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利益を出したければ○○にこだわれ!

 会社でも社内の部署でも、利益が出ているか否かを簡単に見極める方法があります。

 これは製造業だけでなく、あらゆる業種に共通して言えることです。最近流行りのDXにも言えることだったりします。

 そのことを本日はお伝えしようと思います。


自分の体に当てはめてみよう画像1

 利益が出ていない = 赤字であるということは、企業や部署として健全ではないということができます。

 人間の体で言えば、健康ではなく、病気だったり、病気ではないにしろその予備軍(メタボ)であることは間違いないでしょう。

 日本人の3大死因は【ガン】【心疾患(心筋梗塞)】【脳血管疾患(脳卒中)】ですが、この内【心疾患】と【脳血管疾患】は、血管に血栓ができることで起きる病気です。

 つまり血管内に流れの悪い箇所ができて、それが原因で病気になる訳ですが、利益が出ていない企業や部署にも同じことが言えるのです。


Flow(流れ)こそ全て

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 利益が出ていないところは、総じてFlow(流れ)が悪いです。

 これに関しては、例外はないと言っていいでしょう。

 最初にも言いましたが、これは業種に関係なく言えることができます。

 例えば上のイラストですが、ここに描かれているフローをあなたはどう見るでしょうか?

 私の意見を言うのなら、こんなFlowで仕事をしていたら、時間がかかりすぎて、儲けなんて出るわけがありません。

 例えばイラストの左下。矢印が上下でぶつかっていますが、ここでは間違いなくモノや情報の停滞が起こるでしょう。

 このような差し戻しの工程があること自体が問題で、このFlowのまま仕事を始めるのではなく、この工程をスムーズに流れるようにすることが大事なのです。

 また、イラストの右半分はループを描いています。

 様々な工程を経ており、流れがあるように見えますが、実際にはゴールに辿り着くのはごく一部でしかない(実際に下に降りる箇所は1か所だけ)としたら、このループの中ではモノや情報が滞るに違いありません。

 そうなれば、間違いなくそこでのコストがかかりすぎて、利益が出ない原因になってしまうのです。


利益を出すための第一歩はFlowの【見える化】

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 人間は面白いもので、目に見えないものは認識することができません。

 例えば、私たちが生きるために不可欠な酸素がそうです。

 知識としては空気中に酸素があることは知っていますが、それを意識し認識しているわけではありません。

 知識としては知っていても、目で見て確認しているわけではないので、空気中にある酸素を認識することはできないのです。

 別の例を挙げるなら、人間のDNAがそうです。

 DNAは、人間の体の設計図と言えるものですが、昔はそんなものがあるとは誰も思っていませんでした。

 でも、科学技術が進化し、人間がミクロの奥にあるナノの世界に足を踏み入れられるようになって、細胞の中にDNAという設計図があることを発見したわけです。

 DNAを発見したことにより、人間工学は飛躍的に進化しました。

 それは今まで見えなかったDNAが見えるようになったからであり、DNAを認識できるようになったからです。

 利益が出ない企業や部署にも同じことが言えます。

 利益が出ない時、一番にやるべきことは、その原因となっているところがどこかを探さねばならないということです。

 今まで見えなかった酸素やDNAを見えるようにする必要があるのです。

 一番の特効薬は、Flow(流れ)の見える化です。

 フローチャートを書いて確認するも良し。

 実際にモノや情報を流してみて、滞る箇所を確認するも良しです。

 利益が出ないのなら、まず利益が出ないようにしている箇所(ボトルネック)を特定することが、何よりも重要です。

 そのボトルネックを特定するのに一番有効な方法が、フローの見える化なのです。

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