』ってことをやめちゃう人が出るので、これを避けるための処置でもあります。


手が止まってたら容赦はしない(笑)

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但し、手が止まっているのに対しては、厳しいです(笑)。
先日もちょっとあったんですが、それを見つけた瞬間に
「それは今、話さなならんことか! 今すぐやらなならんことか!?」
とかなり大きな声をわざと出しました。

その後は、一日静かでしたね(笑)。
翌日には元に戻ってましたが・・・( ;´Д`)。

まぁ、それをチェックし続けるのが管理職ってヤツです。
最終的には仕事をこなせているか、否かですから。

一応、お客様や会社の偉いさんが来る時は、朝礼で話をして注意してもらうようにはしますけど(笑)。
普段は、そんなに締め付けないようにしています。


人それぞれペースがある

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その人の歩幅が決まっているように、その人にとってのペースがあります。
黙々と作業をする人。
自分のリズムで作業をする人。
ブツブツと言いながら作業をする人。
本当に様々です。

今まで見てきた人の中には、BGMがあった方が早い人もいました(笑)。
さすがにそれはマズイので、ダメって言いましたけど、本当にイヤホンしてる時の方が早かったんです。
まぁ、倍以上の早さになるなら、イヤホンを認めても良かったんですが、そこまで早くはなりませんでしたから、ダメって言いました(笑)。

ある時、たまたま上司が現場に来て、その時一人の作業員がアレコレと喋ってたんです。
で、黙らせろと。
仕事は黙々とするもんだというわけです。
その時私は、アレがあいつのペースだから、黙らせる必要はないと反論しました。
実際、そのように作業していて、その現場の稼ぎ頭なんだから、結果を出しているんだから、それをやめさせる理由がないと反論したわけです。

上司もまさか反論されるとは思っていなかったらしく、驚いて帰って行きましたが、何でもかんでも禁止というのは好きじゃないし、結果(成果)が出ている以上、それがその人のペースであるならOKにしています。

あまりにも酷い時(手が止まる時や、声が大きい時)は、さすがに止めますけどね(笑)。


ダメと言うより、イイところを伸ばす

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会社には色んな人が来るので、欠点を修正するよりも、長所を伸ばした方がイイ場合が多いです。
同じような社員ばかりだと、視点も同じになりがちで、なかなか成長しません。
でも毛色の違う、個性の違う人がいると、そこが起点になって変わっていくんですよね。

異物が混じると変化が起こるので、それがイイ刺激になるわけです。
ただ、そこをどれだけ調整できるかが、管理職の仕事にもなります。
全体のバランスを崩すような異物は、さすがにヤバいので(笑)。

日本の企業は画一的な面がありますが、一流の企業にはやっぱり個性豊かな人がいます。
エネルギッシュで、パワフルで、しかも個性的で、でも社会人として1本筋が通っていて。
そう言う人に何人も出会って、やっぱり横並びで、会社のいうことを聞いてるだけじゃダメなんだと思うようになりましたね(笑)。

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